社会学研究科Graduate School of Sociology
SOC500E1－2207（社会学 / Sociology 500）メディア特殊研究３（知的財産権法）メディア特殊研究３（知的財産権法）
白田 秀彰
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学研究科Graduate School of Sociology |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | X6027 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
After introducing and considering general intellectual property rights, we will consider copyright, which is closely connected to media studies, by seeing theories and judicial precedents.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
知的財産権法全般について紹介・検討したのちに、メディア研究に最も関係の深い著作権法について理論と裁判例をみながら検討する。
到達目標Goal
著作権法の基本的思考方法を把握すること。提示された問題について原則を適用して見解を提示できること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義と討論によって行う。発表を要求する場合もある。
新型コロナ状況下であるため、対面が可能な場合は対面で行うが、対面講義とほぼ同内容の動画による講義となる可能性がある。講義に関する連絡その他は、指定されたGoogle Classroomにて行う。課題に対する講評は、Google Classroom のストリームにて適宜行う。また必要に応じて個別にメール等の方法で指導を行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：法律学概論
法律教育を受けていない学生のために、法律学の基本的な考え方を提示する。
第2回：民法概論
知的財産権法に関係する民法の領域について解説する。
第3回：知的財産権法概論
知的財産権法全般について解説する。またそれぞれの権利についてその歴史的・経済学的背景について解説する。
第4回：著作権法 著作物とは
著作物の概念について解説する。
第5回：著作権法 著作者とは
著作者の概念について解説する。
第6回：著作権法 著作権の行使
著作権の効力および存続期間について解説する。
第7回：著作権法 著作権の制限
著作権の制限規定について解説する。
第8回：著作権法 著作隣接権
著作隣接権について解説する。
第9回：事例検討1
著作物概念に関する事例を取り上げ具体的に検討する。
第10回：事例検討2
著作者概念に関する事例を取り上げ具体的に検討する。
第11回：事例検討3
著作権の効力・存続期間・制限に関する事例を取り上げ具体的に検討する。
第12回：事例検討4
著作物の流通に関する事例を取り上げ、隣接権その他の流通事業について検討する。
第13回：事例検討5
情報時代の著作権が抱える諸問題に関する事例を取り上げ具体的に検討する。
第14回：講評会
講義を総括する小論文を提出させ、この小論文の内容について討議する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
膨大な内容を短期間で検討するため、受講生は講義中に示された事項について自主的に調査・理解することが必要である。授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
講義中に指示する。
参考書References
後半の事例研究では、最新版の「著作権判例百選」を用いる。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(80%)と講義中に課す小論文の内容(20%)で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本講義は少人数であるためアンケートの対象ではない。