法務研究科Law School
LAW500A2(法学 / law 500)現代家族の法と手続Modern Family Law Practice and Procedure
野嶋 愼一郎Shinichiro NOJIMA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法務研究科Law School |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | V4131 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 2~ |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 選択 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory |
展開・先端科目群 展開 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
There are a divorce and succession as the problem of everyone's facing it close. Feeling as well as money involve the modal family's problem. An event will be something complicated serious.
This lecture is learned about the boy criminal case tried and an event of domesticities at a domestic relations court
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
法律家のみならず、誰しもが身近に直面する問題として離婚と相続がある。家族法の問題は、金銭的な解決だけではなく、夫婦・親子の情が絡んでいるため、事件を複雑、深刻なものとしている。
本年から、家庭裁判所で審理される少年事件(刑事事件)も講義する。
本講義では、家庭裁判所で審理される刑事事件、家事事件を対象として、それがどのように解決されているのか、を学習するすることを目的とする。
到達目標Goal
本講義では、具体的題材をもとに、少年事件、家事事件に関する基本的な知識、具体的問題の解決方法、を体得することを目的とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP6」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
事前に示される課題、資料などを目を通し、関係する文献を読むなど準備をし、授業当日においては双方向で質問や議論をする形式で進める。
課題については、次回授業までに添削・返却し、次回授業内で講評する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:少年法概説
少年法の適用事件
少年審判の目的・機能・対象・基本原理
第2回:少年事件の受理・調査
事件の受理
事件の調査
当事者の役割
第3回:少年審判と弁護活動
観護措置
審判手続と弁護活動
試験観察
第4回:終局決定
不服申立
審判不開始・不処分
検察官送致
保護処分
第5回:家事調停手続
調停手続の概略
代理人としての活動
第6回:家事審判手続
人事訴訟手続
審判手続・人事訴訟手続の概略
代理人としての活動
第7回:親族(1)
婚姻関係(日常家事債務、婚姻費用)
第8回:親族(2)
離婚事件(離婚原因、財産分与、慰謝料)
第9回:親族(3)
離婚事件(親権、養育費)、親子関係
第10回:親族(4)
後見制度
第11回:相続(1)
相続の効力(相続回復請求権、相続と登記等)
第12回:相続(2)
相続の承認、放棄
第13回:相続(3)
遺産分割協議、調停、審判
第14回:相続(4)
遺言
遺留分
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に示されるテーマ、資料などを目を通し、関係する文献を読むなどして、授業当日において、質問や議論をすることができるように、相応の準備をしてくることが必要になる。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書は使用しない。
レジュメ・資料については、別途、配布する。
参考書References
「少年法入門」裁判所職員総合研修所監修(司法協会)
「民法7親族・相続」高橋朋子他著(有斐閣アルマ)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業中における評価(平常点)
授業での質疑応答 20%
課題の評価 60%
期末における評価
レポート 20%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
テーマ・授業の進め方などは、学生の意見を取り入れて、柔軟に対応することを心掛けたいと考えている。
実際に取り扱った少年事件、家事事件の苦労、面白さ、やりがいなどを話すことによって、実務に対する興味を持ってもらいたいと考えている。