通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
POL100TA（政治学 / Politics 100）政治学概論(Ⅱ)(前期メディア)Introduction to Political Science
及川 智洋
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2022 |
| 授業コードClass code | 50007 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 及川 智洋 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 前期メディア |
| 期間Period | 前期 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
The aim of this course is to study Japanese political system while comparing other nations. And students must consider assignment of modern democracy. The goals of this course are to understand about Japanese political system and democracy. Before/after each lecture, students will be expected to spend four hours to understand the course contents. Final grade will be calculated according process term-end report(100%)。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
日本の政治システムを他国との比較を交えて学び、現代の民主主義政治の特徴と問題点について考察、理解する。
到達目標Goal
日本の政治システムについて理解し、民主主義の意味について考察を深める。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科：DP5」「日本文学科：DP3」「史学科：DP1, DP3」「地理学科：DP1」「経済学科：DP7」「商業学科：幅広い教養」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義をメディア教材を通じて行う。受講生はそれを視聴して、毎回後に複数の選択式問題による小テストを回答したうえで次の授業に進む。各回の小テストについては、システム上で採点を実施し返却する。講義内容について質問がある場合、システム上の質問機能で対応する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]：政治の役割
代表を選び多数決でルールを決める民主政治の意味を確認する。
2[オンライン/online]：議会と政府
議院内閣制と大統領制の関係、議会二院制の意味について考える。
3[オンライン/online]：選挙制度と政党システム
現行の衆議院小選挙区比例代表制を中心に、選挙制度と政党の関係を考える。
4[オンライン/online]：法と政治
政策を具体化する法の成立過程および司法権独立の意義、裁判例の政治に対する影響力などについて検討する。
5[オンライン/online]：地方自治と政治
身近な「民主主義の学校」の役割、地方分権に関する経緯と問題点について学ぶ。
6[オンライン/online]：財政と税制
税などの国民負担と、財政による再配分機能について、近年の問題点も含め検討する。
7[オンライン/online]：公共事業と福祉政策
国民国家の形成と「公共」の概念、公共事業と福祉政策の役割について考える。
8[オンライン/online]：福祉国家の成立と変容
戦後民主政治において福祉国家の果たした役割、「大きな政府」「小さな政府」路線の違いを見る。
9[オンライン/online]：少子高齢化と経済格差
２１世紀、社会の変化に伴う主要な政治課題について、どのような対策が可能かを検討する。
10[オンライン/online]：国際政治＝日本をめぐる国際関係
国際政治の現状と理論、日本をめぐる主要な国際関係について知る。
11[オンライン/online]：「平和主義」と憲法改正
日本国憲法の平和主義と憲法改正問題について、歴史的経緯と将来を展望する。
12[オンライン/online]：グローバル時代の国際政治＝移民問題を中心に
近年の動向について概観し、国際社会および日本の対応を検討する。
13[オンライン/online]：アイデンティティと共生社会の政治
民族や宗教の対立による民主主義の亀裂、ジェンダー平等という新しい課題などについて考える。
14[オンライン/online]：民主主義の再起動は可能か
リベラル・デモクラシーの行き詰まりとポピュリズム（大衆迎合政治）などを考察する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しない。
参考書References
『政治のしくみがわかる本』山口二郎（岩波ジュニア新書、2009年）本体780円+税。
『政治学』新川敏光・大西裕・大矢根聡・田村哲樹（有斐閣、2017年）本体2000円+税。
『戦後政治史 第四版』石川真澄・山口二郎（岩波新書、2021年）本体1040円+税。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末レポートを実施する。評価は100％。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
メディア教材を視聴できる情報機器。
その他の重要事項Others
政治学概論Ⅰから連続する授業であり、あらかじめⅠを履修していた方が内容を理解しやすいが、Ⅱのみ、あるいはⅡの後にⅠという順番でも差し支えはない。