人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
ENV300HA（環境保全学 / Environmental conservation 300）環境科学ⅢEnvironmental Science Ⅲ
藤倉 良Ryo FUJIKURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C2418 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | 人間環境特論（天然資源の科学） |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 人間環境学部生：コアとなるコース【サ】 |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category | |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category | |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course includes explanation about meaning of resources, freshwater, energy, soil, phosphorus, nitrogen, genetic resources, base metals and rare earths. Students will acquire basic knowledge about the meaning of resources, the scientific nature of resources and the prospect of utilization. Major items include freshwater, energy, soil, phosphorus, nitrogen, genetic resources, and minerals (This is learning objectives). Your study time will be more than four hours for a class. A simple quiz (method to be determined) will be given each time, and attendance will be taken upon submission of the quiz. The evaluation will be based on a quiz (30%) and a final exam (70%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
環境問題とは人間活動が自然生態系に及ぼす物理的、化学的、生物的な作用とその反作用です。「何がおきているのか」を理解し、「どうすればよいのか」を考えるためには，科学知識が欠かせません。環境科学Ⅰでは比較的狭い地域に発生する問題について、環境科学Ⅱでは地球規模や国境を超える問題について、環境科学Ⅲでは資源の問題について論じ、受講生諸君が環境問題の発生メカニズムと対処法に関する科学の基礎を習得することを目指します。Ⅰ、Ⅱ、Ⅲのいずれかだけを履修してもかまいません。
到達目標Goal
資源の歴史的意味に始まり、以下に示すさまざまな資源の性質や利用などについて学習することで、資源の科学的性質や利用の見通しについての基礎知識を習得します。
・資源の意味
・淡水
・エネルギー
・土壌とリン、窒素
・遺伝資源
・ベースメタルとレアアース
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義資料は前日までにアップロードしますので、事前にダウンロードしてください。
課題提出後の授業、またはHoppiiにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行います。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細はHoppiiでお知らせします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：資源論の社会科学
資源とは何か、「資源」の概念の歴史、資源の呪い
第2回[対面/face to face]：淡水（１）
水の循環、淡水資源
第3回[対面/face to face]：淡水（２）
ダム開発、国際河川
第4回[対面/face to face]：エネルギー（１）
エネルギーとは何か、様々なエネルギー
第5回[対面/face to face]：エネルギー（２）
埋蔵量、石油と天然ガス
第6回[対面/face to face]：エネルギー（３）
石炭、水力
第7回[対面/face to face]：エネルギー（４）
原子力、新エネルギー
第8回[対面/face to face]：土壌（１）
土壌の構造、土壌の機能
第9回[対面/face to face]：土壌（２）
世界銀行の対日援助：日本の農業開発事例
第10回[対面/face to face]：リンと窒素
循環、機能、存在
第11回[対面/face to face]：生物多様性
生物多様性保全の意義、名古屋議定書
第12回[対面/face to face]：遺伝資源
食料、医薬品
第13回[対面/face to face]：金属資源
銅、鉄、アルミニウム、鉛、レアメタル
第14回[対面/face to face]：まとめ
全体のまとめと復習
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回Hoppiiで配布するレジュメを使って復習してください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特にありません。
参考書References
藤倉良 (2015) 増大するアジア地域の電力、水の需要と大型ダムプロジェクト、人間環境論集、第15巻第2号、pp.157-170
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回、簡単な小テストを行い、その提出をもって出席とします。評価は小テスト30％、期末試験70％です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
図を多く使用して、わかりやすい講義を行うこととします。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
実務経験のある教員による授業
担当教員は環境庁（現環境省）在職時に生物多様性条約の策定過程に関わりました。その経験等を踏まえて講義を進めます。