人文科学研究科Graduate School of Humanities
LIT700B2（文学 / Literature 700）日本文学特殊演習ＡSeminar: Japanese Literature A
中丸 宣明
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人文科学研究科Graduate School of Humanities |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X0608 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木6/Thu.6 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 日本文学専攻(博士後期課程) |
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Outline (in English)
See Japanese notation.Those who do not understand the Japanese language are not eligible.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
①受講生各自の研究する作家・作品に関する注釈・分析・立論・評価の能力の養成。
②日本近・現代文学の文学史的展開のあり方を把握すること。①と関連して、各自の研究する対象の位置が明確になるように努める。
③受講生各自の研究する作家・作品に近接する仕事をした作家・作品に関する認識の養成。これにより幅広い知見を獲得する。
④上記の研究を推進しながら、博士論文作成へと連続させていくこと。
到達目標Goal
受講者各人が、具体的な作品・テクストに向き合い、立論・注釈・解釈・先行文献の調査などのさまざまな方法を学びつつ、論文作成の実際を学ぶ。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
日本の一九世紀及び二〇世紀前半の任意の作品・テクストを取り上げ、各自の研究計画に基づいて授業で発表・討議する。自己の研究を深めていくと同時に、他の受講生からの批判、助言、異なった観点や見解等を汲み上げながら、文学認識を高度化していく。それらにより、目標とする優れた博士論文作成へと繋げていく。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回：オリエンテーション
本授業（演習）の目的と運営概説。春学期の成果との関連性の確認。
2回：研究史を踏まえた方法論の諸問題1
近代文学研究史をどう自分のものにするか。
3回：研究史を踏まえた方法論の諸問題2
近代文学研究史をどう自分のものにするか。
4回：各発表者が各発表テーマにしたがって各方法論に従って、発表の後討議
各人のテーマに基づく研究発表・討議。
5回：各発表者が各発表テーマにしたがって各方法論に従って、発表の後討議
各人のテーマに基づく研究発表・討議。
6回：各発表者が各発表テーマにしたがって各方法論に従って、発表の後討議
各人のテーマに基づく研究発表・討議。
7回：各発表者が各発表テーマにしたがって各方法論に従って、発表の後討議
各人のテーマに基づく研究発表・討議。
8回：各発表者が各発表テーマにしたがって各方法論に従って、発表の後討議
各人のテーマに基づく研究発表・討議。
9回：各発表者が各発表テーマにしたがって各方法論に従って、発表の後討議
各人のテーマに基づく研究発表・討議。
10回：各発表者が各発表テーマにしたがって各方法論に従って、発表の後討議
各人のテーマに基づく研究発表・討議。
11回：各発表者が各発表テーマにしたがって各方法論に従って、発表の後討議
各人のテーマに基づく研究発表・討議。
12回：各発表者が各発表テーマにしたがって各方法論に従って、発表の後討議
各人のテーマに基づく研究発表・討議。
13回：各発表者が各発表テーマにしたがって各方法論に従って、発表の後討議
各人のテーマに基づく研究発表・討議。
14回：総括
それぞれの反省と今後の展望。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
自己の担当作品の発表の準備を充分にすることは当然のことながら、演習参加者も作品を読み私見を深め討論の準備をすること。本授業の準備学習・復習時間は、各2 時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
プリントによる。発表者は発表にさきがけて当該作品のテクストを指定すること。
参考書References
演習中に適宜指示。
成績評価の方法と基準Grading criteria
発表内容（40％）、討論への参加状況（40％）、期末レポート（20％）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
活発な議論の場を提供する。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞
日本近代文学
＜研究テーマ＞
近代文学の成立期の研究－19世紀文学論
自然主義文学の形成と構造
＜主要研究業績＞
・「紀久八狂乱--広津柳浪『乱菊物語』と小栗風葉『鬘下地』」「国語と国文学」（東京大学国語国文学会）2010．5
・「草双紙のゆくえ--雑誌「人情世界」の位置」「文学」（岩波書店）2009．11・12
・「『東京絵入新聞』の図像学--『金之助の話説』の成立まで」 「日本近代文学」（日本近代文学会）2008．5