人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
GEO200HA(地理学 / Geography 200)自然環境論ⅠNatural Environment I
杉戸 信彦
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C2403 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category | |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category | |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
展開科目 コース共通科目 |
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Outline (in English)
Natural environments (topography, climate, vegetation, water circulation, and so on) around our human societies vary in each place worldwide. Their origins are reasonable in terms of science, and they have reached the present status through various global, regional, and local changes in the long history of the earth. We examine spatial variation, mechanism, and history of the present-day natural environments in the Japanese island, with in mind the relationship between natural environments and human societies (life, industry, culture, and so on).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
われわれをとりまく自然環境(地形や気候、植生、水循環ほか)は、地域ごとに個性と必然性を有し、変化を繰り返して現在に至っている。「水や空気のように」あたりまえの存在では決してない。本授業では、日本列島の現在の自然環境を、人間社会(暮らしや産業、文化)との関わりのなかで時空間を行き来しつつ見つめなおす。
到達目標Goal
自然環境の地域的差異・メカニズム・歴史的変遷を説明できる。
人間社会が自然環境に左右される側面を具体的に記述できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
自然地理学のアプローチを通じ、強く連関しあう自然界の諸要素を系統的かつ平易に解説する。講義形式。身近な自然環境の具体像を含むスライドも活用する。
課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:自然環境と人間社会
自然地理学、環境決定論、環境可能論
第2回:大気大循環
風の時空間スケール、地球のエネルギー収支、3つの循環、偏西風
第3回:海洋大循環
表層循環、深層循環
第4回:気候の要素・因子・区分
緯度、海流、地形、ケッペンの区分、アリソフの区分
第5回:日本列島の気候(1)
気団、海流、四季
第6回:日本列島の気候(2)
偏西風蛇行、エルニーニョ・南方振動、都市気候
第7回:編年法・古環境復元法
第四紀、年輪、考古、放射性炭素年代、火山灰、花粉、珪藻
第8回:気候変動と海水準変動(1)
気候と生活、氷期と間氷期、酸素同位体比、海水準変動
第9回:気候変動と海水準変動(2)
気候変動の要因、昨今の温暖化
第10回:プレートテクトニクス
地球のしくみ、地球表面のヒプソメトリーとその要因、プレートテクトニクス
第11回:日本列島の地形環境
島弧海溝系、地形の時空間スケールと種類、地形をつくる力、日本列島の現在の地形形成環境、日本列島の地形と地質
第12回:日本列島の地震
海溝の地震、活断層の地震
第13回:土壌・水文
さまざまな土壌、風化土壌と堆積土壌、地球上の水、水循環・水収支・滞留時間、地下水
第14回:植生・動物相
暖かさの指数、日本列島の植生、植生遷移、気候変動と植生、自然植生とその衰退、日本列島の動物相、気候変動と動物相
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で紹介される資料等を使用して予習・復習をする。
自然環境に関わる時の話題や映像等に積極的に触れる。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
担当教員が作成した資料を授業にて配布
参考書References
授業中に紹介
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(40%)・期末レポート(60%)。平常点はリアクションペーパーによって評価する。期末レポートは、(1)自然環境の地域的差異・メカニズム・歴史的変遷を説明できるか、(2)人間社会が自然環境に左右される側面を具体的に記述できるか、を問う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
知識と基礎力に加え、応用力や思考力をより涵養すべく、詳しく具体的な説明を心がける。
関連の深いコース
履修の手引き「D.6 専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。
実務経験のある教員による授業
本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しません。