経営学部Faculty of Business Administration
ECN300FC（経済学 / Economics 300）産業史ⅠHistory of Industries I
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | A4435 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | 経営戦略学科専門科目200番台 |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) | 経営戦略学科専門科目 |
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Outline (in English)
In this lecture, students can learn the history of some key industries in the world and Japan, studying business history from the early modern to the present. Students will understand the development of the key industries in world history, and current problems in the industrial development.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
産業史では、近現代経済の重要な主体である企業の行動を長期的な視点から分析するとともに、我々の生活を支える主要産業について、その生成・展開史を学んでいきます。産業史Ⅰでは、現代の企業・産業が、どのような人間の問題意識と創意・工夫によって築かれたのか理解することを目的として、産業革命以前から現代までを時系列順に追って学びます。制度、技術、自然環境、時代状況等に制約されながらも、企業家たちがどのように経営上の重要問題を解決しようと試みたのかを追っていきます。
到達目標Goal
・産業史を、個性記述に留意しながらも、基礎的な経営理論に基づいた見方を通して眺める力をつけることができる。
・近世から現代までの世界における経済・経営・産業発展の歴史について、体系的に整理することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-3」、「DP4」、「DP5」に関連が特に強く、「DP1-1」、「DP2-1」、「DP2-2」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
オンデマンド講義を行います。授業の方法や、教材などは、学習支援システム上で提示します。感染状況によって、運営方法を変更する場合があります。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：イントロダクション
授業の目的・履修上の注意点について説明
第2回：産業革命前の生産システム①: ヨーロッパの経験
中世～近世にかけてのヨーロッパの生産システムの概観
第3回：産業革命前の生産システム②: 日本・中国の経験
中世～近世にかけての東アジアの生産システムの概観
第4回：産業革命①: 連関するイノベーション
イギリス産業革命におけるイノベーションの連鎖を概観
第5回：産業革命②: 経営構想力を持った企業家の登場
イギリス産業革命における企業家の役割について概観
第6回：第二次産業革命と大陸ヨーロッパ
大陸ヨーロッパ諸国（ベルギー、フランス、ドイツ）における産業革命について概観
第7回：製造のアメリカン・システム
アメリカにおける大量生産の実現までを概観
第8回：後進国のキャッチアップ① : 明治・大正期の日本
明治・大正期の日本企業・産業のキャッチアップ過程を概観
第9回：第一次世界大戦: 資本主義の変質
第一次世界大戦が及ぼした企業・産業体制への影響を概観
第10回：アメリカナイゼーションにむけて
アメリカにおけるビッグビジネスの成立・展開を概観
第11回：後進国のキャッチアップ② : 日本の奇跡
昭和期の日本企業・産業のキャッチアップ過程を概観
第12回：東アジアの奇跡
東アジアの企業・産業の台頭を概観
第13回：先進国経済の再構築
1980年代以降の日米欧企業・産業について概観
第14回：まとめ
授業のまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・高等学校で日本史・世界史を選択していない受講者は、高校教科書等で、事前に17世紀以降の歴史の大まかな流れを予習してください。
・授業の後には、参考書の該当箇所や、配布資料・ノートを使用し、充分復習してください。
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
使用しない。講義レジュメと資料を授業時に配布します。
参考書References
①鈴木良隆・大東英祐・武田晴人『ビジネスの歴史』有斐閣、2004年。
②G. ジョーンズ『国際経営講義―多国籍企業とグローバル資本主義』有斐閣、2007年。
③F. アマートリ・A. コリー『ビジネス・ヒストリー』ミネルヴァ書房、2014年。
④橘川武郎・黒澤隆文・西村成弘編『グローバル経営史―国境を越える産業ダイナミズム―』、名古屋大学出版会、2016年。
⑤R. C. アレン『世界史のなかの産業革命―資源・人的資本・グローバル経済―』名古屋大学出版会、2017年。
⑥粕谷誠『コア・テキスト経営史』新生社、2019年。
⑦R・フイッツジェラルド『多国籍企業の世界史:グローバル時代の人・企業・国家』早稲田大学出版会、2019年。
⑧塩地洋、田中彰編『東アジア優位産業』中央経済社、2020年
⑨『経営史学』、『社会経済史学』、『イノベーション・マネジメント』等の関連論文
成績評価の方法と基準Grading criteria
定期的に出題される中間課題（論述式, 2000字程度, 2～3回実施, 45％）、期末レポート（論述式, 5000字程度, 55％）を課します。授業内容の要約を求めるとともに、授業中に紹介した参考文献・論文の批評レポートを課します。具体的な方法と基準は、授業開始日に学習支援システムで提示します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料の配布や諸連絡を行う際には、授業支援システムを利用します。
その他の重要事項Others
・論述課題を評価する際、不正行為には厳しく対処します。
・法政大学が定める不正行為の定義と、処分の基準については、下記を参照し
てください。
https://www.hosei.ac.jp/application/files/8115/9183/9346/01_.pdf
関連科目
日本経営史Ⅰ/Ⅱ
日本経済論Ⅰ/Ⅱ
日本経営論Ⅰ/Ⅱ