法務研究科Law School
LAW500A2（法学 / law 500）民事訴訟法ⅡCivil Procedure Ⅱ
萩澤 達彦Tatsuhiko HAGIZAWA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 法務研究科Law School |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | V1641 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水2/Wed.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 必修 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory |
法律基本科目群（基礎科目） 民事系 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Lecture on the second half of the civil procedure, which we left behind in "Civil Procedure Law I" in the previous term. In the lecture I want to be able to study sophisticated content happily. In order to avoid forgetting the lecture contents of the previous term, I want you to review the contents of the previous term well during the summer holidays.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
前期の「民事訴訟法Ⅰ」でやり残した，民事訴訟法の後半部分を講義する。講義では高度な内容を楽しく勉強できるようにしたい。前期の講義内容を忘れてしまわないように，夏期休暇中に前期の内容をしっかり復習しておいて欲しい。
到達目標Goal
民事訴訟法の手続きの流れとそれを裏付ける理論を理解すること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「ＤＰ１」と「ＤＰ２」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義は事前に配付した資料を中心に進められる。該当箇所の教科書を事前に読んでおくことが求められる。配布資料は判例などが素材となっており，参考資料の判例教材は授業内では扱わない。
定期試験答案は添削して返却する共に，定期試験解説期間においてフィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回：民事訴訟の流れの復習
映像教材で，民事訴訟の流れを復習する。
第2回：口頭弁論の諸原則
口頭弁論の諸原則について学ぶ。【コアカリキュラム4-2-1】
第3回：当事者の訴訟行為
当事者が訴訟の審理においてする訴訟行為について学ぶ。【コアカリキュラム4-2-2】
第4回：口頭弁論の進行──裁判所の訴訟指揮
職権進行主義，責問権，弁論の併合・分離，釈明権，適時提出主義について学ぶ。【コアカリキュラム4-1-1，4-2-4 ，4-3-1 ，4-2-3】
第5回：送達
送達について学ぶ。【コアカリキュラム4-1-3】
第6回：自由心証主義
自由心証主義について学ぶ。【コアカリキュラム4-3-11】
第7回：事実認定と証明
証明度，証明責任，証明責任の転換について学ぶ。【コアカリキュラム4-3-12】
第8回：証拠調べ手続き
証拠法総論，人証の取調べ，物証の取調べ【コアカリキュラム4-3-4〜4-3-10】
第9回：既判力の意義・作用
既判力の時的限界
既判力の意義とその作用について学ぶ。【コアカリキュラム5-1-3】
既判力の時的限界について学ぶ。【コアカリキュラム5-1-3】
第10回：既判力の客観的範囲
既判力の主観的範囲
既判力の客観的範囲について学ぶ。【コアカリキュラム5-1-3】
既判力の主観的範囲について学ぶ。【コアカリキュラム5-1-3】
第11回：当事者の意思による訴訟終了
請求の放棄・認諾，訴えの取下げ，訴訟上の和解など当事者の意思により訴訟を終了する制度について学ぶ。【コアカリキュラム5-2-1，5-2-2，5-2-3，5-2-4】
第12回：訴えの変更・反訴・共同訴訟
訴えの変更・反訴・共同訴訟について学ぶ。【コアカリキュラム6-1-1，6-1-2，6-2-1-1〜6-2-1-4】
第13回：独立当事者参加・補助参加・訴訟承継
独立当事者参加・補助参加・訴訟承継について学ぶ。【コアカリキュラム6-2-2，6-2-4，6-2-6】
第14回：上訴・再審
上訴・再審の総論について学ぶ。【コアカリキュラム7-1〜7-6】
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
配布された資料の設問の解答を，配付資料の解説や教科書を参考に作成しておく。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
長谷部由起子『民事訴訟法 第3版』（岩波書店，2020年，3,400円＋税）ISBN 9784000248907
参考書References
伊藤眞『民事訴訟法〔第7版〕』（有斐閣，2020年）
高橋宏志=高田 裕成=畑瑞穂編『民事訴訟法判例百選［第５版］』（有斐閣，2015年）
小林秀之編『判例講義 民事訴訟法』（弘文堂，2019年）
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末試験における評価
定期試験 100％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業レジュメに補助レジュメ、パワーポイントなど、なるべく学生がいろいろな資料を参照しやすいようにしたいと考えている。