経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FC(経営学 / Management 300)企業評価論ⅠBusiness Analysis and Valuation I
髙橋 美穂子Mioko TAKAHASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | A4425 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 経営戦略学科専門科目300番台 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 経営戦略学科専門科目 |
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Outline (in English)
The primary objective of this course is to teach students how to analyze and value business firms. Students learn an effective framework for analyzing and evaluating firms by using financial information and other related information.
Students are required to do the exercises (assignments) given in class to check the understanding of the topic. They are also required to review the contents of the previous class before the next class since the contents of each class are highly related. Preparatory study and review time for this class are 2 hours each.
The course grade is based on the following criteria: Assignments to be submitted after class via Hoppii (50%), Final exam (50%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、企業を分析・評価するための方法を学びます。企業評価論Ⅰでは、企業の過去から現在までの実績を分析する方法、企業評価論Ⅱでは、過去の実績に基づいて将来分析を行い、それを企業価値評価につなげる方法に焦点をあてて学びます。
企業評価論Ⅰの授業では、はじめに、企業について調べたい、何らかの分析をしたいと思った時に、その企業を分析する上で有益な情報とその入手方法を説明します。次に、企業の経営環境や事業内容を理解するための情報や分析ツールを解説します。続いて、企業活動の成果や事業の特徴が財務諸表にどのように反映されるのかを理解するために財務諸表の見方を解説します。最後に収益性や安全性などの企業特性を評価するための財務比率や経営指標を説明します。
到達目標Goal
この授業の到達目標は、
1.企業活動と関連付けて財務諸表を読むことができる
2.企業特性を反映した財務比率や経営指標の内容が理解できる
3.分析の目的に応じて(上記2の)財務比率や経営指標を活用できる
ことです。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-2」、「DP1-4」、「DP2-1」、「DP2-2」、「DP4」、「DP5」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業はオンライン(オンデマンド)で行います。動画や配布資料のリンクは学習支援システム(Hoppii)でお知らせしますので、授業開始前に必ずHoppiiにて授業登録を行ってください。授業内容の理解度を確認するために、授業の最後に練習問題(課題)を出題しますので、動画の確認後、Hoppiiで提出してください。練習問題(課題)の解答解説は、次の授業回の動画で行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:イントロダクション
授業の進め方,経営分析,企業評価の意義
2[オンライン/online]:企業分析・評価のフレームワーク
企業分析・評価の全体像
3[オンライン/online]:情報収集
重要な情報とその入手方法
4[オンライン/online]:事業の理解(1)
マクロ経済分析・産業分析
5[オンライン/online]:事業の理解(2)
企業戦略分析
6[オンライン/online]:会計分析(1)
財務諸表の構成要素と体系
7[オンライン/online]:会計分析(2)
財務会計情報(システム)の限界
8[オンライン/online]:財務比率分析(1)
財務比率分析の視点
9[オンライン/online]:財務比率分析(2)
成長性の分析・収益性の分析
10[オンライン/online]:財務比率分析(3)
ROEの基本分解
11[オンライン/online]:財務比率分析(4)
利益率の分析
12[オンライン/online]:財務比率分析(5)
企業戦略と利益率の関係
13[オンライン/online]:財務比率分析(6)
回転率の分析
14[オンライン/online]:期末テスト
期末テストの実施
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業の最後に出題される練習問題(課題)に取り組んでください。また次の授業前に前回の授業内容を復習してください。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しません。
参考書References
S.H.ペンマン著,荒田映子他訳『アナリストのための財務諸表分析とバリュエーション』,有斐閣,2018年
ランドホルム他著,深井忠他訳『企業価値評価 evalによる財務分析と評価』,マグロウヒル・エデュケーション,2015年
乙政正太著『財務諸表分析(第2版)』,同文舘出版,2015.
桜井久勝著『財務諸表分析』,中央経済社,最新版.
成績評価の方法と基準Grading criteria
練習問題(課題)の提出(50%)と期末試験(50%)で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
公表されている財務諸表を用いて企業の特徴を分析した点が面白かったとの意見がありましたので,引き続き実際の財務諸表を活用しながら講義を進めます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システム(Hoppii)を利用します。インターネットに接続可能なパソコンやタブレット端末を準備してください。
その他の重要事項Others
簿記3級程度(簿記入門Ⅰ/Ⅱ,会計学入門Ⅰ/Ⅱ)の内容は理解していることを前提に授業を進めますが,受講生からの要望があれば必要に応じて補足説明をします。分かりにくい点があれば,遠慮なく質問してください。寄せられた質問とそれに対する回答はHoppii上で共有します。
関連科目
財務会計論Ⅰ/Ⅱ