経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FB(経営学 / Management 300)監査論ⅠAuditing I
小澤 康裕Michihiro OZAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A4377 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) | 経営学科専門科目 |
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Outline (in English)
This course offers the fundamental knowledge about financial auditing, for example, the purpose, significance, and contents of auditing, and helps to deepen understanding of the importance of roles played by audits.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
会計監査の目的,意義,内容等についての基本的知識を修得し,監査が果たす役割の重要性について理解を深める。
到達目標Goal
学生は、会計監査の目的や内容等について基本的知識を修得し、現代社会において監査が果たす役割の重要性について理解することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-2」、「DP4」、「DP5」に関連が特に強く、「DP1-4」、「法律」、「数学」、「教養」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
会計監査(財務諸表監査)とは、企業が公表する財務諸表の適正性(正しいか否か)について、監査人が専門的見地から意見を表明する行為である。本講義では、この監査のプロセス全般を対象とする。また、企業の内部統制や粉飾決算事件等の最新のトピックを重視し、事例を含めて解説する。
そのため、本講義では、監査のプロセスを説明することはもちろん、新聞や雑誌等の記事を補助資料として用いて、われわれの社会において生じている種々の問題に「監査」がどのように関わっているのかを説明し、監査が果たす役割の重要性について理解を促す。
授業はグループディスカッションや個々人の発言を求めるなど、インタラクティブに行われる。また、動画を視聴する等の予習が必要な場合がある。ただし、オンデマンド授業に決まった場合にはこの限りではない。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:イントロダクション・監査とは何か
講義全体の概要や受講のルールを説明し、「監査」についての初歩的な理解を促す。
第2回:会計監査と財務諸表の虚偽表示
会計監査と財務諸表の虚偽表示との関係ついて説明する。
第3回:監査のニーズ
監査には自発的なニーズが存在することを解説する。
第4回:監査人としての公認会計士・監査法人
公認会計士とは何か、また、監査法人とはどのようなものかを説明する。
第5回:監査人の責任
監査人に課されている責任とはどのようなものかを解説する。
第6回:監査の品質管理
監査の質を担保するためにどのような方法があり、実施されているのかを説明する。
第7回:監査基準
監査基準のうち、主に一般基準について解説する。
第8回:監査戦略
「戦略的に監査を実施する」とはどういうことかを説明する。
第9回:監査リスク・アプローチ
現在の監査方法の基本である「監査リスク・アプローチ」について解説する。
第10回:事業上のリスクを考慮したリスク・アプローチ
「事業上のリスクを考慮したリスク・アプローチ」とはどのようなものかについて説明する。
第11回:監査計画と監査上の重要性
「監査計画」と「重要性」について解説する。
第12回:サンプリングと監査手続
サンプリングとは何か、また、監査手続にはどのようなものが存在するかについて説明する。
第13回:分析的手続
分析的手続とは何か、また、その具体的な手法について演習問題を用いて解説する。
第14回:まとめと振り返り
監査論Ⅰの授業全体のまとめと振り返りを行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
対面授業の場合、準備学習として、動画の視聴を求める場合がある。
復習は必須である。
レポート(1回以上)の提出を求める。
また、対面授業の場合、各回の冒頭でハンドアウトを用いて前回の復習を行う。その際,受講者を指名して回答を求めるので,回答できるように前回の復習をしておくこと。
本授業の準備学習・復習時間は、各 2 時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
授業内で適宜指定する。
参考書References
山浦久司著『監査論テキスト』(中央経済社)
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験(Exam)(70%)、レポート課題(Report)(20%)/Quiz(小テスト)およびアンケート等(10%)
ただし、新型コロナウィルス感染症の感染状況が改善し、大学の方針が大幅に変わった場合は変更があり得る。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
HoppiiやZoomの不具合や操作ミスにより、受講に問題が生じた場合には、適宜、善後策を措置を講じる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
科目の性格上、「簿記入門」「会計学入門」を受講していることが望ましい。まったく簿記や会計の知識がない者が受講する場合、講義を理解するのは難しい。
関連科目
特になし