市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
ARSe200LA(地域研究(東アジア) / Area studies(East Asia) 200)中国語の世界LAThe World of Chinese LA
渡辺 大Dai WATANABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | R7445 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 法文営国環キ1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | ※定員制(60名) |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | 法・文・営・国・環・キ生は4群200番台選択外国語科目として履修すること |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 200番台 リベラルアーツ科目 4群(諸外国語分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
【Course outline】
Through Chinese language, we will think about Chinese culture and view of the world.
【Learning Objectives】
I hope that we will realize how different the world seen through the Chinese language is from the world seen through the Japanese language. We
will also try to make new discoveries about ourselves.
【Learning activities outside of classroom】
4 hours for preparation and review for each class.
【Grading Criteria /Policy)】
Summary and assignments (30%), final exam (70%)
The summary is to check your understanding of the lecture, and is to be submitted basically for each topic.
You will be required to submit a report (about 3200 words) as the final exam.
The evaluation criteria are as follows
(1) Whether the content of the lecture has been taken into account.
(2) Do you understand the issues surrounding language from various angles?
(3) Do you have your own ideas and express them in your own words?
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
中国語ということばを通して、中国文化、また、中国という国について考えます。
到達目標Goal
中国語そのものを学ぶ授業ではありませんが、中国語ということばを通してみえる世界が、日本語を通してみる世界とはいかに違うか、を実感してもらえればと思います。また、ことばについて知ることで、我々自身についても新しい発見をしたり、新しいものの見方ができるような授業を心がけます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP1、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
対面とオンラインのハイブリット型を予定しています。
教員が作成、配布する資料をもとに講義をおこない、トピック毎に講義内容のまとめや課題に取り組み提出してもらいます。
質疑応答、課題等へのフィードバックは随時授業時におこなうほか、大学の学修支援システムやメールを利用します。
受講生と相談しながらよりよい進め方を模索していきたいとおもいます。
なお、感染状況によって、大学の行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行うこととします。
詳細は学習支援システムで伝達します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
①[対面/face to face]:ことばとは何か
あまりにも身近すぎて気づきにくいことばのはたらきについて考えます。
②[対面/face to face]:類型論からみた中国語
英語や日本語と比較した中国語の特徴
③[対面/face to face]:中国語の音韻体系-その1
声調・韻母・声母
④[対面/face to face]:中国語の音韻体系-その2
有声音・無声音等
⑤[対面/face to face]:中国語文法概説-その1
品詞分類
⑥[対面/face to face]:中国語文法概説-その2
形態素・単語・フレーズ・センテンス
⑦[対面/face to face]:中国語文法概説-その3
承前
⑧[対面/face to face]:中国語の語彙-その1
語彙からみる中国的発想法
⑨[対面/face to face]:中国語の語彙-その2
外来語・新語・流行語
⑩[対面/face to face]:中国語の語彙-その3
中国語になった日本語と日本語になった中国語
⑪[対面/face to face]:文語と白話
書き言葉と話し言葉
⑫[対面/face to face]:中国語の方言
言語の変化-その1
⑬[対面/face to face]:大陸の中国語と台湾の中国語
言語の変化-その2
⑭[対面/face to face]:まとめと試験
論述式の試験をおこないます。まとめと解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業のまとめや課題をトピック毎に提出してもらいます。
一般的に大学の基準では、授業時間のほか、準備・復習、合わせて4時間が標準的学習時間とされています。
本授業もそれを前提におこないます。
テキスト(教科書)Textbooks
教員が作成した教材を印刷して授業時に配布します。
また学修支援システムにもPDFをUPします。
参考書References
・牛島徳次ほか,『中国文化叢書1 言語』,大修館,1967年
・朱徳煕著/中川正之・木村英樹編訳,『文法のはなし』,光生館,1986年
・木村英樹,『中国語はじめの一歩』,ちくま新書,1996年
・藤堂明保,『漢字とその文化圏』(中国語研究学習双書3),光生館,1971年
・阿辻哲次,『図説漢字の歴史』(普及版),1989年
・林四郎/松岡栄志『日本の漢字・中国の漢字』,三省堂,1995年
成績評価の方法と基準Grading criteria
まとめと課題(30%)、期末試験(70%)
まとめは講義の内容を理解しているかを確認するためのもので基本的にトピック毎に提出してもらいます。
期末試験としてレポート(3200字程度)を提出してもらいます。
レポートの題目は自身で設定してください。
ただし、以下の3点、すべてについて具体例をあげながら考察すること。
①「中国語ということば」
②「外国語を学ぶということ」
③「人間にとってことばとは」
評価の基準は、
⑴講義の内容をふまえているか、
⑵ことばをめぐる問題を多様な角度から捉えているか、
⑶自身の考えをもち、それを自身のことばで表現しているか、
の3点です。
レポートは「まとめ」や「課題」を利用して作成できるよう、普段から心がけておいてください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎年、受講者の中には、中国語を履修していない人もいれば、中国語を母語とする人もいます。受講理由は様々でしょうが、中国語を学ぼうとする人にはもちろん、どのような受講者にも、「ことばって面白い」と感じてもらえる授業をしたいと思います。
その他の重要事項Others
※4月30日(木)に最初の資料をアップロードする予定です。
※それまでは参考文献にあげた文献を読むなどしてください。
(かなり難しいものも含まれていますのでかならずしも挙げたものでなくともかまいません。
また書籍以外でも中国語に関するものであればなんでもかまいません)
※それまでの連絡は掲示板、もしくはメールにてどうぞ。
今年は対面での授業ができずに残念ですが、その分、より丁寧に、より分かりやすい授業となるよう心がけたいと思います。
このような形式での授業は初めてですので色々試行錯誤するとおもいますがどうぞよろしくお願いします。