社会学研究科Graduate School of Sociology
SOC500E1-2210(社会学 / Sociology 500)メディア社会学特殊研究2(アイドル学)Special Issues in Sociology of Media and Communications 2
稲増 龍夫
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学研究科Graduate School of Sociology |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | X6028 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 土2/Sat.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Learn the Basic Viewpoint of Idol Studies through Reading Major Literature that is the Premise of Idol Studies.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
アイドル学の前提となる基礎文献の購読を通して、アイドル学の射程について検討し、現代アイドル学の基本構図を学びます。
到達目標Goal
アイドルの成立に深く関連する「スター」に関する大著『増殖するペルソナ〜映画スターダムの成立と日本近代』(藤木秀朗)を読みこみ、社会史的視点からのアイドル学の基礎を学び、現代のアイドル現象へのアプローチ手法を考察します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
テキストを輪読し、毎回、発表者による問題提起に関して参加者で議論を展開します。なお、基本、対面授業を主としますが、オンラインを併用する可能性もあります。その辺りは、後期における社会状況と受講者の希望を尊重します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
秋学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:授業ガイダンス
スケジュールの確認と受講者の自己紹介
第2回:『増殖するペルソナ』序章
映画スターダムの基本構図
第3回:『増殖するペルソナ』1章
スターとしての弁士
第4回:『増殖するペルソナ』2章
妙技のペルソナ/権威のペルソナ
第5回:『増殖するペルソナ』3章
アメリカ映画スターの増殖
第6回 :『増殖するペルソナ』4章
アメリカ映画スターと文化介入
第7回:『増植するペルソナ』5章
国際映画スターシステムの再編
第8回:『増植するペルソナ』6章
女形から女優へ
第9回:『増殖するペルソナ』7章
日本女優の確率
第10回:『増殖するペルソナ』8章
モダンガールとクララ・ボー
第11回:『増殖するペルソナ』9章
敬愛されるモダンガール
第12回:現代アイドル論-2
各自が興味を持ったアイドル論考を紹介
第13回:現代アイドル論−2
各自が興味を持ったアイドル論考を紹介
第14回:まとめと総括
アイドル論の基本視座を確認
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
藤木秀朗『増殖するペルソナ〜映画スターダムの成立と日本近代』(名古屋大学出版会)
参考書References
授業中に適宜指示する
成績評価の方法と基準Grading criteria
レポート発表と毎回の議論を評価の基本とします(100%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講者の修論構想について、適宜、個別にサポートしてきましたが、受講者からは好評でした。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
担当教員の専門分野等
<専門領域>
メディア文化論
<研究テーマ>
映像メディアと表象文化
<主要研究業績>
『アイドル工学』
『パンドラのメディア〜テレビは時代をどう変えたのか』
『グループサウンズ文化論』