文学部Faculty of Letters
PSY100BG(心理学 / Psychology 100)心理学概論/心理学1(心理学概論)1Introduction to Psychology
福田 由紀Yuki FUKUDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A3601,A2254 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:文学部事務に該当科目の教員の連絡先を問い合わせてください。それを使用して教員の受講許可を受けてください。 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:文学部事務に該当科目の教員の連絡先を問い合わせてください。それを使用して教員の受講許可を受けてください。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 心理学科 |
他学科公開科目 | ○ |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Course outline:This course introduces psychology.
Learning Objectives:By the end of the course, students should be able to do the following:
-A. deepen their understanding about psychology
-B. broaden their perspectives form psychology
-C. take memos while hearing
-D. take notes organized hierarchically
Learning activities outside of classroom:Before/after each class meeting, students will be expected to have completed the required assignments. Your study time will be four hours for a class.
Grading Criteria:Your overall grade in the class will be determined based on the following: final examination: 80%, in-class contribution: 20%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
心理学の諸領域の基本的な理論や考え方に関する基礎知識を得ることが本授業の目的です。それにより,日常生活において心理学的な見方が身につくでしょう。また,法政心理で学べる心理学分野の概略が理解できます。さらに,実社会で望まれるスキルである「聞きながらメモを取る」「階層構造を意識したノートを取る」こともこの授業で身につけられます。
到達目標Goal
①心理学の基礎知識が身につく。
②心理学的な見方ができる。
③聞きながらメモをとることができる。
④階層構造を意識したノートをとることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本は講義形式です。教科書は毎時間「使用します!」ので持参してください。また,Hoppiiを通じて,授業の前に宿題の提出,授業後に小テストへの回答をしてください。なお,授業の初めに、提出された宿題の内容に関して,全体に対してフィードバックを行います。
また,COVID-19感染症蔓延状況に応じて,オンライン授業に変更される回もありますので,Hoppiiからのお知らせに注意して下さい。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション,心理学的な見方
授業の進め方の説明,心理学的な見方とは
第2回[対面/face to face]:感覚・知覚
知覚の特性,視覚システムの特徴
第3回[対面/face to face]:行動の形成
遺伝-環境論争,人間の行動の特徴
第4回[対面/face to face]:学習理論とその応用
古典的条件づけ,道具的条件づけ,社会的学習
第5回[対面/face to face]:記憶とその変容
ワーキングメモリ,記憶の変容
第6回[対面/face to face]:読むことと書くこと
文章の理解と産出
第7回[対面/face to face]:思考
問題解決,人の思考のクセ
第8回[対面/face to face]:自他のこころの理解
自己意識の発達,心の理論
第9回[対面/face to face]:動機づけ
動機づけの機能と種類,ストレス
第10回[対面/face to face]:認知発達
ピアジェ・ヴィゴツキー・情報処理論的な考え方
第11回[対面/face to face]:集団の中の個人
集団の圧力,研究の倫理的な問題
第12回[対面/face to face]:帰属過程
帰属理論,帰属のバイアス
第13回[対面/face to face]:性格
性格の記述の考え方,性格測定法
第14回[対面/face to face]:期末テストとその解説,まとめ
期末テストの実施とその解説,授業のまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
*次週の授業内容にあわせて,短い宿題が出ます。授業前にHoppiiから提出して下さい。
第 1回 錯視を体験する。
第 2回 ヒトの行動の形成に影響する要因を考え,書く。
第 3回 自動的に行っている日々の行動を省察する。
第 4回 自分の記憶術を振り返る。
第 5回 行間を理解することを体験する。
第 6回 覆面算と水がめ問題を体験する。
第 7回 中間テストの準備を行い,自己評価する。
第 8回 日常のストレス状態を省察する。
第 9回 保存課題を体験する。
第10回 一人きりで一日を過ごせないことを省察する。
第11回 他者の行動の帰属を推測する。
第12回 性格テストを体験する。
第13回 期末テストの準備を行い,自己評価する。
*受講した授業の内容に関して,小テストをHoppiiを通じて行います。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
「心理学要論-こころの世界を探る-」福田由紀編 培風館 2010年
参考書References
適宜授業中に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価は、平常点20%(宿題と小テスト)と期末テストの結果を80%として,総合点により決定されます。期末テストの追試は,履修の手引きに記載されている条件が満たされたときのみ行われます。期末テストでは授業で紹介した内容,自分で教科書を読んだ内容,そして応用問題が問われます。形式は多肢選択式です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「工夫していた」約8割,「授業を受けてよかった」が約9割と回答してくれました。ありがとうございます!対面授業と変わりませんね!例年と異なるところは,自由記述の件数が多いことです。ZoomやHoppiiなどで質問のやり取りなどをした結果,ハードルが下がったかな。さて,自由記述を見ると以下の通りでした。
*オンデマンド授業の短所
・通常は集中が続かないけど,10分から20分くらいの短い動画を数本だったのよかった
・(オンデマンドだとできないと思っていた)実験もできた・・・などなど
* オンデマンド授業の長所
・何度でも見直せる
・わかりやすかった・・・などなど
です。また,宿題のFBが好評でした。そして,宿題と小テストの分量もちょうど良いとのこと。このまま続けますね。
最後に,話し方のスピードについて,ちょっと遅い,というコメントも。動画の設定を変えると速くも遅くもできます。それもオンデマンド授業の良いところですね。 ということで,昨年よりパワーアップしたかな。
その他の重要事項Others
大学の授業では,高校までの授業とは異なり,科目担当者の専門性に反映した内容が取り上げられます。そのため,類似した科目名であっても重点が置かれている内容が異なります。例えば,ILAC科目には「心理学I/II(100番台)」,「心理学LA/LB(200番台)」,総合科目「人間行動学A/B(300番台)」,教養ゼミI/II「心理的ウェルビーイングを考えるA/B (300番台)」などがあります。
それぞれの科目担当者の先生は,以下の通りです。
*宇野カオリ先生担当:ポジティブ心理学
*櫻井登世子先生担当:発達心理学(特に児童心理学)
*浅川希洋志先生担当:フロー理論,臨床心理学,文化心理学
シラバスの内容をよく読んで,履修可能性年次も考慮しつつ,自分の興味にあった科目を選択して下さい。
また,本授業は,様々な分野を抱えている心理学全般に関する入門的内容になっています。そのため,授業の中で,心理学科に置かれている2年次以降に履修できる基礎科目や専門科目を紹介します。特定の授業回で興味を持った場合には,それらの科目を受講してください。
実験や調査への参加
授業の前後に心理学の実験や調査参加募集のお願いが何回かあると思います。心理学は実証科学です。講義だけではなく,他者が行う実験や調査にも積極的に参加してください。