文学部Faculty of Letters
PSY200BG（心理学 / Psychology 200）演習Ⅰ（２）Seminar on Psychology I (2)
渡辺 弥生Yayoi WATANABE
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A3628 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 心理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
・The aim of this course is to learn some basic rules concerning how to conduct literature searches, the structure of research articles, and
how to use technical terms, with the ultimate goal of being able to
write research papers in the field of psychology.・
・The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
・It is necessary for students to (1)present their own assigned papers, (2) to attend every class and (3)provide comments, opinions to the presenters.
・Grading will be based on the assumption that students should attend at least two-thirds of the class sessions to receive credit, and 40% of the credit will be given to students for their participation (opinions, questions, etc.). The overall evaluation of the Japanese paper will be made up of 30% for the presentation of the resume and participation in the discussion, and 30% for the English paper (PowerPoint presentation, resume, and participation in the discussion).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
心理学分野で研究論文を書くことができることを目標に、文献検索のしかた、論文の構成、専門用語の用い方、文献の書き方など基本的ルールを学びます．また、データに基づき論証するテクニックまで、優れた和文および英文の文献を用いて具体的に学びます．さらには、理解した内容をレジュメにして、プレゼンテーションし討論する力も養います．
到達目標Goal
具体的な目標として、
（１）研究に必要な論文を検索する力の獲得
（２）論文の構成や約束ごとを理解する。キーワードなどで専門的に検索するスキルを獲得（３）論文の内容を理解し、論理的また批判的に読む態度を身につける．
（４）論文を書く際に倫理的に留意する点や、書く上でのルールを理解する．
（５）レジュメをもとに、発表し討論するスキルを獲得する．
以上、一連の基本的な研究プロセスを繰り返し体験しながら、研究に必要なこれらの技能の習得を目指します．
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
査読論文を全員が読み、論文の読み方やデータの解釈の仕方などを学びます．図書館で検索のスキルを学び、自分の関心のある領域の論文を探したり、情報を得るスキルを獲得します．研究論文を書く上での倫理的な規定や、書き方のルールについて理解します．日本語論文については、レジュメを用いて発表し、英語論文については、レジュメを書くことで内容を把握し、クラスではパワーポイントのスキルを駆使して発表します．作成したレジュメは提出します．授業内に図書館利用ガイダンスを利用します．アクティヴラーニングをできるだけ取入れます．課題の
フィードバックは、学習支援システムを通じて行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
全体計画と進行の紹介
＊和文はあらかじめ教員側が選んでおいたものを配布しておく．この回で、和文や英文を発表する順番を決定しておく．
第2回[対面/face to face]：論文の種類の説明、
論文の構成1
論文の構成についての説明（題名・キーワード・抄録、問題提起、方法、結果、考察の書き方など）
第3回[対面/face to face]：文献検索１
図書館を利用しての検索
（ただし、図書館のガイダンスがこの回になるか明確でない．）
第4回[対面/face to face]：文献検索２
教員による専門的検索の説明
教員側から、さらに、検索に関するスキルを説明する．
第5回[対面/face to face]：レジュメの作り方の説明
研究論文を読んだあとの、レジュメの作成のしかたとポイントを解説する．
第6回[対面/face to face]：日本語論文の個人発表１
発表の仕方や質問の仕方を学ぶ。質問が活発になるよう、コメントシート、リアクションペーパー、パートナーやグループワークを入れてもよい．（日本語論文においてはレジュメのみとする．）
第7回[対面/face to face]：日本語論文の個人発表２
発表の仕方や質問の仕方を学ぶ
（レジュメのみ）
第8回[対面/face to face]：日本語論文の個人発表３
発表の仕方や質問の仕方を学ぶ（レジュメのみ）
第9回[対面/face to face]：日本語論文の個人発表４
発表の仕方や質問の仕方を学ぶ
（レジュメのみ）
＊英語論文の選択を次回迄に決めるよう求め、適当な英文を選択しているかを確認する．
第10回[対面/face to face]：フィードバックとパワーポイントスライドのつくりかた、発表の仕方
日本語論文の発表についてのフィードバックと英語論文の発表のために必要なことを説明。パワーポイントのスキルを教える．
第11回[対面/face to face]：英語論文１
発表（パワポによる発表）
レジュメの提出．
第12回[対面/face to face]：英語論文２
発表（パワポによる発表）
レジュメの提出．
第13回[対面/face to face]：英語論文３
発表（パワポによる発表）
レジュメの提出．
第14回[対面/face to face]：全体統括
文献検索、日本語論文・英語論文の発表を通し、全体の振り返り、反省を行う.
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
自分が発表する論文だけではなく、他の人が発表する論文も読み、授業中に討論できるように準備しましょう（下記は、図書館ガイダンスの日程によって多少変更する可能性あり）．
第1回 自己紹介とシラバスにレポート課題作成の準備
第2回 論文の手引きによる復習と次回の検索のためのキーワードの用意
PsycINFO IDの獲得
第3回 検索の仕方をマスターし、専門のキーワードの準備
第4回 PsycINFO による検索
予習復習には各２時間をかけることとする。
第5回 日本語論文のレジュメの作り方をマスターし、発表に備える
第6-9回 発表準備 英語論文選択を同時並行して行っておく．
第10-13回 英語論文レジュメの選択とパワーポイントの原稿作成、レジュメ提出．
第14回講義を通してのまとめや改善点のアンケート実施.
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは特に指定しませんが、資料を準備しています。授業支援システムでダウンロード、あるいは、心理実習室に閲覧できるようにしておきます．
参考書References
授業内で参考図書・文献は適宜指示します．
成績評価の方法と基準Grading criteria
自分の担当論文を発表するのは当然ですが、毎回授業に参加し発表者に対するコメントや意見等平常点を重視します．授業の評価は、単位認定は授業回数の３分の２以上の出席を前提とし、参加態度（意見や質問など）による平常点を４０％、日本語論文の総合評価（レジュメによる発表・討論参加など）３０％、英語論文の総合評価（パワーポイントによるプレゼンテーションとレジュメ・討論参加など）３０％、の配分で総合評価します．
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
週2時間以上の授業外学習に能動的に取り組んでくれたようです．自由記述では,授業の雰囲気がよくストレスなく受講出来たと書かれていました。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ノートPC、パワーポイント使用（最初の授業でできるだけ用意する順番を決めるようにします）．
その他の重要事項Others
オフィスアワー：シラバスの教員紹介に記載してあります．授業の運営方針や授業計画の説明、発表順の決定などをしますので、受講者は初回の授業に必ず出席してください．文献検索の図書館での専門ゼミガイダンスは、図書館の日程調整が必要です。実施の順序については変更することがあるため、授業の中で案内しますので、注意してください．オンラインか対面も新型コロナウイルス感染の状況で変更することがありますので、支援システムを必ずチェックしてください。