文学部Faculty of Letters
PHL400BB（哲学 / Philosophy 400）哲学演習（９）Seminar on Philosophy (9)
中釜 浩一Kouichi NAKAGAMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A2238 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 哲学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
Course outline: This course aims at deepening students' ability to understand and discuss philosophy of mind by reading Searle's book 'Mind'
Learning Objectives: To understand human mind more deeply and to acquire methods of discussion on philosophical topics.
Learning activities outside of classroom: Before each class meeting, students should carefully read the assigned part of the text and construct their opinions and after that students should to write a short paper concerning the topic of the day. Students are expected to spend four hours for each class meeting.
Grading Criteria: In-class activities : 85%, term-end test: 15%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
テーマ：現代アメリカの哲学者サールの「マインド」を精読し、「心」に関する哲学的議論の理解を深める。
到達目標Goal
心に関する現代の種々の議論を検討し、ディスカッションを通して「心」に対する理解を深める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
テキストの各章に関して、発表者、反論者、司会者の分担を決め，担当学生およびフロアー側学生による発表，反論，討論によって授業を進める．学生間のディスカッションやディベートを主体とする。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：本ゼミの目的・方法・テキストの説明
教員によるゼミの目的・方法の説明
第2回[対面/face to face]：第一章 心の哲学が抱える十二の問題（１）
第一章前半に関する学生による発表・反論・討論
第3回[対面/face to face]：第一章 心の哲学が抱える十二の問題（２）
第一章後半に関する学生による発表・反論・討論
第4回[対面/face to face]：第二章 唯物論への転回（１）
第二章前半に関する学生による発表・反論・討論
第5回[対面/face to face]：第二章 唯物論への転回（２）
第二章後半に関する学生による発表・反論・討論
第6回[対面/face to face]：第三章 唯物論への反論（１）
第三章前半に関する学生による発表・反論・討論
第7回[対面/face to face]：第三章 唯物論への反論（２）
第三章後半に関する学生による発表・反論・討論
第8回[対面/face to face]：第四章 意識と心身問題（１）
第四章前半に関する学生による発表・反論・討論
第9回[対面/face to face]：第四章 意識の心身問題（２）
第四章後半に関する学生による発表・反論・討論
第10回[対面/face to face]：第五章 意識の構造と神経生物学（１）
第五章前半に関する学生による発表・反論・討論
第11回[対面/face to face]：第五章 意識の構造と神経生物学（２）
第五章後半に関する学生による発表・反論・討論
第12回[対面/face to face]：第六章 志向性（１）
第六章前半に関する学生による発表・反論・討論
第13回[対面/face to face]：第六章 志向性（２）
第六章後半に関する学生による発表・反論・討論
第14回[対面/face to face]：ここまでのまとめ
まとめのディスカッション
第15回[対面/face to face]：後半の問題
教員による解説
第16回[対面/face to face]：第七章 心的因果（１）
第七章前半に関する学生による発表・反論・討論
第17回[対面/face to face]：第七章 心的因果（２）
第七章後半に関する学生による発表・反論・討論
第18回[対面/face to face]：第八章 自由意志（１）
第八章前半部に関する学生による発表・反論・討論
第19回[対面/face to face]：第八章 自由意志（２）
第八章中間部に関する学生による発表・反論・討論
第20回[対面/face to face]：第八章 自由意志（３）
第八章後半部学生による発表・反論・討論
第21回[対面/face to face]：第九章 無意識と行動（１）
第九章前半に関する学生による発表・反論・討論
第22回[対面/face to face]：第九章 無意識と行動（２）
第九章後半に関する学生による発表・反論・討論
第23回[対面/face to face]：第十章 知覚（１）
第十章前半に関する学生による発表・反論・討論
第24回[対面/face to face]：第十章 知覚（２）
第十章後半に関する学生による発表・反論・討論
第25回[対面/face to face]：第十一章 自己（１）
第十一章前半部に関する学生による発表・反論・討論
第26回[対面/face to face]：第十一章 自己（２）
第十一章中間部に関する学生による発表・反論・討論
第27回[対面/face to face]：第十一章 自己（３）
第十一章後半部に関する学生による発表・反論・討論
第28回[対面/face to face]：全体のまとめ
まとめのディスカッション
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
発表者とコメンテータは分担部分に関するレジュメを作成する
司会者は発表者・コメンテータのレジュメをあらかじめ読んだ上で、議論をどう進めていくかのプランを立てる。
他のものは毎回のテキストを精読し，各自質問を用意しておく．
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
ジョン・サール「マインド・心の哲学」（ちくま学芸文庫）
参考書References
ダニエル・デネット「心はどこにあるのか」（ちくま学芸文庫）
トマス・ネーゲル「コウモリであるとはどのようなことか」（勁草書房）
ティム・クレイン「心は機械で作れるか）（勁草書房）など。
成績評価の方法と基準Grading criteria
心の哲学の諸問題の理解（授業内の発表と討論への参加）：８５％
心に関する自らの哲学的立場の展開（期末レポート）：１５％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
できるだけ多くの者が毎回の議論に加われるように工夫する。