経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FC（経営学 / Management 300）国際経営論ⅠInternational Business I
大木 清弘Kiyohiro OKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | A4405 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | 経営戦略学科専門科目200番台 |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) | 経営戦略学科専門科目 |
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Outline (in English)
Overseas business is becoming more and more important for contemporary companies today. Therefore, how to manage an organization in expanding internationally has become a more important management issue for contemporary companies. In order to respond to this management challenge, it is necessary for us to be able to understand the uniqueness of management under "international" contexts. One of the perspectives to understand “international” contexts is "International Management Theory."
In this course, we will start by studying the historical development of MNCs. Subsequently, we will study the major theories of international management in conjunction with changes in the real world of business (e.g., Theory of foreign direct investment, Theory of knowledge transfer, Organization theory of multinational companies, international configuration of activities, global innovation, international partnership). The purpose of this lecture is to provide a "measure of things" for interpreting the internationalization of companies by studying such a wide range of topics.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
現代の企業にとって海外ビジネスの重要性は増している。そのため、国際的に拡大する中で、いかに組織をマネジメントするかは、より重要な経営課題となっている。この経営課題に対して有効的に取り組んでいくためには、「国際」という条件下での経営が持つ特殊性を理解できるようにならなければならない。そのための視座の1つが「国際経営論」である。
そこで本講義ではまず、多国籍企業の歴史的展開を学ぶことからスタートする。その上で、海外直接投資論、海外知識移転論、多国籍企業の組織形態、国際的な活動配置といった伝統的な多国籍企業論から、近年議論されることが多いグローバル・イノベーション論、国際パートナーシップまで、国際経営の主要理論を、現実の企業の動きと合わせながら学ぶ。このように多岐にわたるテーマを扱うことで、企業の国際化を解釈する際の「ものさし」を身につけるのが、本講義の目的である。
到達目標Goal
本講義の目標は二つである。まず、国際経営論に関する学問的な素養を身につけ、現実を国際経営論の視点で解釈できるようになることである。次に、海外ビジネスの実情について基本的な状況を理解できるようになることである
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」に関連が特に強く、「DP1-3」、「DP2-1」、「DP2-2」、「DP5」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義形式で行いますが、質問なども随時募集し、可能な限りインタラクティブに行っていきます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：ガイダンス
授業の目的などを説明します。
2：国際経営の基礎知識
国際化の持つ意味など、基本的なことを説明します。
3：多国籍企業の歴史
多国籍企業の発展の歴史について学びます。
4：海外直接投資論
1950年代のHymerの議論から続く、海外直接投資の議論について学びます。
5：プロダクト・サイクル仮説と優位性の移転
1960年代のVernonのプロダクト・サイクル仮説を中心に学びます。
6：多国籍企業の組織デザイン
1970年代から本格化する組織デザインの研究を学びます。
7：多国籍企業の組織デザイン/トランスナショナル型組織（IRグリッド）
1970年代の組織デザインの議論について、IRグリッドまで学びます。
8：トランスナショナル型組織（バートレット・ゴシャールの研究）
1980年代のトランスナショナル型組織の議論について学びます。
9：国際的な活動の配置と調整
1980年代後半のPorterの議論を中心に、国際的な活動の活動の配置と調整の議論を学びます。
10：海外子会社論
1980年代後半から活発化する海外子会社に焦点を当てた議論を学びます。
11：グローバル・イノベーション論
1990年代から活発化する、国境をまたいだイノベーション活動に関する議論を学びます。
12：国際パートナーシップ
これまでの多国籍企業の前提と異なる「パートナーシップ」の議論について学びます。
13：最新の国際経営論
最新の国際経営論として、近年使われている理論や現実の動きについて説明します。
14：まとめ
授業全体を振り返り、質問などに答えます。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
①学生は授業の前に、指定する資料をダウンロードし、教科書と合わせて内容を理解する準備学習を推奨します。
②学生は、授業の後、授業の内容を再度復習し、理解し、分からないことがあれば次回以降に質問する復讐を推奨します。
③本授業の準備・復習時間は1回につき4時間程度です。
テキスト（教科書）Textbooks
コア・テキスト「国際経営」大木清弘、新世社、2018年、2750円
参考書References
参考書は特にありません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験：80%、平常点：20%
・期末試験で、国際経営に学問的素養を身に着けているか、海外ビジネスの現状を理解できているかを評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料をダウンロードし閲覧するための機器（パソコンを推奨）
関連科目
国際経営戦略論Ⅰ、国際経営戦略論Ⅱ、技術管理論Ⅱ