公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance
SOS600P1-501(その他の社会科学 / Social science 600)論文研究指導1ASeminar 1 on Master Thesis A
土山 希美枝Kimie TSUCHIYAMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 公共政策研究科Graduate School of Public Policy and Social Governance |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X9102 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火6/Tue.6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
公共政策学専攻 (修士課程)研究指導科目 |
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Outline (in English)
It will develop your literacy of information and literature research, clarifying your paper's theme and its writing plan.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
修士過程1年生にむけた、論文作成のための起点となる科目。自身の研究テーマを明確にし、修士論文としての構想を練ることをめざす。また、修士論文作成のために必要な資料や文献をどのように収集し読解していくか、どのようにテーマを章立てていくかというリテラシーも学ぶ。
到達目標Goal
この講義の到達目標は以下である。
・修士論文のテーマを明確にする
・修士論文の作成に必要な、情報、資料また文献の検索、収集の技法を学ぶ
・修士論文の作成に必要な、情報、資料また文献の読解をすすめる
・修士論文の章節構成を検討する
・秋学期以降の研究計画をたてる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」に関連している。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
受講生との面談を通じて、テーマの明確化、技法の習得、修論の章節構成の作成を指導していく。報告をベースに、論文作成のための意見交換やコメント、作業内容などがフィードバックされる。なお、原則として対面講義とする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:導入
講義の目標や進めかたについて確認する
第2回:テーマを検討する
修士論文のテーマと想定している内容について報告をうけ、議論する
第3回:情報検索を学ぶ
テーマをめぐる情報を検索する方法を学ぶ
第4回:文献検索を学ぶ
テーマをめぐる文献、資料を検索する方法を学ぶ
第5回:テーマを仮定する
修士論文のテーマを仮定したものを報告し、その内容について議論するテーマを仮定する
第6回:テーマを具体化する
修士論文のテーマをより具体化するために、報告を受け、議論する
第7回:テーマをめぐる情報を整理する
修士論文のテーマをめぐって収集した情報を整理し、報告する
第8回:テーマをめぐる事実を確認する
修士論文のテーマをめぐって、経緯や状況などを整理し、報告する
第9回:テーマを明確にする
それまでの蓄積をふまえて、修士論文のテーマを明確にする
第10回:テーマについて議論する
修士論文のテーマをめぐって、論の展開などの方向性を議論する
第11回:論文作成の技法の基礎を学ぶ
注のつけかた、参考文献の引用のしかたを学ぶ
第12回:論文作成の技法の基礎を習得する
注のつけかた、参考文献の引用の仕方を習得する
第13回:修士論文の構成を検討する
修士論文のテーマに即し、論文の章・節構成を仮定する
第14回:修士論文の作成に向けて
夏季休暇中の目標を設定する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
院生が自らのテーマをめぐって、調べ、学び、考察し、その結果について報告を受けて指導することが本講義の基本スタイルなので、求められている報告をていねいに用意し、指導を受けて次回のための研究活動にとりくむことが講義時間外に必要である。
テキスト(教科書)Textbooks
ありません。
参考書References
院生が集めるべき資料、読むべき文献については、講義中に指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義における報告(60%)、それをふまえた意見交換、指導にたいする理解(40%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度から担当者が変わった新しい科目で、「気づき」を得るべき意見はまだもらっていません。
担当教員の専門分野等
〈専門領域〉公共政策、地方自治、政治学
〈研究テーマ〉社会構造と政策・政治の変容、自治体政策、自治体議会論。
〈主要研究業績〉『高度成長期「都市政策」の政治過程』日本評論社、2007年。『質問力でつくる政策議会』公人の友社、2017年。