人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
BAB200HA（基礎生物学 / Basic biology 200）サイエンスカフェⅢBasic Course of Natural ScienceⅢ
鈴木 倫太郎Rintaro SUZUKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C2402 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | 自然環境科学の基礎（生態学） |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 人間環境学部生：コース共通 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category | |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category | |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
展開科目 コース共通科目 |
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Outline (in English)
The primary aim of this course is to provide students with a basic understanding of ecology and a knowledge of the global environment and the origins of ecosystems. Secondly, building on this understanding to investigate and reflect on the connections between people and ecosystems, and between themselves and the global environment. Furthermore, this course will focus on coral reef ecosystems as a concrete example. Through these processes, the students in this course aim to develop the ability to understand information and to have their own ideas about the current global environment and about the expected future changes in the global environment and ecosystems.
By the end of the course, students should be able to do the followings:
1.Understanding the formation of the global environment and ecosystems.
2. Acquisition of ecological basic knowledge.
3. Verify the connection with your life.
4. Acquisition of ways of thinking in response to global warming.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four two hours to understand the course content.
Your overall grade in the class will be decided based on the following term-end examination: 60%、reports :40%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本授業では、受講者が生態学の基礎とともに、地球環境と生態系の成立ちに関する知識の獲得と理解を第一の目的とします。次に、受講者はその理解を基に、人と生態系の繋がり、自己と地球環境との繋がりについて調べ、考察します。また、具体的な事例としてサンゴ礁生態系について取り扱います。本授業の受講者は、これらの過程を経て、現在の地球環境の状況を踏まえ、今後の予測される地球環境と生態系の変化についての情報を理解する能力と、自らの考えを有する力を養うことを目標とします。
到達目標Goal
本授業では、以下の点と到達目標とします。
1.地球環境と生態系の成立ちを理解します。
2.生態学的基礎知識を獲得します。
3.生態系と自らの生活との繋がりについて、調べ、考え、理解します。
4.地球環境と生態系に関する知識を基に、今後の地球環境の変化に対応する考え方を習得します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は講義形態で行い、対面とオンラインのいずれかで実施します。また、講義内容に伴うアクションペーパー、レポート作成と提出を適宜求めます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]：ガイダンスと序論
講義内容の紹介と進め方、生態学の考え方。
2[対面/face to face]：地球環境の形成
地球の歴史と生き物が住む地表環境の形成
3[対面/face to face]：地球環境の形成と生物１
地球の環境の変化と生物の進化 バクテリアから人間まで
4[対面/face to face]：地球環境の形成と生物２
生物とは？生物学の基礎知識 生物が棲む場の条件と形成 大気・海洋
5[未定/undecided]：生態学１ 生態系
生態系の成立ちと単位 個体群と生物群集
6[未定/undecided]：生態学２ 物質循環
共生と物質循環 植生・土壌
7[未定/undecided]：生態学３ 生物多様性
生物多様性 生態系の種類と分布
8[未定/undecided]：生態学４ 生態系サービス
生態系サービス
－生態系が果たす様々な機能とその恩恵‐
9[未定/undecided]：サンゴ礁の成立ち
サンゴ礁環境の成立ち
-なぜ？サンゴ礁の海は青いのか-
10[未定/undecided]：サンゴ礁生態系
造礁サンゴの生態とサンゴ礁生態系
11[未定/undecided]：サンゴ礁環境
地球環境の変化とサンゴ礁生態系の変化
12[対面/face to face]：地球環境の変化と生態系
地球温暖化と生態系の影響
13[対面/face to face]：地球環境と生態系保全
生き物を守る理由とは？
生態系保全の考え方
14[対面/face to face]：試験・まとめと解説
試験
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しません。必要な資料は適宜紹介します。
参考書References
・「生態学入門-生態系を理解する- 第2版」原口 昭 編著 生物研究社 2015年
・「トマトはなぜ赤い―生態学入門」三島二郎著 東洋館出版社 1992年
・「小学館の図鑑NEO 地球 」小学館 2021年
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価の方法
・期末テスト60％(筆記) ・レポート課題の評価40％
期末テストでは、講義で取り扱った内容についての理解(到達点目標1～4）を問う問題を設定し、、その解答する筆記テストを行い、その点数を成績評価の評価点とします。期末テストでの評価は、全体評価点の60％とします。
レポートは、講義内容に沿ったテーマを設定し、各自が作成したレポートを提出してもらいます。提出されたレポートは5段階で評価し、その点数を成績評価における評価点とします。レポートの評価は、全体評価点の40%とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
知識の習得だけではなく、生態学の社会への応用や環境保全の現場の事例を紹介しながら、理解を深める授業を実施します。
実務経験のある教員による授業
・国立研究開発法人 国立環境研究所 地球環境研究センター 衛星観測研究室 高度技能専門員
・公益財団法人 日本生態系協会 グランドデザイン総合研究所 主任研究員
・公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン（WWFジャパン）サンゴ礁保護研究センター長
・非営利活動法人 喜界島サンゴ礁科学研究所 研究員（現在）
サンゴ礁環境の研究業務、生態系環境保全に関する実務経験があります。授業では、これらの実務経験で得た知識と、生態学の社会貢献の具体的事例についても紹介します。