キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
BSP100MA(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)ビジネスキャリア入門DIntroduction to Business D
酒井 理Osamu SAKAI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | C7061 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(新)Category (2019) |
基幹科目 選択必修(領域別) ビジネス |
カテゴリー(旧)Category (2017) |
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Outline (in English)
[Course outline]
Companies face various competition in the market. And in the competition companies are required to survive and grow. Therefore, understanding how companies think and how to behave is very important for us to go into society and work in companies.
In this lecture, you will learn the elementary knowledge to understand the company's strategy or activity, which is necessary to think about how to work in the business society and how to live.
[Learning Objectives]
The objective of the class is to acquire the basic knowledge necessary to understand management. Specifically, the following three goals will be pursued
(1) To understand the many frameworks related to management strategy and to acquire a perspective that enables us to analyze the various actions of a company
(2) Understanding business systems
(3) To be able to apply original ideas to business
Throughout the course of the class, students will work on an assignment to create a plan for their own business. The 14 lessons will be divided into three parts.
(1) Idea generation part
(2) Strategy building part
(3) Business plan preparation part
[Learning activities outside of classroom]
Think about how companies operate, what it means for a company to compete, and with what intentions new products are launched. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
[Grading Criteria /Policy]
The following three points will be evaluated through a web-based examination and business plan assignment.
(1)Understanding of frameworks related to business strategy
(2)Understanding of business systems
(3)To turn your idea into a business.
The evaluation ratio is 40% for the web-based periodic exam and 60% for the business plan assignment. The total score is 100 points, and a score of 60 points or higher is required to pass the course.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
企業が継続的に生存して活動を続けていくためには、市場で様々な競争にさらされ、生き残っていくあるいは成長していく必要があります。企業がどのように考え、どのように行動するかを理解することは、私たちが社会に出て、さらに企業のなかで働いていくうえで大変重要なことです。
本講義では、ビジネス社会での働き方、生き方を考えるために必要となる、企業戦略やその活動を理解するための知識を学びます。ビジネスを理解することによって自らが生きていく社会を理解していく重要な視点を獲得します。
到達目標Goal
本講義は、経営(特に経営戦略)を理解する上で必要となる基礎的知識を獲得することを目的とします。
①経営戦略に関連する多くのフレームワークを理解して、企業の様々な行動を分析できる視点を持つこと
②ビジネスがどのような仕組みで成立しているのかを理解すること
③ビジネスを自分なりに理解して自分のアイデアをビジネスとして考えることができること以上、3点を到達目標とします。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
14回の授業を通して自分が考えたビジネスのプランを作成する課題に取り組みます。大きく3つのパートに分かれます。①こんなサービスがあったらいいなから、ビジネスアイデアにしていくアイデア発想のパート(1-1〜1-4)、②ビジネスアイデアをビジネスとしてどのように競争に勝って収益をあげていくか戦略を考えるパート(2-1〜2-4)、③継続的にビジネスとして成立しそうか収支を考えるパート(3-1〜3-4)、です。
受講者には経営(とくに経営戦略)の知識がないことを前提としていますので、オンデマンド資料を学習することによって、ビジネスアイデアの発想の方法、経営戦略の立て方、ビジネスモデルや収益モデルの作り方が理解できるように進めます。それをベースにビジネスを学んだことのない初心者でもスムースに課題に取り組めるように配慮します。また、わからないことなどを相談する機会を設けて、みなさんと伴走しながら進めていきますし、学生同士でも意見を交わせる機会を設けていきますので安心してください。
課題については、授業のなかで相談の回、講評の回を設けていますので、その際にみなさんの課題の進捗をきいてアドバイスや相談を行って、講評時に優秀な課題に関するコメントをすることでフィードバックをします。
楽しみながら(わくわくしながら)ワークに取り組めるような仕掛けをしていきたいと思います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:オリエンテーション
キャリアデザイン学部においてビジネスを学ぶ意味を考えます。
キャリアにおいて、なぜ経済・経営を理解する必要があるのについて話します。
学びに先行して、まず体験からはじめる意義について説明します。
2[オンライン/online]:(1-1)キャリアデザインを考えるセッション
やりたいことはあるか、何をしたいのか、やりたいビジネスはあるか、組織に属さない生き方、やりたいことを仕事にするキャリアデザインなどをテーマにディスカッションします。
3[対面/face to face]:(1-2)ビジネスアイデアの創出
やりたいことをビジネスにすることを考えます。
課題の提示:学生生活をもっと楽しく、エキサイティングなものにするサービスを考えます。
グループディスカッションで学生相互で意見を交えます。
4[対面/face to face]:(1-3)ビジネスアイデアのブラッシュアップ
課題の途中経過をみながらいくつかのアイデアを取り上げてアドバイスをおこないます。
学生がお互いに協力して自分のアイデアをブラッシュアップしていきます。
グループディスカッションで学生相互で意見を交えます。
5[対面/face to face]:(1-4)ビジネスアイデアに関するアドバイス
ビジネスアイデアの課題講評とアドバイス(相談)をおこないます。
提出されたビジネスアイデア課題の評価できる点、改善点などの解説を行います。
6[オンライン/online]:(2-1)アントレプレナーシップを考えるセッション
日本におけるスタートアップ企業、アントレプレナーシップをテーマに、これからのビジネス社会におけるキャリアデザインについて考えを深めます。
起業の実際、経営の実際を知る機会を提供します。
7[オンライン/online]:(2-2)ビジネスモデルを考える
ビジネスを展開していくうえで重要なビジネスモデルを解説して、パート1で考えた自分のアイデアをビジネスとして形にしていきます。
競争や市場を考慮しつつ、ビジネスを展開していく戦略について解説します。
8[対面/face to face]:(2-3)ビジネスモデルと戦略に関するブラッシュアップ
課題の途中経過をみながら、いくつかの課題を取り上げてアドバイスをおこないます。
学生がお互いに協力して自分のビジネスモデルをブラッシュアップしていきます。
グループディスカッションで学生相互で意見を交えます。
9[対面/face to face]:(2-4)ビジネスモデルと戦略に関するアドバイス
ビジネスモデルと戦略の課題講評とアドバイス(相談)をおこないます。
相談された課題の改善点などの解説を行います。
10[オンライン/online]:(3-1)ビジネスプランの考え方を知る
ビジネスアイデアからビジネスの仕組み(ビジネスモデル)を考えて、展開する戦略を練った次のステップとして、アイデアがちゃんとビジネスとして成立するかどうかを考えていきます。
ビジネスプランをどのようにつくっていくかを解説します。
11[オンライン/online]:(3-2)ビジネスプランを作る
課題の途中経過をみながら、いくつかの課題を取り上げてアドバイスをおこないます。
12[対面/face to face]:(3-3)ビジネスプランのブラッシュアップ
学生がお互いに協力しながら自分のビジネスモデルをブラッシュアップしていきます。
グループディスカッションで学生相互で意見を交えます。
13[対面/face to face]:(3-4)ビジネスプランの講評
パート1のアイデア創出、パート2のビジネスモデルと進めてきた課題を最終的にビジネスプランにしたものの講評をおこないます。
提出された最終課題の評価できる点、改善点などの解説を行います。
14[オンライン/online]:web試験・まとめと解説
ここまでの総括としてweb試験を行います。選択式で知識を問う内容の試験を予定しています。
まとめと解説をします。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
日頃から新聞に目を通して、日々の社会の動きに注意を払ってください。企業がどのような活動をしているのか、企業が競争をするとはどういうことなのか?新しい製品はどのような意図をもって発売されているのか?など、身近なところから、物事を深く考える練習をしてください。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指示はしません。
参考書References
特に必要とはしませんが、授業の中で参考資料として示すものを適宜参照してもらうといいと思います。
フィリップ・コトラー他『マーケティング原理』2014、丸善出版株式会社。(『Principles of Marketing 14th edition』)
和田充夫他『マーケティング戦略 第4版 (有斐閣アルマ)』2012、有斐閣。
石井淳蔵他『1からのマーケティング(第4版)』2019、碩学舎。
スタンフォード大学ハッソ・プラットナー・デザイン研究所『スタンフォード流デザイン思考を実践する人の38の技法』2018、アイリーニマネジメントスクール。
デービッド・アーカー『戦略立案ハンドブック』東洋経済,
沼上幹『新版わかりやすいマーケテイング戦略』有斐閣,2000年。
伊丹敬之『経営戦略の論理3版』日本経済新聞社,2003年。
エーベル『事業の定義』千倉書房,1992年。
H.ミンツバーグ『戦略計画 創造的破壊の時代』産業能率大学出版部,1997年。
梶井厚志『戦略的思考の技術 ゲーム理論を実践する』中公新書,2002年。
森岡毅,今西聖貴『確率思考の戦略論』KADOKAWA,2016年。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①経営戦略に関連する多くのフレームワークを理解して、企業の様々な行動を分析できる視点が備わったか
②ビジネスがどのような仕組みで成立しているのかを理解できたか
③ビジネスを自分なりに理解して自分のアイデアをビジネスとして考えることができたか
以上3点について、Web試験とビジネスプラン課題によって評価します。
web定期試験40%、ビジネスプラン課題60%の割合で評価します。
成績評価は合計で100点満点とし、60点以上が合格となります。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の理解度を勘案しながら対話の機会を積極的に用意します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料のアップロード、毎回の質問への回答などに授業支援システムHoppii、googleclasroomなどを使用します。
クリッカー、webでの小テストを行いますのでスマートフォン、タブレット、PCなどインターネットにアクセスできる環境を各自で確保してください。
その他の重要事項Others
実務経験のある教員による授業です。
実社会を随所に感じられるような授業にするつもりです。