経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FD(経営学 / Management 300)技術管理論ⅠTechnology and Operation Management I
近能 善範Yoshinori KONNO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4479 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 市場経営学科専門科目 |
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Outline (in English)
"Technology management" means a strategic management leveraged by technology. The goal of this class is to understand basic knowledge and ideas concerning "Technology management" with concrete examples from various industries.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
技術管理論とは、ごく簡単に言えば、「技術を中核に据えた経営戦略論」、あるいは「技術をてこにした経営戦略論」とでも言うべきものです。「技術経営論」や「イノベーション・マネジメント」と呼ばれることもあります。
一般に、研究・技術開発の成果を製品化し、市場に投入し、それが幅広い顧客に受け入れられるまで育て上げ、なおかつ、続々と参入してくる競合他社との激烈な競争に勝ち残っていくためには、戦略的なマネジメントが必要不可欠となります。ここでは、研究・技術開発や生産のマネジメントはもちろん、いかにして技術力を新たな顧客価値に結びつけ、ビジネスとして成立・成長させていくのか、といった点がより重要となります。
この授業では、こうした技術管理論に関わる基礎的な内容を、さまざまな業界の事例を交えながら、なるべく分かりやすく説明していきます。
到達目標Goal
この授業では、技術管理論に関わる基本的な考え方や概念などを身につけてもらうことを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」に関連が特に強く、「DP4」、「DP5」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は講義を中心に進めます。また、理解を助けるために、ビデオ教材を適宜取り入れます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション(1)
技術管理論とはどのような学問か
第2回:イントロダクション(2)
イノベーションとは何か、どうして重要なのか
第3回:イノベーション・プロセス
イノベーション・プロセスのモデルと三つの関門
第4回:イノベーションのパターン(1)
「製品ライフサイクル」
第5回:イノベーションのパターン(2)
「普及曲線」
第6回:イノベーションのパターン(3)
「技術進歩のS字曲線」
第7回:イノベーションのパターン(4)
「A-Uモデル」の説明
第8回:イノベーションのパターン(5)
「A-Uモデル」の応用:「機会の窓」と「シェイクアウト」
第9回:イノベーションのパターン(6)
「ラディカル・イノベーション」と「インクリメンタル・イノベーション」
第10回:イノベーションと企業の競争力(1)
ラディカル・イノベーションと企業の競争力(1): 「大企業病」
第11回:イノベーションと企業の競争力(2)
ラディカル・イノベーションと企業の競争力(2): 「過去の資産の負債化」
第12回:イノベーションと企業の競争力(3)
「能力増強型イノベーション」/「能力破壊型イノベーション」と企業の競争力
第13回:イノベーションと企業の競争力(4)
「持続的イノベーション」/「分断的イノベーション」と企業の競争力
第14回:学習成果の確認
まとめと復習
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習は特に求めませんが、毎回の授業の後、次の授業までの間に、配布資料やノート、テキストの該当箇所等を読み直し、復習を行うことが求められます。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
近能善範・高井文子 著『コア・テキスト イノベーション・マネジメント』, 新世社, 2010年。
その他に、必要な場合には適宜プリントを配布します。
参考書References
参考書は特にありません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
Ⅰ・Ⅱとも、「期中のレポート(25点満点)+平常点andビデオ感想(10点満点)+期末試験(65点満点)レポート」の総合計に基づいて評価します。
なお、期末試験を受けなかった場合は成績を「E」とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生からの要望が強いので、企業の具体的な事例を、なるべく数多く盛り込む予定です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
事前配布資料は、原則として法政大学授業支援システムを通じて行う予定です。受講者は、予め使用方法を理解しておくようにして下さい。
その他の重要事項Others
(1)技術管理論のⅠとⅡは、できるだけ併せて履修することが望ましい。
(2)なお、授業中の私語や携帯電話の使用、黒板等の写真撮影は、他の学生に迷惑がか かるので厳禁です。2回以上注意しても直らない場合、教室から退出していただきます。また、授業中の迷惑行為が目に余る場合には、本授業の単位を付与しません。以上を予めご承知の上で履修して下さい。
関連科目
関連科目は、経営学総論Ⅰ/Ⅱ、経営管理論Ⅰ/Ⅱ、経営戦略論Ⅰ/Ⅱ、マーケティング論Ⅰ/Ⅱ、製品開発論Ⅰ/Ⅱ、戦略的意思決定論Ⅰ/Ⅱ、国際経営戦略論Ⅰ/Ⅱ、中小企業論Ⅰ/Ⅱ、日本経営論Ⅰ/Ⅱ、経営情報論Ⅰ/Ⅱなどです。