理工学部Faculty of Science and Engineering
COT300XG(計算基盤 / Computing technologies 300)メディアインタラクションMedia Interaction
鈴木 郁Kaoru SUZUKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | H9071 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<理工学部>Category |
創生科学科 学科専門科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The main content of this class is related to interactions between computers and human. It includes interface technique used for the interactions, basic principles to design the interactions, etc.
Students will be expected to do their own investigation according to instructions given in the class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
Your overall grade in the class will be decided based on the following.
Term-end examination: 95%, Usual performance: 5%.
Besides the above, some additional points may be added according to in-class contributions.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
計算機上に表現された知識・知能とユーザとのインタラクションについて学ぶ.具体的には,インタフェースに用いられる技術や,人間-計算機インタラクションの基本となる原理や原則を学ぶとともに,それが人間にどのように認知され,どのように人間が反応するのかについて学ぶ.
到達目標Goal
ハードウェアとソフトウェア,そしてそれらを作る人と使う人.このような構図ではなく,常にユーザーの側に立ったインターフェースを作れるようになるための基礎を,修得できるであろう.講義中では認知などにも触れることから,それについて学ぶ機会にもなるであろう.これらを学び習得することが,目標である.
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業の到達目標及びテーマに沿って,授業計画に示したようにすすめる.講義形式ではあるが,質問には積極的に答えてほしい.(講義中では数多くの写真等を呈示し,それをもとに思考することを促すべく質問をしており,それはある種のアクティブラーニングとなっている.) なお,進捗状況に応じて多少内容が変わる可能性がある.
各回の授業計画に変更があれば,学習支援システムで提示する.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:人間-機械系としてのコンピューター
多くのコンピューターは,人間-機械系の一種として用いられており,インターフェースを介して人間とインタラクションしている,ということについて.
第2回[対面/face to face]:人間-機械系におけるインターフェース ―基礎―
コンピューターに備えられた人間との間のインターフェースについて述べる前に,一般的な人間-機械系におけるインタフェースの基礎について.
第3回[対面/face to face]:人間-機械系におけるインタフェース ―応用―
一般的な人間-機械系におけるインタフェースの,応用的な例について.
第4回[対面/face to face]:正しい操作を導くもの
コンピューター関連であるか否かを問わず,正しい操作は何によって導かれるのかについて.
第5回[対面/face to face]:ステレオタイプ,類似と比喩
ステレオタイプ,類似や比喩の活用について.
第6回[対面/face to face]:人間-コンピューターインタフェースとメディア― 視覚的に呈示する媒体を中心に―
人間とコンピューターの間のインターフェースにおいて情報呈示に用いられる,映像・音声などのメディアのうち,主に視覚を介するものについて.
第7回[対面/face to face]:人間-コンピューターインタフェースとメディア ―聴覚的に呈示する媒体などを中心に―
人間とコンピューターの間のインターフェースにおいて情報呈示に用いられる,映像・音声などのメディアのうち,聴覚など(視覚以外)を介するものについて.
第8回[対面/face to face]:人間との間の入出力機器 ―分類と用途―
人間とコンピューターの間のインターフェースにおいて用いられる,映像・音声などの入出力機器の分類と,望ましい用途について.
第9回[対面/face to face]:人間との間の入出力機器 ―構造概要―
人間とコンピューターの間のインターフェースにおいて用いられる,映像・音声などの入出力機器の構造概要について.
第10回[対面/face to face]:人間との間の入出力機器 ―音声入出力などを用いた例―
近年増してきた音声入出力についての,実装例など.
第11回[対面/face to face]:人間の特性 ―誤操作への配慮―
誤操作を生まないための配慮,誤操作が生じた場合への配慮について.
第12回[対面/face to face]:人間の特性 ―肉体的・精神的負担への配慮―
人間に過剰な負担を生じさせないための,配慮について.
第13回[対面/face to face]:操作の手続き ―手続きをどう表現し整理するか―
手続きをどう表現し,それを整理してユーザに理解可能とするのかについて.
第14回[対面/face to face]:自動化と役割分担
どこまでを自動化するのか,人間とコンピューターとの望ましい役割分担について.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】 講義中に適宜,次回講義までに自ら調べるように指示することがある.講義の理解を深めるべく,予習あるいは復習のつもりで行ってほしい.
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しない.
参考書References
講義の中で必要に応じて紹介する.
成績評価の方法と基準Grading criteria
主に定期試験の得点によるが,平常点も加える.全体を100%とした時のおよその内訳は,試験得点が95%,平常点が5%である.但し上記の平常点の他に,授業中の質疑応答により加点することがある.なお,重要な内容を扱う可能性があるので,履修予定者は初回から出席すること.
補足.オンラインでの授業の比重が大きくなった場合には,成績評価の方法と基準も変更する可能性がある.変更となった場合の具体的な方法と基準は,学習支援システムで提示する.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業改善アンケートにおいては,「理解しやすかった」等の声があったが,予習や復習に費やした時間は短い傾向が見られた.また,講義への積極的参加を促すための問いかけについての,提案もあった.これらを参考にすると同時に,今後も有効なフィードバックについては,適宜反映していきたい.
その他の重要事項Others
この科目は,「実務経験のある教員による授業」に該当している.講義担当者はソフトウェア開発の職に就いていたことがあり,ユーザーインターフェースに該当する部分にも携わっていた.「間違いのない操作を促すインターフェース」など,ソフトウェア開発の経験を活かした講義を行う.
全て対面での実施を予定しているが,コロナ禍の状況如何では変更の可能性あり.