連帯社会インスティテュートInstitute for Solidarity-based Society
POL500Q1-206(政治学 / Politics 500)協同組合のステークホルダー参加Co-ops' stakeholder participation
前田 健喜(Kenki MAEDA)
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 連帯社会インスティテュートInstitute for Solidarity-based Society |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X9927 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期後半/Fall(2nd half) |
曜日・時限Day/Period | 金6/Fri.6,金7/Fri.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 選択必修科目 |
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Outline (in English)
We will learn a history and practices of cooperation between cooperatives. Each week, we invite guest speakers from JCA or some Japanese cooperative enterprises and discuss with them.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
今年度はサブタイトルを「協同組合連携論」と題し、協同組合をめぐる多様なステークホルダー間の連携・協同とともに、事業・運動体としての協同組合間の協同・連携について考える。
到達目標Goal
わが国における協同組合間協同・連携の現状をしっかりと踏まえ、将来的な事業・運動の展開について軸となる考えを持てるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連、特に「DP2」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・2コマ連続の計7回の授業として構成される。
・本科目は、日本協同組合連携機構(JCA)とのコラボ企画として実施し、毎回JCA等の協同組合研究組織から各専門のゲスト講師を招き、講義とともに学生との討論を実施する。
・この授業は、Zoomを使用し、オンライン授業形式で行う。ZoomのID・パスコード等については、初回授業までに学習支援システム(Hoppii)に掲載する。なお、コロナ禍等の通学に伴う制約条件が解決された場合には、日本協同組合連携機構に訪問するなどの学外実習の実施も検討している。
・最終授業で、これまでの講義内容のまとめや復習だけでなく、課題に対する講評や解説も行う。
※COVID-19の情勢次第で、Zoomから通常授業に戻すことがあります。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
秋学期後半
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:協同組合連携とは
協同組合間の連携促進を目的に設立された日本協同組合連携機構JCA。初回はJCAの活動や目的を広く理解する。
第2回:協同組合連携の歴史
時代時代に協同組合はいかなる連携を図ってきたのか。日本における連携の歴史を戦前から時系列で学ぶ。
第3回:協同組合連携と県域連携組織
ほとんどの都道府県には県域レベルでの協同組合連携組織が存在しているが、具体的に個々の特徴の類型化や先進事例などを学ぶ。
第4回:協同組合研究組織の連携
生協総研や全労済協会など、協同組合組織に附属する研究機関の現状を理解するとともに、研究機関の間で進められている連携について学ぶ。
第5回:自治体・地域との連携
生協と基礎自治体の「地域見守り協定」や、指定管理者としての教育・福祉事業の受託など、協同組合と自治体・地域との連携のあり方について検討する。
第6回:世界の協同組合と連携
海外の協同組合はどのような連携を展開しているのか。具体的な実例を中心に地域ごとの特徴について議論する。
第7回:連携と次世代の協同組合運動
これまで学んできた知識を応用し、具体的社会課題を解決できる新しい連携事業のモデルを学生自身が考え、企画コンペを実施する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回、次の講義ゲストを務める講師の論文等に事前に目を通すほか、最後の企画コンペに向けて各人でコンペ用スライドの製作を進める。
テキスト(教科書)Textbooks
2021年夏に刊行される予定のJAC編『地域に広がる協同組合間連携』家の光協会を教科書とする。
参考書References
特になし(適宜論文を配布)
成績評価の方法と基準Grading criteria
各講義回での発言等20%、不定期の課題30%、期末課題50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
新しい枠組みでの授業としては初年度のため、特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
Zoom受講に必要な機器・環境(PCおよびネット接続)