人文科学研究科Graduate School of Humanities
HIS700B4（史学 / History 700）史学特殊演習ＢⅠSeminarB: HistoryⅠ
小倉 淳一
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X1336 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木6/Thu.6 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 史学専攻(博士後期課程) |
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Outline (in English)
The aim of this course is to acquire the ability to write doctoral dissertations by students doing research presentations in Japanese archeology.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
考古学の方法にもとづいて物質文化から再構成される社会について検討する。それをもとに博士論文作成を進めるための力量を培い、独自の研究の確立につなげていく。
到達目標Goal
・先史社会の内実を物質資料の分析に基づいて検討し、批判を加えつつ建設的な展望を提示することができる。
・先史社会に関する特定のテーマをもとにした論文を多面的に構成するための能力が高まる。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
受講者が関心を寄せる先史時代の社会に関する先行研究を講読し、受講者の研究テーマを設定するために検討と討論を重ねる。関連する諸研究を横断しながら、研究の現状と課題を明らかにし、受講者の問題意識の形成につなげ、資料の分析方法を見通していく。
授業形式は対面授業を基本とする。
レポート等のフィードバックについては授業内に行うかオフィス・アワー（月曜5限）で対応する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：導入
先史社会研究の意義
第2回：構想発表（１）
受講者の目指す論文構想
第3回：構想発表（２）
現状の論文構想の課題と問題の検討
第4回：学史的研究論文の検討（１）
主に1990年代までの研究分野をリードしてきた先史社会研究のテーマと目的に関する検討
第5回：学史的研究論文の検討（２）
上記論文の資料と操作方法に関する検討
第6回：学史的研究論文の検討（３）
上記論文の考察と展望に関する検討
第7回：近年の研究論文の検討（１）
2000年代以降の研究分野を形成した先史社会研究のテーマと目的に関する検討
第8回：近年の研究論文の検討（２）
上記論文の資料と操作方法に関する検討
第9回：近年の研究論文の検討（３）
上記論文の考察と展望に関する検討
第10回：最新の研究論文の検討（１）
当該分野における最新研究のテーマと目的に関する検討
第11回：最新の研究論文の検討（２）
上記論文の資料と操作方法に関する検討
第12回：最新の研究論文の検討（３）
上記論文の考察と展望に関する検討
第13回：先史社会研究の発達過程と多面的な方向性
受講者の掲げたテーマの有効性と問題点の摘出
第14回：総括
研究テーマと方針の策定
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。当該分野の諸研究に関する論文集成および研究史の概要把握。
テキスト（教科書）Textbooks
用いない。
参考書References
授業内で提示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内の発表・討論（70％・必須）、レポート（30％・必須）によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
その他の重要事項Others
※担当者は博物館学芸員としての実務経験を有しており、授業では物質資料からの情報の引き出し方、それをもとにした研究の方法についても実践的に解説・指導する。