経営学部Faculty of Business Administration
MAN300FB（経営学 / Management 300）組織行動論ⅠOrganizational Behavior I
西川 真規子Makiko NISHIKAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | A4359 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2019年度以降）Category (2019～) | 経営学科専門科目200番台 |
| カテゴリー（2018年度以前）Category (～2018) | 経営学科専門科目 |
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Outline (in English)
Organizational behaviour seeks to understand human behaviour in organizational contexts. Students will learn the basic concepts and theories of organizational behaviour, mainly developed in social psychology, and sociology. This course will focus on the attitudes and behaviour of people in general, such as individual perception, learning, motivation, and decision making.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
組織におけるひとに関わる課題・問題に対して、社会心理学、社会学を中心とした学際的知見を応用し解決をはかるのが組織行動論です。組織行動論Ⅰでは、個人一般に焦点をあてます。社会環境と相互作用する際の個人の内面での働きや変化、さらには個人から社会環境への働きかけを中心に理解を深めます。
到達目標Goal
①個人が組織と関わる際の態度や行動に関する基礎概念や基本理論を理解する。②学んだ概念や理論を自らの集団活動上の経験に応用できるようになる。③集団でのひとに関わる課題や問題に対する改善策・解決策を自ら考え実践に生かす力を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP4」、「DP5」に関連が特に強く、「DP1-1」、「社会学」、「心理学」に関連がかなりある
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
①各回のテーマに関係する概念や理論をテキストを通じて理解します。②各回のテーマに沿った自らの体験を振りかえるExerciseを実施します。③学んだ概念、理論を実体験に応用するためのReflectionを実施します。④各自で講義内容を踏まえ組織行動論の観点からExercise、Reflectionの内容を振り返り分析します。⑤振り返った内容を踏まえ、課題に沿ってレポートを作成し期限までに提出します。⑥授業内容に関する質疑応答は学習支援システムを通じて行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：オリエンテーション
学習の進め方の理解
2：組織における態度と行動
組織行動論とは
組織と集団
アイデンティティ集団と組織集団
所属集団の影響
3：組織・集団・個人
個人・集団・組織
組織の中の個人の態度・行動
組織の中の個人
集団の中の個人
4：個人の学習
学習とは何か
条件付け学習
ヒトの学習
5：組織の中の学習
集団での学習
実践を通じた学習
知識社会とナレッジワーカー
体系的学習と実践的学習
6：認知
アートと認知
認知とは何か
認知プロセス
対人認知とステレオタイプ
7：認知の歪み
原因の帰属
認知の歪み
認知される私
認知する私
内集団と外集団
原因の帰属
8：感情
感情の役割
感情と文化
感情的知性
感情労働
9：モチベーションと自己
モチベーションとは何か
モチベーションへのアプローチ
マズローの欲求段階説
X理論・Y理論
自己決定理論
10：モチベーションと比較
モチベーションと比較
認知不協和
衡平理論
組織公正
11：モチベーションと目標
モチベーションとゴール
内発的、外発的モチベーション
個人とゴール
組織とゴール
目標による管理
12：モチベーションと期待
モチベーションと期待
予測される価値
予測される結果
13：意思決定
行動と行為、選択
機会と選好
意思決定と合理性
合理性の限界
14：まとめ
学習内容の振り返り
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
次のテーマに進む前に、各回のExercise、Reflection完成させてください（テキストにExercise, Reflectionの記述欄が設けられています）。ExerciseやRelfectionでの考察結果を前提とし、前半・後半、それぞれ1回レポート用の課題が出されます。本授業の準備学習・復習時間は、各 2 時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
西川真規子『はじめての組織行動論』新世社、2021年
ISBN 978-4-88384-326-8
このテキストには書き込み欄が設けられおり、ノート併用になっています。ExerciseやReflectionの他にも授業内容を踏まえ気づいた点など積極的に書き込みを行ってください。
参考書References
特にありません。
成績評価の方法と基準Grading criteria
前半・後半計2回のレポートを総合して評価します。レポートでは、テキストで取り上げた概念や理論の理解度と、その実体験への応用力について審査します。各回50点満点とし、総合点（100点満点）で評価を行います。各レポートには提出期限が設定されています。全てのレポートを期限までに提出しない場合は単位が取得できません。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
分析的視点・応用力が身につくという本授業のメリットを、ExerciseやReflectionの実施を通じてさらに高めていきます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業に関するお知らせ、授業内容に関する質問等は学習支援システムを通じて行います。
その他の重要事項Others
この授業は、テキストをベースとしたオンデマンド授業です。但し、初回「オリエンテーション」で、テキストの活用方法を含め、授業の進め方、質問の仕方、評価方法等について詳しい説明を行います。受講希望者は必ず初回授業を受講してください。
組織行動論の理解を深めるため、組織行動論Ⅰ/Ⅱ両方の受講を勧めます。但し、組織行動論Ⅱは3年生以降が受講対象となります。
関連科目
組織行動論Ⅱ
人的資源管理Ⅰ/Ⅱ