経営学研究科Graduate School of Business Administration
MAN500F1－0053（経営学 / Management 500）ワークショップ（国際経営）Workshop in International Business
安藤 直紀、後藤 哲郎Naoki ANDO, Tetsuro GOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学研究科Graduate School of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X7135 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3,土4/Sat.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
修士課程（夜間）授業科目 国際経営コース |
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Outline (in English)
The primary topic of this course is "The current situation and issues of international business". Practitioners will be invited to give lectures related to the topic. Students will advance their understanding of the topic through lectures and discussions. Also, they will understand from the viewpoint of theory and practice such issues as global business strategy, organization of multinationals, international human resource management and cross-cultural management.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
国際経営コースの2021年度ワークショップは、「国際経営の現状と課題」というテーマを設定します。実務家や、本大学院の卒業生などをゲストスピーカーとして招聘して、今年度のテーマに関連する講義をしてもらいます。講義の聴講や質疑応答、議論を通して「国際経営の現状と課題」に関する理解を深めるとともに、国際経営戦略、組織運営、人材活用、異文化における経営などについても実務と理論の面から理解していきます。
到達目標Goal
１．ゲストスピーカーの講義と、質疑応答、ディスカッションを通して、国際経営の実務に関する理解を深めます。
２．ゲストスピーカーの講義と、質疑応答、ディスカッションを通して、理論を実務で裏付けて理解し、かつ実務プロセスの必要性を理論で裏付けて理解できるようになることを目指します。
３．ゲストスピーカーの講義の内容をノートにとり、まとめる、という作業を通じて、ヒアリング内容をまとめるという社会科学的調査の基礎を習得します。
４．ゲストスピーカーの講義を通して、相手に伝わるプレゼンテーション方法を習得します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連、特に「DP2」「DP3」は強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本講義はオンライン授業を基本としますが、ゲストスピーカーの意向によっては一部対面授業になることもあります。オンライン授業への参加方法は、学習支援システム内の掲示板に掲載します。
講義は、実務家を中心としたゲストスピーカーによる講義と、担当教員による講義、学生によるプレゼンテーションから構成されます。ゲストスピーカーの講義を、国際経営の最前線で何が生じており、それら事象を経営学の理論からどうとらえるかについて考えながら聴講してもらいます。その後、ゲストスピーカーへの質疑応答と、ゲストスピーカーとのディスカッションを行います。4人のゲストスピーカーの講義が終わった後に、論点整理を2回行います。
ゲストスピーカーによる講義を理論面から理解するために必要な国際経営の理論のほか、社会科学の方法についての講義も行います。
報告やディスカッション等へのフィードバックは、7回目、12回目、14回目に行います。短いフィードバックは、毎回の講義の中で適宜行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：イントロダクション
講義概要とオリエンテーション、担当教員の研究領域紹介
2：社会科学の方法
経営学で多く用いられる研究手法
3：ゲストスピーカーの講演①
ゲストスピーカーによる講義と質疑応答・ディスカッション①
4：ゲストスピーカーの講演②
ゲストスピーカーによる講義と質疑応答・ディスカッション②
5：ゲストスピーカーの講演③
ゲストスピーカーによる講義と質疑応答・ディスカッション③
6：ゲストスピーカーの講演④
ゲストスピーカーによる講義と質疑応答・ディスカッション④
7：前半のまとめ
3回目から6回目に行われたゲストスピーカーによる講義について論点整理と報告、ディスカッション
8：ゲストスピーカーの講演⑤
ゲストスピーカーによる講義と質疑応答・ディスカッション⑤
9：ゲストスピーカーの講演⑥
ゲストスピーカーによる講義と質疑応答・ディスカッション⑥
10：ゲストスピーカーの講演⑦
ゲストスピーカーによる講義と質疑応答・ディスカッション⑦
11：ゲストスピーカーの講演⑧
ゲストスピーカーによる講義と質疑応答・ディスカッション⑧
12：後半のまとめ
8回目から11回目に行われたゲストスピーカーによる講義について論点整理と報告、ディスカッション
13：国際経営の理論
国際経営の主要な理論、最近の研究動向
14：プレゼンテーション
期末レポートに関するプレゼンテーション
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
1回から6回：3回目から6回目のゲストスピーカーが所属する企業に関する調査
7回：3回目から6回目のゲストスピーカーによる講義の論点整理と報告の準備
8回から11回：8回目から11回目のゲストスピーカーが所属する企業に関する調査
12回：8回目から11回目のゲストスピーカーによる講義の論点整理と報告の準備
13回から14回：プレゼンテーションの準備
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用しません。
参考書References
ゲストスピーカーの指示等に基づき、適宜提示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
配分：グループあるいは個人での報告（30%）、ディスカッションへの貢献（40%）、レポート（30％）
評価基準：毎回の質疑応答での発言やディスカッション、グループあるいは個人での報告、レポートの内容から成績評価を行います。レポートについては講義の中で説明します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の関心に合わせたゲストスピーカーの招聘を心がけます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
オンラインによる講義を受講可能な情報機器が必要です。
その他の重要事項Others
各回とも、１００分×２時限の連続授業です。
担当教員の専門分野等
安藤直紀
＜専門領域＞
国際経営戦略
＜研究テーマ＞
多国籍企業の地理的多角化、多国籍企業の新興経済への参入、多国籍企業内の言語障壁
＜主要研究業績＞
①Human capital, cultural distance and staffing localization. Forthcoming. Multinational Business Review.
②Seeing the tree and the forest: Japanese auto firm multinational dispersion, cultural distance, and foreign manufacturing subsidiary ownership levels. Forthcoming. Asian Business & Management. (with Powell, K.S. and Lim, E.)
③Intra-organizational communication and its consequences. 2019. Management Decision, 57(1): 71-85. (with Suzuki M. and Nishikawa, H.)
担当教員の専門分野等
後藤哲郎
＜専門領域＞
国際経営組織論、プロジェクト管理論
＜研究テーマ＞
国際的なソフトウェア開発組織研究、 組織間知識移転
＜主要研究業績＞
①“Big data innovation for Agri-tech Businesses: Knowledge Transfer Adaptation Model for AI Collective Knowledge”, POMS2019, Annual Conference、2019年.
②“Organization Attribute Optimization of International Knowledge Transfer －Two-point Comparison of Software Development Organization－“, Promac2017, Annual Conference、2017年.
③「国際的ソフトウェア開発における知識移転・展開 -上海オフショア開発調査」『法政大学大学院紀要』、2007 年.