理工学部Faculty of Science and Engineering
ELC200XD（電気電子工学 / Electrical and electronic engineering 200）分布定数回路論Distributed circuit theory
柴山 純Jun SHIBAYAMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | H5606 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
電気電子工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
For wave information engineering, we here study electromagnetism and electric circuits in the high frequency range. The goal is to understand wave phenomena and to become proficient in solving the wave equation, equivalent circuit representation of waves, and use of scattering parameters. Students are expected to understand Smith diagrams and be able to perform impedance matching. Evaluation will be based on the final exam (90%) and assignments and reports (10%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
波動情報工学を学ぶための基礎としての、高周波における電磁気的および回路的取り扱いを学ぶ。
到達目標Goal
波動現象を理解し、波動方程式の解法、波動の等価回路表現、散乱パラメータの使用法に習熟すること。スミス図を理解し、インピーダンス整合を可能にする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
対面授業が可能な場合は、対面・配信のハイブリッド型で行う予定。もし、対面授業が不可能な場合はオンデマンド型とする。詳細は「授業支援システム」で告知する。
電圧波、電流波の表現法を学ぶ。その後、反射係数、スミス図を学習する。マイクロ波回路における、電力、インピーダンス、位相などの取扱法についても学習する。学習項目の理解を深めるために、演習を行う。課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[未定/undecided]：歴史的背景
波動情報とは何か。
第2回[未定/undecided]：同軸伝送線路
同軸線路の取り扱い方、電磁界分布と等価回路についての考え方。
第3回[未定/undecided]：平行伝送線路
平行2線路の取り扱い方、電磁界分布と等価回路についての考え方。
第4回[未定/undecided]：電圧伝送線路
2階の微分方程式による電圧の決定。
第5回[未定/undecided]：伝送線路基礎
2階の微分方程式による電流の決定。
第6回[未定/undecided]：特性インピーダンス
特性インピーダンス、反射係数の導出と取り扱い方。
第7回[未定/undecided]：線路整合
定在波、線路整合の考え方。
第8回[未定/undecided]：スミスチャート
スミスチャートの基礎方程式の導出。
第9回[未定/undecided]：スミスチャートの理論
正規化インピーダンスの計算法。
第10回[未定/undecided]：正規化抵抗値
理論に基づく正規化抵抗値の作図法。
第11回[未定/undecided]：正規化リアクタンス
理論に基づく正規化リアクタンス値の作図法。
第12回[未定/undecided]：マイクロ波素子
導波管の数学的取り扱い。
基本モードの表現法
第13回[未定/undecided]：S11
S11散乱定数の数学的取り扱い方と応用。
第14回[未定/undecided]：S21
S11散乱定数の数学的取り扱い。
授業内容の演習,
発展的問題の提示。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】
（1）1年次に学習した電気回路を復習しておく。
（2）1年次に学習した微分方程式を復習しておく。
（3）1年次に学習した物理（波動の取り扱い）を復習しておく。
テキスト（教科書）Textbooks
中司浩生著、"基礎伝送工学"、コロナ社
参考書References
（1）小柴正則著、"波動解析基礎"、コロナ社
（2）内藤喜之著、"マイクロ波・ミリ波工学"、コロナ社
（3）鈴木茂夫著、"高周波技術実務入門"、日刊工業新聞社
成績評価の方法と基準Grading criteria
【評価方法】 期末試験および課題・レポートによって評価する。
【評価基準】 期末試験（90％）、課題・レポート（10％）の割合で評価。60％以上達成している学生を合格とする。ただし、コロナの状況により期末試験ができない場合は、毎回の課題(90%)と最終回に提示するレポート課題(10%)で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
16年度は教科書を使用していなかったが、教科書があったほうがよいとの意見があり17年度から教科書を使用する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
その他の重要事項Others
国内での企業実務経験を持つ教員が、その経験を活かし、研究や実務面での応用を踏まえた上で講義を行う。