理工学部Faculty of Science and Engineering
ECN200XF（経済学 / Economics 200）アクチュアリー数理Mathematics for Actuary
佐伯 利明Toshiaki SAEKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H6538 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Probability and statistics are indispensable for actuaries involved in product development and settlement work at insurance companies. You will learn the fundamental part by exercises.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
保険会社等で商品開発や決算などの業務に関わるアクチュアリーには確率や統計の考え方が不可欠となる。本授業を通じて、その基礎的な部分を演習により学んでいく。
到達目標Goal
確率・統計の基礎的な部分を学び、資格試験受験に役立てる。また、簡易的なモデルの演習を通じて保険数理（保険料の計算の考え方）、金融工学（資産運用ポートフォリオの考え方）、経済学についても取り扱う。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
テキストの解説だけでなく、授業内で確認テストや中間テストを行い、当日行った授業内容の確認を演習を通じて行う。
新型コロナにより対面授業ができない場合には、WEB上のテキストをもとに課題を解き、それを提出する運営とします（提出は方法は任意ですが、読めない場合には採点の対象外となります）。中間テストや期末テストは今後の状況をみて判断します。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクションおよび金利の考え方の説明
資格試験、業務実例についての説明。保険数理やファイナンスの基礎となる金利の考え方の説明
第2回[対面/face to face]：金利の考え方の説明
金利の考え方を住宅ローンを題材にして説明
第3回[対面/face to face]：離散型の確率①
確率変数・確率分野や期待値の考え方について。
第4回[対面/face to face]：離散型の確率②
代表的な離散型の確率分布について。
第5回[対面/face to face]：連続型の確率①
連続型の確率の考え方と離散型との違いについて。
第6回[対面/face to face]：連続型の確率②
代表的な連続型の確率分布について。
第7回[対面/face to face]：確率変数の和や中心極限定理
再生性や代表的な分布による確率変数の和の算出について。また中心極限定理の考え方について。
第8回[対面/face to face]：中間テスト（金利・確率）
第1-7回までの確認テスト。対面ができない場合にも実施します。
第9回[対面/face to face]：統計・点推定
点推定の考え方について。
第10回[対面/face to face]：統計・区間推定
区間推定の考え方と正規母集団の母平均の区間推定について。
第11回[対面/face to face]：統計・区間推定
正規母集団の母分散の区間推定について。
第12回[対面/face to face]：統計・仮説検定
仮説検定の考え方と母平均に関する仮説検定について。
第13回[対面/face to face]：統計・仮説検定
母分散や母平均の差に関する仮説検定について。
第14回[対面/face to face]：まとめ
全体のまとめ。対面で期末テストができない場合には、14回目を期末の課題となります。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間程度を標準とする】基本的には各授業において確認テストを行うことから、授業および確認テストで理解ができていればテスト前以外については特段行う必要なし。ただし、復習としてテキストについて確認しておくとより理解が深まる。
After each class meeting, students will be expected to have read the relevant chapter(s) from the text, understood the content, and completed the required assignments.
テキスト（教科書）Textbooks
授業に使用するテキストは初回以外についてはWEB上においておくのでPCで見るか、印刷して持参すること。授業として他のテキストは不要。
参考書References
※購入の必要はありません。この分野に興味のある方向けです。
・確率統計演習１および２ 国沢清典
・生保年金数理Ⅰ理論編 黒田耕嗣
・確率で考える生命保険数学入門 京都大学理学部アクチュアリーサイエンス部門編
・意味がわかる統計解析 涌井貞美
・基礎演習確率統計 和田秀三
・アクチュアリー数学入門 黒田耕嗣
成績評価の方法と基準Grading criteria
下記の①～③に基づき評価を行う。
①平常点（確認テスト含む） ：約25%
②中間テスト（授業内テスト）：約15%
③期末テスト（授業外） ：約60%
新型コロナの影響により対面の授業ができない場合には、下記①および②に基づき評価を行います。
①毎回の課題：約30～40%
②中間の課題（授業内）：約10～25%
③期末の課題（授業内）：約40～50%
Your overall grade in the class will be decided based on the following.
Term-end examination: 60%, Mid-term examination: 15％, in class contribution: 25%
But in a remote class your overall grade in the class will be decided based on the following.
Term-end examination: 40-50%, Mid-term examination: 10-25％, in class contribution: 30-40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
・テキストとして使用する資料
・電卓
※対面の場合、テストにおいてはPC等の使用は不可です。
その他の重要事項Others
生命保険会社で、商品開発を約10年間、収益管理を約4年間の実務を担当している。必要に応じて、商品開発における考え方も踏まえた問題を演習に織り込んでいく。