文学部Faculty of Letters
PSY300BG(心理学 / Psychology 300)研究法Ⅰ(4)Research Practicum I (4)
福田 由紀Yuki FUKUDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A3646 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 心理学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
Course outline:The purpose of this course is to learn how to conduct psychological research.
Learning Objectives:By the end of the course, students should be able to do the following:
-A. make one’s research plan
-B. carry it out
-C. analyze it appropriately
Learning activities outside of classroom:Before/after each class meeting, students will be expected to have completed the required assignments. Your study time will be four hours for a class.
Grading Criteria:Your overall grade in the class will be determined based on the following: presentation: 40%, comment for the presentation of other people:20%, in-class contribution: 40%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、演習Ⅰと演習Ⅱで習得したことをふまえて、実際に実験・調査実施のための計画を立て,実施し,分析することが目標です。心理学は実証科学です。自分の興味をどのように実験や調査に持っていくのか?!そこが研究のポイントです。自分の興味にあったテーマについて研究の「いろは」を体験しましょう。
到達目標Goal
*3年生:実際に実験を行い,分析し考察し,発表を行う。この一連の過程により,研究における注意事項を確認できるようになる。また,様々な装置を用いてその使い方を知る。そして,4年生の発表に対して積極的に聴くことにより,自分の研究テーマを絞り込んでいく。
*4年生:3年時に蓄積した先行研究の知見をさらに発展させる。そして,目的にあった研究を自分自身で計画し,実施し発表する。その結果,一人で問題を発見し,それを解決できるようになる。また,自分の研究を発表することにより,よりよいプレゼンテーションができ,わかりやすい文章を書くことができるようになる。
*共通の目標:論文として的確な文章を書ける。また,授業中,みんなの前で発表したり,それに対してクリティカルな意見を発言したり,他者が書いてきた文書をピアレビューしたりする。その結果,他者の仕事(発表・文書)に対して,建設的なアドバイスができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
3年生と4年生による協同学習を目指した合同授業です。両学年とも自分の研究を個別に発表したり,それぞれが書いた文書を推敲したりする方式が中心となります。その際,他の人の発表や抱えている問題点を自分自身の問題として受けとめる姿勢を持って下さい。具体的には,発表者が抱えている問題のうち自分にも当てはまることがないだろうかかという態度で注意深く聞き,分からないことの質問や発表者の発表内容に対するコメントを積極的に行ってください。特に,研究計画書の書き方,発表の仕方,論文の書き方などは全員に共通する課題なので,お互いの発表・発言を生かしてよりよいものを作り上げる努力をしてください。
また,Hoppii を通じて,授業の前に提出した事前課題に関しては,授業中に,全体に対してフィードバックを行います。
さらに,COVID-19感染症蔓延状況に応じて,オンライン授業に変更される回もありますので,Hoppiiからのお知らせに注意して下さい。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
授業の進め方とアジェンダの確認。卒論の概要説明。
第2回[対面/face to face]:発表スキル1・文章力1アップ
PPTを使った自己紹介,文章力アップ1のピアレビュー。
第3回[対面/face to face]:分析力1・文章力アップ2
分析や結果を表現するための表計算ソフトの習得と確認,文章力アップ2のピアレビュー。
第4回[対面/face to face]:分析力2・文章力アップ3
分析ソフトの習得と確認,文章力アップ3のピアレビュー。
第5回[対面/face to face]:研究力1・発表スキル2アップ
3年生:眼球運動測定装置の講習。
4年生:研究の進捗状況の発表。
第6回[対面/face to face]:研究力2・文章力3アップ
3年生:種論文の発表1。
4年生:3年生へのアドバイス。Touch & Go!
第7回[対面/face to face]:研究力3・発表スキル4アップ
3年生:種論文の発表2。
4年生:3年生へのアドバイス。
共通:コメントシートの修正のピアレビュー。
第8回[対面/face to face]:研究力4・文章力4アップ
実験・調査前後に作成する書類の書き方のコツの講習。
文章力アップ4のピアレビュー。
第9回[対面/face to face]:研究力5・発表スキル5アップ
3年生:研究の構想発表1。
4年生:3年生へのアドバイス
第10回[対面/face to face]:研究力6・文章力5アップ
倫理申請書類の書き方のピアレビュー1:研究計画申請書,同意書。
第11回[対面/face to face]:研究力7・文章力6アップ
倫理申請書類の書き方のピアレビュー2:デブリーフィング用紙,参加者募集のちらし。
文章力アップ5のピアレビュー。
第12回[対面/face to face]:文章力7アップ
やり取りのある文章の書き方講習会
第13回[対面/face to face]:文章力8アップ
段落とは何か?の講習会。
文章力アップ6のピアレビュー。
第14回[対面/face to face]:研究力8・文章力9アップ
序論のピアレビュー。
Touch & Go!
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回,発表や作業があります。授業計画に沿って,事前の課題を行い,自分の発表の準備と他人の発表資料を予習し,コメントを考えてくる。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。
参考書References
適宜,授業時に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
自分が発表するのは当然ですが、毎回授業に参加し発表者に対してコメントすることも重視します。評価は発表40%とコメント20%,事前の課題提出40%によって決められます。発表は,わかりやすく的確に説明することが求められます。また,コメントは発表者に資するような建設的な意見を述べることが求められます。演習なので必ず出席してください。特に、自分の発表時に絶対に!欠席しないこと。やむを得ず欠席する場合には、事前に福田に連絡して下さい。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「工夫していた」100%,「授業を受けてよかった」が約9割の方が回答してくれました。ありがとうございます!!「週2時間以上3時間未満」が5割。時間がすべてではありませんが,この授業はやればやるほど学習効果がありますよ。2年続きの文章力アップの課題は,2年目に初めて気がつくこともありそうです。また,○○スキルアップと銘打って授業を進行していることも評価されました。続けていきますね。皆さんのプレ卒論・卒論がとても楽しみです。
その他の重要事項Others
授業の運営方針や発表順の決定などをしますので、受講者は初回の授業に必ず出席してください。実験・調査の内容は福田の守備範囲である言語心理学や教育心理学関係だとより詳細な指導が受けられると思います。また,この科目は3年次生と4年次生の合同授業となります。重複履修を原則としていますので,3年次と4年次には同じ教員の研究法Ⅰ・Ⅱを受講してください。