公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SOS600P1－501（その他の社会科学 / Social science 600）論文研究指導１ＡSeminar 1 on Master Thesis A
加藤 寛之Hiroyuki KATO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X9114 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 土5/Sat.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
公共政策学専攻 （修士課程）研究指導科目 |
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Outline (in English)
The courses [Thesis Research Guidance 1A and 1B] and [Thesis Research Guidance 2A and 2B] are designed to teach master's students how to write academic papers. In these courses, students collect and analyze data to help them write their master's theses in the area of corporate theory, and formulate a logic for the issues surrounding policy problems. (In both cases, 1 corresponds to the first year and 2 to the second year.
Students will be guided by a faculty member who is most appropriate for each theme, and will be advised on the methods of research and data analysis, emphasizing their compatibility with the research theme. Students will be advised on how to search for necessary materials in relation to their problem interest, narrow down their research theme, and conduct research.
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授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
修士課程の学生に対して学術的な論文を、どう書いていくかを目的とする科目として［論文研究指導1A・1B］と［論文研究指導2A・2B］は存在する。これらは、企業論領域の修士論文執筆に役立つ、データ収集とその分析を行い、政策的課題をめぐる問題についてのロジックを形成する。（いずれも、１は1年次、２は２年次に対応する。）
各人の問題関心を大切にし、それぞれのテーマに最も適した教員が指導を担当するとともに、調査やデータ分析の手法についても、研究テーマとの適合性を重視しながら助言する。問題関心との関連で必要な資料の検索、調査テーマのしぼり込み、調査対象の選定、調査計画の作成、質問票・質問項目の作成、データ収集と整理、データ解析といった一連の作業を行う。原則として2年次においては、修士論文もしくは政策研究論文の完成を到達目標とする。
到達目標Goal
アカデミックな修士論文の作成
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連、特に「DP1」は特に強く関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
各院生の修士論文研究テーマを考慮して、以下に挙げるようなトピックを念頭に置いて、それぞれの進度に応じた指導、に最もふさわしい研究方法を選択し、組み合わせて実施することを促進する。
原則対面で実施し、フィードバックは毎回課題をだし、その都度コメントします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回：研究テーマ設定
同左・ディスカッション
2回：テーマを中心とした基礎的理解
同左・ディスカッション
3回：テーマを中心とした標準的理解
同左・ディスカッション
4回：論文構成の基礎的技法
同左・ディスカッション
5回：論文構成の応用的技法
同左・ディスカッション
6回：研究報告のレジュメの作成法
同左・ディスカッション
7回：研究テーマ企画の立案
同左・ディスカッション
8回：研究テーマ企画の修正
同左・ディスカッション
9回：先行研究の検討
同左・ディスカッション
10回：先行研究の整理
同左・ディスカッション
11回：リサーチ・クエスチョンの確定
同左・ディスカッション
12回：論文の理論的フレームワークの提示
同左・ディスカッション
13回：論文の研究対象の確認
同左・ディスカッション
14回：論文の構成の確認
同左・ディスカッション
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
論文作成上有益な情報、準備に関しては、担当教員が進度を確認しながら指示する。
テキスト（教科書）Textbooks
各人のテーマに応じて、担当教員が提示する。
参考書References
各人のテーマに応じて、担当教員が提示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
出席20％、調査研究活動および報告80％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
社会人学生が多く、自社の状況を反映した意見交換が活発です。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞地域産業論・戦略論・企業論
＜研究テーマ＞造船産業各社の戦略・国際分業・産業集積の研究
＜主要研究業績＞
「船舶開発と造船産業――ビジネス・システムの不確実性がもたらす複雑性へのマネジメント」藤本隆宏編『人工物複雑化の時代』（有斐閣）
「日本の造船産業における企業競争力の変動とその要因分析―国際競争力構図の変化と新たな取り組み―」柳町功他編著『韓日産業競争力比較研究』（三星経済研究所）
「造船産業の競争構図の変容と雁行形態論・塩路モデルの再検討」（『アジア経営研究』）
「日韓競争力転換のメカニズム―造船産業の事例―」（『組織科学』）
「資源蓄積の機能不全─成熟・衰退期への適応が再成長期の制約に化けるメカニズム」（『経営学論集』）