経営学研究科Graduate School of Business Administration
MAN500F1－0066（経営学 / Management 500）ワークショップ（人材・組織マネジメント）Workshop in Human Resources and Organization
長岡 健Takeru NAGAOKA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学研究科Graduate School of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X7161 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1,土2/Sat.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
修士課程（夜間）授業科目 人材・組織マネジメントコース |
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Outline (in English)
In the areas of human resource management and organisation management, “change” is an indispensable phenomenon. In fact, business persons are ceaselessly required to cope with “changes” of various sizes, from a small team level to a large-scale corporate group level, in their organizational lives. Therefore, it can be said that the theme of “organisational change” has practical value in the field of organization studies
In this course, 10 guest speakers, including university-based researchers, business persons, and practitioners of NPO, deliver lectures on “organisational change” in various aspects, as they relate to the cases and/or the studies that the guest speakers are involved in. By discussing and analysing those cases and studies, we try to deepen our understanding of “organisational change”, and to find practical lessons learnt about how to cope with “change” issues in business organisations.
In particular, the main objectives of this course are to deepen our understanding of the following three points, 1) strategies and methodologies for organizational change, 2) diversity management in business organisations, and 3) new trend in the areas of human resource management and organisation management.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
人材と組織のマネジメントにおいて、「変化」は避けることのできない現象である。ビジネス環境の変化、戦略の転換、組織内に発生する硬直化などに伴い、大小さまざまな規模で「変化への対応」が絶えず要求されている。この授業では、実務家や研究者をゲスト講師として招き、様々なビジネス分野における事例や、実践的研究について紹介してもらう。そして、「ビジネス環境の変化にいかに対応するか」という問題意識を起点として、これらの事例／実践的研究に対する検討を進める。今年度は、「組織変革の戦略と方法」、「ダイバーシティ推進の可能性と課題」、「人材／組織マネジメントの新潮流を探る」という３つの視点から、今日の人材／組織マネジメントが直面する諸問題に対する洞察力を磨いていくことをめざす。
到達目標Goal
1）授業で取り上げた「組織変革戦略／方法」の事例を分析し、
その組織マネジメント上の可能性と課題を理解する。
2）授業で取り上げた「ダイバーシティ推進」の事例を分析し、
その人材マネジメント上の可能性と課題を理解する。
3）授業で取り上げた事例の分析／検討を通じて、
人材／組織マネジメントの今日的課題の所在を知ると共に、
その背後にある社会環境の変化について理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP2」「DP3」は強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
1）全 14 回を zoom を使ったオンライン授業 (リアルタイム配信型)で進めていく。
2）一方向的なビ講義形式ではなく、双方参加型の授業運営を行う。
3）（ゲスト講義〉〈担当教員の講義〉の基本的な進め方は以下の通り。
• ゲスト講義（事例の紹介） ：100分
• 検討課題についてのグループ討議 ： 40分
• グループ討議の結果報告＆全体討議 ： 40分
• 教員による総括（まとめ講義） ： 20分
〈グループ発表〉では、少人数のグループで「ゲスト講義の要約」「興味深かった点」「疑問点/問題点」を検討し、20分程度の発表を行う。加えて、クラス全体でのディスカッション、及び、担当教員による関連する理論の解説を通じて考察を深める。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：オリエンテーション
〈担当教員の講義1〉
・授業のねらいと進め方
・ビジネスにおける実践と研究の関係
第2回：導入講義
〈担当教員の講義2〉
・組織変革の戦略と方法に関する導入講義
・ダイバーシティ・マネジメントに関する導入講義
第3回：組織変革の戦略と方法(1)
〈ゲスト講義1〉
組織変革の戦略と方法に関する事例の紹介と検討
第4回：組織変革の戦略と方法(2)
〈ゲスト講義2〉
組織変革の戦略と方法に関する事例の紹介と検討
第5回：組織変革の戦略と方法(3)
〈ゲスト講義3〉
組織変革の戦略と方法に関する事例の紹介と検討
第6回：組織変革の戦略と方法(4)
〈ゲスト講義4〉
組織変革の戦略と方法に関する事例の紹介と検討
第7回：中間報告会(1)
〈グループ発表1〉
ゲスト講義１〜４についてのグループ発表とまとめ講義
第8回：ダイバーシティ推進の可能性と課題(1)
〈ゲスト講義5〉
ダイバーシティ・マネジメントに関する事例の紹介と検討
第9回：ダイバーシティ推進の可能性と課題(2)
〈ゲスト講義6〉
ダイバーシティ・マネジメントに関する事例の紹介と検討
第10回：ダイバーシティ推進の可能性と課題(3)
〈ゲスト講義7〉
ダイバーシティ・マネジメントに関する事例の紹介と検討
第11回：ダイバーシティ推進の可能性と課題(4)
〈ゲスト講義8〉
ダイバーシティ・マネジメントに関する事例の紹介と検討
第12回：中間報告会(2)
〈グループ発表2〉
ゲスト講義５〜８についてのグループ発表とまとめ講義
第13回：人材／組織マネジメントの新潮流を探る(1)
〈ゲスト講義9〉
人材マネジメントの新潮流に関する事例の紹介と検討
第14回：人材／組織マネジメントの新潮流を探る(2)
〈ゲスト講義10〉
組織マネジメントの新潮流に関する事例の紹介と検討
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1）授業内での検討をもとに、ゲスト講義に関する気づきをまとめ、
「リフレクションシート」を個人で作成する。
2）ゲスト講義について、授業時間外にグループで議論を行い、
「中間報告会」において，グループ発表を行う。
2）全授業終了後、授業全体を振り返った上で、気づきをまとめ、
「最終レポート」を個人で作成する。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは特に指定しない。
参考書References
講義の中で適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
1）授業（14回）への参画度 ：30％
（評価基準）出席頻度；議論での積極性；授業への貢献度．
2）リフレクションシート（10回） ：40％
（評価基準）ゲスト講義についての理解の深さ；考察内容の深さ．
3）中間報告会（2回） ：10％
（評価基準）ゲスト講義についての理解の深さ；；表現の明快性．
3）最終レポート ：20％
（評価基準）考察内容の妥当性/新規性/進歩性；表現の明快性．
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「参加型」の授業運営を進めるよう心掛ける。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
1）資料配布や課題提出のために、授業支援システムを利用する。
2）受講者グループによる中間発表を行う。
その他の重要事項Others
受講者の人数、関心、理解の進度を勘案し、受講者と相談の上で、内容や構成を修正する場合がある。
担当教員の専門分野等
《専門領域》
組織社会学、
経営学習論、
ポストモダン・エスノグラフィー
《研究テーマ》
組織と学習、
組織エスノグラフィー、
創造的なコラボレーションのデザイン
《主要研究業績》
『越境する対話と学び』（共著）
『ダイアローグ 対話する組織』（共著）
『企業内人材育成入門』（共著）
《ウェブサイト》
http://www.tnlab.net/