文学部Faculty of Letters
GEO200BF（地理学 / Geography 200）世界地誌（３）Regional Geography (3)
小寺 浩二Kouji KODERA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | A3445 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 地理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
Even during understanding an important basis of "topography science" as well as systematic geography in a geography, an Asian topography in detail as a target area of the world topography and a wide area topography is learned and it's learned about a description method as various regional characteristics and the topography. First Asia in the world is understood and it next is surveyed about each Asian area.
Understand the nature of Asia, which is geographically closest to Japan, and the lives of the people who live there. Based on the understanding of "natural magazines" focusing on the characteristics of various natural environments such as climate, topography, vegetation, and water environment, we will also understand cultural and social characteristics and learn how to write geographies.
Lectures on regional geography of each region and individual country from an overview of Asia as a whole. While utilizing old materials, it also introduces the latest research results and shows the current state of old and new Asia.
In addition, we will also devise ways to understand ourselves from specific data, etc., and instruct them to deepen their understanding of the "description of the geography".
In each lesson, write a summary of the lesson, questions, etc. in the attendance book and submit it, and comment on the contents in the next lesson.
In addition, we will ask you to submit a small report and a final report, evaluate each, and explain the ideal report based on the model answer.
I would like you to keep an eye on movements throughout Asia and always be aware of problems in TV news and newspaper articles. Please pay particular attention to the review.
For each lecture, it is desirable to secure 2 hours for preparation and review, 3 hours for small reports, and several hours or more for the final report.
Comprehensive evaluation based on class initiatives, assignments, and exams. In principle, 30% of efforts, 30% of tasks, and 40% of tests are conducted, but other quizzes may be conducted.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
地理学において、系統地理学と並び重要な「地誌学」の基礎を理解し、中でも世界地誌・広域地誌の対象地域としてのアジアの具体的な地誌を学び、様々な地域特性とその地誌としての記述方法について学習する。まず、世界の中のアジアを理解し、つぎに、アジアの個々の地域について概観する。
講義を踏まえて、具体的な地域を選定して自然誌を作成し、地誌を記述する上での技術についても学ぶ。
到達目標Goal
わが国と地理的にもっとも近いアジアの自然と、そこに暮らす人々の生活を理解する。気候・地形・植生・水環境など様々な自然環境の特徴を中心とした｢自然誌｣の理解を前提に、文化・社会的な特徴についても理解し、地誌の記述方法についても学ぶ。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
アジア全体の概観から各諸地域、個別の国の地誌を講義する。古くからの資料を活用しながらも、最新の研究成果なども紹介し、古くて新しいアジアの現況を示す。
また、具体的なデータなどから、自ら理解する工夫なども行い、｢地誌の記述｣についての理解も深めるよう指導する。
毎回の授業では、出席簿に授業の要約や質問等を記述して提出させ、次回授業でその内容についてコメントする。
また、小レポートと最終レポートを提出させ、それぞれ評価した上で、模範解答を基に、理想的なレポートについて解説する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：講義概要・ガイダンス
講義の概要と授業の進め方について説明。
第2回[対面/face to face]：アジア総論（１）
世界の中のアジア概観
アジアの特殊性についての概要。
第3回[対面/face to face]：アジア総論（２）
位置・地質・地形
アジアの地理的位置・地質構造・大地形。
第4回[対面/face to face]：アジア総論（３）
河川・湖沼・気候
アジアの代表的な河川・湖沼と気候の特徴。
第5回[対面/face to face]：アジア総論（４）
植生・地域区分
アジアの植生の特徴と、地域区分を理解。
第6回[対面/face to face]：東アジア（１）
中国と台湾
隣国である中国と台湾について。
第7回[対面/face to face]：東アジア（２）
モンゴル・韓国・北朝鮮・極東ロシア
中国と台湾以外の東アジアについて。
第8回[対面/face to face]：東南アジア（１）
インドシナ半島
インドシナ半島の自然環境と諸国について。
第9回[対面/face to face]：東南アジア（２）
東南アジアの島嶼国
東南アジアの島嶼国について。
第10回[対面/face to face]：南アジア（１）
南アジア全域・インド
南アジア全域とインドの概要。
第11回[対面/face to face]：南アジア（２）
インド以外の南アジア
スリランカ・パキスタン・バングラディッシュ・ネパールなど。
第12回[対面/face to face]：中央アジア（１）
全域・ウズベキスタン・カザフスタン
中央アジア全域とウズベキスタン・カザフスタンの概要。
第13回[対面/face to face]：中央アジア（２）
その他の中央アジア
キルギスタン・タジキスタン・トルクメニスタンなど。
第14回[対面/face to face]：西アジアの概要
イラン・イラク・サウジアラビア・トルコなど。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
普段からアジア全域の動きに注目し、テレビのニュースや新聞の記事には、つねに問題意識を持つようにしてほしい。特に復習に力を注いで頂きたい。
毎回の講義に対して、予習・復習をそれぞれ2時間、小レポートに関しては３時間程度、最終レポートに関しては、数時間以上は時間を確保して取り組むことが望ましい。
テキスト（教科書）Textbooks
多田文男(1972)：『世界地誌Ⅰ(アジア)』,法政大学通信教育部,291p.
古い教科書であるため、新しい情報は、講義の度にプリントなどで紹介する。
参考書References
河野通博編(1991)：世界地誌ゼミナールⅠ『新訂 東アジア』,大明堂，242p.
岩田慶治編(1972)：世界地誌ゼミナールⅡ『南アジア』,大明堂,212p. など。
講義の度に紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への取り組み・課題・試験による総合評価。取り組み３割、課題３割、試験４割を原則とするが、その他小テストなどを行う場合もある。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
なし（新規担当であるため）
ただし、資料や映像などをなるべく多く活用してわかりやすい講義とする。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし。
その他の重要事項Others
特になし。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞自然地理学・水文学・陸水学
＜研究テーマ＞
１）水循環に伴う物質循環
２）人間活動に伴う水環境変化と保全
３）GISを用いた流域水・物質循環解析と環境マネージメント