イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management
MAN530F2(経営学 / Management 500)モバイルプログラミングMobile programming
五月女 健治
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | イノベーション・マネジメント研究科Business School of Innovation Management |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2022 |
授業コードClass code | W3005 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期後半/Fall(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 金6/Fri.6,金7/Fri.7 |
科目種別Class Type | 専門講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | 1・2 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 経営情報修士科目 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
カテゴリーCategory |
専門科目 経営情報修士科目 |
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Outline (in English)
Using MIT App Inventor, it is possible to acquire advanced IT literacy as a business person by learning basic programming technology and experiencing various technologies required for business through the creation of mobile apps. This lecture is for Small to Medium Business.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
MIT App Inventor(以降、App Inventor)により、基本的なプログラミング技術を学びつつ、モバイルアプリの作成を通して、ビジネスで必要となるさまざまな技術を体験することによって、企業人としての高度なITリテラシーの習得を可能とする。
現在の時代の転換期において、企業は本格的なデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組むべき時期に来ている。しかし、企業人のITリテラシーは、そのスピードに対応できているのか。
App Inventorは、学校でのプログラミング教育に使用されているScratchと同じビジュアルプログラミングであると同時に、ビジネスで必要となる技術を利用して、本格的なモバイルアプリを作成できるプログラミング環境である。
対象は、中小企業を想定する。
到達目標Goal
基本的なプログラミング技術と、ビジネスで必要となるさまざまなIT技術を、プログラミングを通して体験することによって、企業人としての高度なITリテラシーを習得する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
イノベーション・マネジメント研究科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
App Inventorを利用して、プログラミング技術の基礎を演習する。授業は、演算、分岐や繰返しを行うプログラミングとしての基本的な機能とIT関連の外部機器やサービスを利用する機能(コンポーネント)を習得し、応用的なモバイルアプリの作成を行う。これらの習得した知識をもとに、もっとも注目されているプログラミング言語Pythonのプログラミングの体験を行う。
各回の提出課題に対して改善点がある場合は、個々にフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:アプリ作成環境 講義
App Inventorでモバイルアプリを作成する開発環境について講義する。
第2回[オンライン/online]:アプリ作成環境 演習
App Inventorでモバイルアプリを作成する開発環境を、自身のPCとモバイル端末で構築する。
第3回[オンライン/online]:チュートリアル基礎 講義
App Inventorが提供する基礎的なチュートリアルアプリについて講義する。
第4回[オンライン/online]:チュートリアル基礎 演習
基礎的なチュートリアルアプリを作成し、App Inventorの基本を学習する。
第5回[オンライン/online]:プログラム構造 講義
演算機能、分岐や繰返しを行う機能など、どのようなプログラミング言語にも備わっている必須の機能について講義する。
第6回[オンライン/online]:プログラム構造 演習
App Inventorによって、演算機能、分岐や繰返しを行う機能を演習する。
第7回[オンライン/online]:チュートリアル応用 講義
App Inventorが提供する応用的なチュートリアルアプリについて講義する。
第8回[オンライン/online]:チュートリアル応用 演習
応用的なチュートリアルアプリを作成し、App Inventorの応用方法を演習する。
第9回[オンライン/online]:コンポーネント 講義
コンポーネントの種類と利用方法について講義する。
第10回[オンライン/online]:コンポーネント 演習
コンポーネントとその利用方法について演習する。
第11回[オンライン/online]:Python 講義
Pythonの利用方法と仕様について講義する。
第12回[オンライン/online]:Python 演習
Pythonによる基本的なプログラミングを演習する。
第13回[オンライン/online]:拡張機能 講義
App Inventorが拡張機能として提供している、AI機能とIoT機能のコンポーネントを利用したモバイルアプリについて、講義とデモンストレーションを実施する。
第14回[オンライン/online]:まとめ・期末課題
期末課題として、当該授業で習得した機能を利用して、独自のモバイルアプリを作成する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の授業は、前回の授業の内容を利用してさらに発展させる方式を採るので、次回までに、当日実施したテキストの該当箇所の復習を必要とする。
テキスト(教科書)Textbooks
講義資料を配布する。
参考書References
・MIT App Inventorの公式サイト
https://appinventor.mit.edu/
成績評価の方法と基準Grading criteria
各回の課題演習(70%)、期末課題(30%)。
期末課題として、自身の課題に基づいてモバイル端末アプリを作成する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
新規科目につき該当なし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
App Inventor のアプリを作成するPC(WindowsまたはMac)と、アプリの実行環境としてAndroidまたはiOSを搭載したモバイル端末(スマートフォンまたはタブレット)が必要である。
その他の重要事項Others
必要な前提知識として、日常的な使用程度のモバイル端末の操作ができること。
プログラミングの知識・体験は、不要である。