公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
ARSl500P2-129(地域研究(援助・地域協力) / Area studies(Regional cooperation ) 500)社会開発論Case Studies on Social Development
吉田 秀美Hidemi YOSHIDA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X9563 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
曜日・時限Day/Period | 水6/Wed.6,水7/Wed.7 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
サステイナビリティ学専攻 (修士課程)サステイナビリティ学専攻専門科目 |
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Outline (in English)
Learn about issues, indicators and problem solving in each field of the SDGs which is the international goal set in 2015.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
2015年に設定された国際目標である持続的開発目標(SDGs)について、主に途上国開発の観点で学ぶ。
到達目標Goal
(1)SDGs採択の背景になった「貧困削減」の取り組みについて理解を深める。
(2)SDGsの各目標について、途上国と先進国の共通点と差異を理解する。
(3)SDGで新たに加えられた人権、先進国とのつながりを理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP4」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
各回、テーマを設定し、授業の前半で各セクターの開発理論・課題を体系的に把握するため講義形式で行う。後半は、国際機関等の資料や、関連するテーマについて学生のプレゼンテーションとディスカッションを中心に進める。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期前半
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:SDGsとMDGs
SDGsの概要と策定の歴史的計を学ぶ
第2回:貧困とは何か
国際機関や研究者による貧困の定義を学ぶ
第3回:貧困に関連する経済的指標
絶対的貧困と格差
第4回:人間開発に関する諸指標
アマルティア・センのケイパビリティアプローチ
第5回:経済開発と人々の生計
途上国の人々の暮らしについて把握する枠組みを学ぶ
第6回:農村開発
生計向上の有用なアプローチについて討議する
第7回:保健分野の課題(1)
保健医療へのアクセスについて考える
第8回:保健分野の課題(2)
課題解決に向けたパートナーシップについて議論する
第9回:教育・ジェンダー
指標と事例から現状を学ぶ
第10回:教育の現状と課題
変化する教育の質について議論する
第11回:責任ある生産と消費(1)
ディーセントワークについて議論する
第12回:責任ある生産と消費(2)
環境への取り組み事例を学ぶ
第13回:ガバナンス
事例を討議する
第14回:パートナーシップ
全体のまとめ
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
高柳彰夫編著『SDGsを学ぶ 国際開発・国際協力入門』法律文化社、2018年
参考書References
『開発なき成長の限界――現代インドの貧困・格差・社会的分断』アマルティア・セン (著), ジャン・ドレーズ (著), 湊 一樹 (翻訳),明石書店, 2015年
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内での発表・発言(50%) 期末レポート(50%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業で扱うテーマと、学生自身の仕事や経験、時事問題に対する見解などを関連させることで議論が深まります。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料配布、課題の提出には授業支援システムを活用します。
担当教員の専門分野等
企業のCSRや持続可能な調達による貧困削減、
インクルーシブビジネス