人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
ECN300HA（経済学 / Economics 300）国際環境政策ⅡInternational Environment Policies Ⅱ
久谷 一朗、土井 菜保子Ichiro KUTANI, Naoko DOI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | C2119 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 人間環境学部生：コアとなるコース【経】【グ】【サ】 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category | |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category | |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
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Outline (in English)
[Course outline and learning objective]
Themes of this lecture series are on (1) environment and energy policies in Japan and the world, and (2) approaches for overcoming the challenges for so-called 3Es (Energy Security Enhancement, Economic Efficiency, and Environmental Protection). Those themes will be discussed from Japan’s past experiences/current undertakings as well as other countries’ approaches. Engagement of the international community to such a framework as UNFCCC is also an important theme to be analyzed in this lecture series.
The objectives of this lecture series are:
•to objectively understand the current environment and energy issues with the use of statistical data as well as policies analyses,
•to understand the global environment and energy policies from both historical and current perspectives, and
•to establish views for overcoming those challenges surrounding global environment and energy issues from multilateral/ bilateral approaches as well as Japan’s approaches.
[Learning activities outside of classroom]
The standard preparatory study and review time for this class is 2 hours each.
The slides used in the lectures will be distributed in advance, so you can deepen your understanding by reading them in advance. In reviewing the lecture, it is expected to cultivate the ability to proactively discover issues by collecting related information and expand your thought on topics of interest.
[Grading criteria/policy]
A comprehensive judgment will be made based on a total of two report submissions (weight of 50% each). The minimum standard is to meet the deadline for submitting the specified report. In addition, the active participation in discussions during class will be positively evaluated.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業は、環境政策およびエネルギー政策の国内外の状況、国際比較や国際協調のあり方をテーマとします。環境およびエネルギー問題について統計などの諸資料を活用しながら現状について客観的な理解を深めます。また、国内外の環境政策、エネルギー政策の経緯や潮流を理解することで、地球温暖化問題や環境問題と一体となっているエネルギー問題の解決のための国際社会や国際協調のあり方、日本の対応などについて学びます。
到達目標Goal
各種統計資料等に基づいた国内外の状況や国際比較への理解を通じて、各学生が将来に向けて現代社会の重要課題である環境問題や環境問題と一体となっているエネルギー問題について、データと事実に基づいて広い視野から主体的に考察できるようになること、そして、将来に向けて新たな問題意識の発掘や醸成および課題解決について思考、議論できるようになることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
国際環境政策Ⅰで扱うことができなかった環境およびエネルギー問題について、スライドを利用しながら講義形式で解説します。第1回の授業で、環境・エネルギー問題に関する受講生の関心を聴取します。聴取した結果は、第2回以降の授業で取り扱うテーマや解説の軽重に反映します。最終回の授業では、各回の授業で扱ったテーマなどをもとに自由な質疑、議論を行います。本授業は2名の講師が前半と後半で分担しますが、各講師が担当する授業の最終回後、すなわち計2回のリアクションペーパーを提出してもらいます。
講義は対面を基本としますが、大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
授業の狙い、構成、成績評価としてのレポートの概要など
第2回[対面/face to face]：エネルギーセキュリティ（１）
エネルギー安全保障とは（概念と歴史的経緯日本のエネルギー安全保障問題）
第3回[対面/face to face]：エネルギーセキュリティ（２）
今日のエネルギー安全保障１（至近の情勢、注目点）
第4回[対面/face to face]：エネルギーセキュリティ（３）
今日のエネルギー安全保障２（至近の情勢、注目点）
第5回[対面/face to face]：エネルギーセキュリティ（４）
途上国のエネルギー安全保障（途上国固有の課題）
第6回[対面/face to face]：エネルギーセキュリティ（５）
安全保障の対策と国際エネルギーガバナンス（政策の選択肢、国際協力）
第7回[対面/face to face]：エネルギー市場（１）
国際エネルギー市場とエネルギー価格（市場の概要と課題）
第8回[対面/face to face]：エネルギー市場（２）
国内のエネルギー市場
第9回[対面/face to face]：エネルギー市場（３）
エネルギー・環境政策と市場
第10回[対面/face to face]：環境政策（１）
地球温暖化とエネルギー
第11回[対面/face to face]：環境政策（２）
省エネ、日本の取り組みと世界動向
第12回[対面/face to face]：環境政策（３）
脱炭素政策、EV化、デジタル化
第13回[対面/face to face]：環境政策（４）
ビジネス界の取り組み
第14回[対面/face to face]：まとめ
質疑、フリーディスカッションなど
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
授業に用いるスライドは事前に配布するので、予め目を通しておくことで理解が深まります。復習では、授業を振り返るとともに、授業を通じて関心を持ったトピックスについて関連情報を収集し問題意識の醸成に努めることで、主体的に課題を発掘する力が養われることが期待できます。
テキスト（教科書）Textbooks
特定の教科書は使用しません。担当教員が作成した資料（スライド）をもとに毎回授業を進めます。
参考書References
特定の参考書はありません。担当教員が作成した個々のテーマの資料（スライド）に参考とすべき書籍・論文があれば個別に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
合計2回のレポート提出（各50％の重み）をもとに総合判断します。定められたレポートの提出期限をまもることを最低基準とします。また、授業中の積極的な意見表明や議論への参加を加点評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
第1回授業における学生からの関心表明を踏まえて、授業にメリハリを付けます。
質問を受け付ける方法、機会をしっかりと提供します。
レポート課題の内容や回数・提出期限などの周知を、講義を通じて徹底します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
春学期開講の「国際環境政策Ⅰ」の履修を推奨します。ただし必須ではありません。
実務経験のある教員による授業
担当教員2名は（一財）日本エネルギー経済研究所でエネルギー経済に関する研究活動に従事しています。本授業では、その研究活動を通じて得た最新かつ実践的な知見や考え方、分析方法などが反映されています。