公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SOS600P1-504(その他の社会科学 / Social science 600)論文研究指導2BSeminar 2 on Master Thesis B
廣瀬 克哉Katsuya HIROSE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X9133 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 土5/Sat.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
公共政策学専攻 (修士課程)研究指導科目 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This is part of the research-training program for master course 4th semester students working in the area of public policy studies. The workshop's principal objective is to foster intellectual exchange by showcasing work from leading and emerging scholars. The workshop will provide a forum in which research students can present their work, discuss the theoretical and methodological problems involved, discuss common challenges in conducting research in this area and obtain feedback on their work.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
公共政策研究科の論文指導科目として、修士課程2年目の学生を対象に修士論文やリサーチペーパーを各自の設定した研究テーマに即してどのように取りまとめていけばいいかを指導するものである。
到達目標Goal
各自の論文を実際に書きあげることが最終的な目標だが、そのまえに、修士課程1年目の論文研究指導1の成果を踏まえて、引き続きの課題として、(1)それぞれが関心を持ち熱意を持って取組める研究テーマを確定すること、(2)その研究テーマを追求できる適切な理論枠組や方法を確定し習熟すること、(3)論文というものの構成の仕方を理解しそれを実際に適用できること、(4)必要な資料を収集したり先行研究をフォローした時の技法や留意点を理解しそれを実際に適用すること、を具体的な目標として取組む。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
各履修者の学習・研究の進捗に応じて進めていく。下に示す「授業計画」はあくまで目安であるが、まさに目安として、1年間にどんなことを身につけていくことが求められているのかをあらかじめ知っておくために活用してもらいたい。
学生へのフィードバックは授業内で行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:本格的な執筆に向けて
夏休みでの進展を踏まえて、提出までのスケジュールを確認し、論文の中身に関する現時点での考えを確認する。
第2回:英文サマリーの練習 その1 試作
執筆が忙しくならないうちに、1年目での練習を踏まえて英文サマリーの練習をしておく。
第3回:英文サマリーの練習 その2 推敲
作ったサマリーを推敲し、サマリー程度の長さの英文なら自信を持ってかけるようにする。
第4回:主要な先行研究の検討
論文の完成に向けて、論文テーマとの関係で先行研究をどのように整理するかを報告してもらい、指導を行なう。
第5回:主要な資料の検討
論文にとってベーシックな意義を有する資料を取り上げ、その内容を報告してもらい,指導を行なう。
第6回:研究推進上の悩みの解決
現時点で抱えている研究上の悩みを話してもらい、解決の方策を相談する。
第7回:論文の理論的筋道の整理
ベーシックな情報が得られた段階で、あくまで暫定的なものではあるが、論文の全体を貫く仮説となる理論枠組を考えてもらい、指導を行なう。
第8回:論文の目次
あくまで暫定的なものだが、論文の目次を作成してみることで、研究テーマに関する認識を整理し深める。
第9回:論文の一部を書いてみる
論文の実体的な部分の一部を実際に執筆し、これを論理構成、文章表現等様々な観点から吟味し指導する。
第10回:文章の推敲
書いてみた論文の一部について、指導に基づいて一応完成させる。
第11回:第1稿の吟味
論文全体を一応書き通し、第1稿とする。これを題材に総括的に指導する。
第12回:第1稿の改善 その1 解釈を深める
第11回の指導をもとに改稿したものにつき、特に文献資料の読み込みや調査データの解釈などを更に深める方向で考えていく。
第13回:第1稿の改善 その2 全体を整理する
第11回で指導したものにつき、全体の構成や基本的な理論枠組の一貫性などに留意して指導を行なう。
第14回:進捗状況の確認
最終回に当たって、提出までの作業の確認と事務的な諸注意。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
この科目の性質からして、まさに各履修者が自分の論文に取組むことそのものであるのだが、具体的には、それぞれの回ごとに、「授業の到達目標」欄に示した4つの項目に沿って、具体的に行なっておくべき作業を指示する。特に、締切り間際に慌てるのではなく、11月中には第1稿が完成しているように進めてもらいたい。
テキスト(教科書)Textbooks
テキストは使用しない。
参考書References
各院生の関心や資質、到達度などに応じて、その都度指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
「授業の到達目標」欄に記した4つの項目を果たしてまたどの程度身につけたか、論文の執筆に向けた各回の指導内容をどのくらい実践できたか、を評価基準とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
該当なし。