人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies
SOW500J3(社会福祉学 / Social Welfare 500)福祉政策系特殊講義ⅠAdvanced Study on Social Policy I
布川 日佐史Hisashi FUKAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間社会研究科Graduate School of Social Well-being Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~3 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
人間福祉専攻 選択・必修科目 |
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Outline (in English)
On the "basic income support for job-seekers" (SGB II) in Germany and concludes with proposals on Japan's policy for employable people in need
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
就労可能な生活困窮者への公的扶助と雇用政策の交錯領域について、日独比較をもとに検討する。受講者のテーマに沿って、日独どちらかの制度の検討に重点を置く場合もある。
到達目標Goal
日独比較を通じて、日本の政策展開の特徴とそれを評価する視点を明らかにする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
1)公的扶助と雇用政策の交錯分野に関する日独比較研究の文献を読み、議論する。
2)オンライン授業を取り入れる。
3)課題や提出物などへのフィードバックは、授業支援システムやメール等で行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:オリエンテーション
就労可能な生活困窮者
2:雇用保険制度の現状と課題
受給状況・カバー率
3:ドイツの失業扶助
役割と課題
4:日本の求職者支援制度
実態と課題
5:職業訓練の日独比較
特徴と課題
6:独:社会扶助改革①
稼働能力活用要件
7:独:社会扶助改革②
就労扶助の展開
8:独:求職者基礎保障①
最低生活保障基準
9:独:求職者基礎保障②
実施主体(国と自治体)
10:独:求職者基礎保障③
就労支援の特徴と課題
11:住宅手当の日独比較①
ドイツ住宅手当の意義
12:住宅手当の日独比較②
日本の住宅政策
13:児童手当の日独比較①
独:児童手当の特徴・役割
14:児童手当の日独比較②
「子ども手当」
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
日独の政策展開のポイントをまとめ、特徴を検討しておくこと。
本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
必要な文献を適宜配布する。
参考書References
布川編著『雇用政策と公的扶助の交錯』御茶の水書房、2002年など。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の報告(50%)と、まとめ(50%)をもとに評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
ドイツについて豊富なイメージが持てるようにする。
担当教員の専門分野
雇用政策 公的扶助