理工学部Faculty of Science and Engineering
COT400XE（計算基盤 / Computing technologies 400）ユビキタスネットワークUbiquitous network
若林 哲Satoshi WAKABAYASHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H6078 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
応用情報工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
Many small computers exist in living space, and they are interconnected by a network. Such an environment is called a ubiquitous network. I will lecture on various technologies necessary for actually achieving a useful ubiquitous network. Attendance is mandatory. Reporting will take place outside of class hours. Final grade will be determined by reports (50%) and exams (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
身の回りにはいたるところに小型コンピュータが存在し、それらがネットワークにより相互につながっている。このような環境をユビキタスネットワークと呼び、現在はIoTと名称を変え、あらゆる場所で簡単に情報が利用可能になる仕組みとして発展し続けている。ユビキタスネットワークを実際に構築するために必要な様々な技術について階層ごとに分けた技術テーマを学ぶ。
到達目標Goal
ユビキタスネットワークは、光と電気、ハードウエアとソフトウエア、デバイスからネットワークまで、広範囲な技術を必要とする。これらの技術に関して基礎知識を習得し、実際にどのように利用されているかを理解することを授業の到達目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業開始前にオリエンテーションの視聴確認を行い、オンライン講義と演習を行う(予定)。
ユビキタスネットワークを学ぶ上で、１．IoTとは、２．ネットワーク技術、３．ハードウェア開発、４，ソフトウェア開発、５，人工知能など、直接関わる技術やその周辺技術として、これらの技術を最先端の研究開発状況と関連付けて講義する。講義形式を主体。適宜小テストおよび課題提出を行うことで理解を深める。課題のフィードバックは授業内で個々に実施する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：IoTの基礎
ユビキタスネットワークの発展型であるIoTについてを学ぶ
第2回[対面/face to face]：IoTの活用
IoTを応用したサービスなどの現状を学ぶ
第3回[対面/face to face]：組込システム
システム化技術と組込システムとの関連を知る
第4回[対面/face to face]：LSI技術
半導体の基本とLSI開発、設計、製造
第5回[対面/face to face]：IoT通信
IoTデバイスの通信方法などの技術について学ぶ
第6回[対面/face to face]：IoTを支える技術
通信ネットワークやシステムに関する技術などを学ぶ
第7回[対面/face to face]：IoTを考える
今まで学んだIoTに関する内容をグループ討議でまとめ、発表を行う。
第8回[対面/face to face]：IoTセキュリティ
大量の情報が流通するIoTにおけるセキュリティを学ぶ
第9回[対面/face to face]：IoTのビジネスモデル
IoTは技術だけでなく、どのように社会に展開していくかも大事なのでビジネスモデルについて学ぶ
第10回[対面/face to face]：人工知能概論
IoTに欠かせない人工知能について概要と関わりを学ぶ
第11回[対面/face to face]：ＤＸって何だ？
デジタルトランスフォーメーション(DX)の目的や企業経営との関わりについて学ぶ。
第12回[対面/face to face]：５Ｇでできること
5Gの技術のその成り立ちなどについて学ぶ。
第13回[対面/face to face]：IoT概論（１）
2週にわたりIoT概論を講義する
第14回[対面/face to face]：IoT概論（２）
2週にわたりIoT概論を講義する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】各回のテーマと内容から、インターネット、新聞、技術雑誌等で関連箇所を事前に調べておくこと。また、日ごろ利用している電子機器の仕組みについて興味を持つ。
テキスト（教科書）Textbooks
毎回の講義で使用する資料は、講義中に配布する。そのほか変更がある場合には、授業内でアナウンスする。
参考書References
特に参考書を指定はないが、必要に応じて講義中に紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験、課題提出、レポートを参考にして総合的に判断する。期末試験５０点、課題とレポートを５０点とし、６０点以上を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業形態は大学からの指示に従い、対面が禁止されない限りは対面で実施の方向で考えています。
身近な情報通信機器と、最先端のハードウエア・ソフトウエア通信ネットワーク技術の関連をわかりやすく講義する。講義内容に直接関連した小テストに留意する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
貸与パソコンなどのテキスト購読用情報機器。資料配布・課題提出等のために授業支援システムを利用するので各自で登録が必須。
その他の重要事項Others
企業での経験から、IoTシステムに必要とされている基盤技術を丁寧に講義するとともに、日々進歩する最新技術動向を解説する。
オンライン講座を前提のシラバスとなっているが、対面の場合にも同様な講座内容となる予定。