デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
OTR300ND(その他 / Others 300)プロジェクト実習・制作2Project Based Learning 2
佐藤 康三、野々部 宏司、土屋 雅人、安積 伸、SEONG YOUNG AH、田中 豊Kozo SATO, Koji NONOBE, Masahito TSUCHIYA, Shin AZUMI, Young ah SEONG, Tanaka YUTAKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B2664 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月3/Mon.3,月4/Mon.4,水3/Wed.3,水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 必修 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 専門科目 展開科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | SD |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In manufacturing, in order to create products which will be used by a variety of unknown customers, it is necessary have not only the producer's ideas and vision but a concrete guarantee process facilitated by the knowledge from fields such as engineering and management. In this course, groups will conduct product development projects according to well-considered plans. Throughout this training, by tackling various problems along the path of product development, students will aim to output a product development specification document and product prototype, whilst learning essential knowledge and techniques. Themes will be announced during the guidance period.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
ものづくりを行い、それを実際に不特定の相手に利用してもらうためには、単なるアイデアや製作者の思いだけではなく、さまざまなデザインやエンジニアリングやマネジメントの知識によって、それを実現するための具体的な裏づけを行う必要がある。プロジェクト実習・制作2では、それぞれのグループが製品開発プロジェクトを実施し、それぞれの企画にもとづき製品開発を行う。この演習では、製品開発のために解決すべきさまざまな課題に取り組みながら、最終的な成果物である“製品開発仕様書”と”製品のプロトタイプ”を完成させ、ものづくりを行う上で必要な知識と手法を学ぶことを目的とする。テーマはガイダンス時に発表する。
到達目標Goal
プロジェクト形式の実習を通して、システムデザイン学科のめざずモノづくり、仕組みづくりを体験し、そこで必要となる知識や能力を身に着けることが出来ること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
学科専任教員全員で行う。各グループに1名ずつ主担当教員がつく。主担当教員は、各グループのプロジェクト実施におけるアドバイザーとなり、進捗に沿って改良点等を示唆する。担当教員は、主にプロジェクトの目標管理、進捗管理、そして予算管理等のサポートをする。各グループは、定期的に進捗報告を担当教員に対して行う必要がある。
プロジェクトで製作する内容についての個別の指示を期待してはいけない。製作する作品の内容は、すべてプロジェクトメンバーに任されている。主担当教員は、プロジェクトの実施にあたって解決すべきさまざまな問題について、適切な指導を行うことができると思われる教員や外部のエキスパートの紹介を行う。必要な場合には、専門家として指導をする場合もある。「プロジェクト実習・制作2履修の手引き」(配布資料)に記載されているスケジュール表にしたがい、該当日に教員別課題についてのガイダンスおよび指導を受けること。各教員は、そこで課題についての説明および解決のヒント(手法等)を説明した後に、共通課題または個別課題を設定する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
制作テーマの発表。
この授業の主たる目的を説明する。また、「プロジェクト実習・制作Ⅰ履修の手引き」を配布し、授業進捗での様々な学習内容を説明する。今年度の制作テーマを発表します。
制作グループ分けをする。
各グループ、プロジェクトリーダー、サブリーダーを決定する事。
2:製品企画1
製品コンセプト
製品開発の基本となるのは、製品の「あり方」の方針決定にあります。ここでは、各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提とした製品コンセプトの立て方や製品コンセプト立案の背景となる調査方法を様々な事例より学びます。
課題1が提示されます。
3:製品企画2
製品市場調査
各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提とした市場調査方法を学び、実際の市場にて調査を行います。市場調査から得られた結果より、制作物の製品の方向性を考察する方法を学び、実践に生かしていく。
課題2が提示されます。
4:基本設計1
外観意匠設計、スタディーモックアップ。
各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提とした製品デザインの外観意匠設計に至るまでの手法を学びます。スタディーモックアップの製品開発上の位置づけ活用方法を学びます。
課題3が提示されます。
5:基本設計2
ユーザインタフェース
各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提とした製品デザインのユーザーインターフェース設計手法を学びます。様々な設計手法と実験方法を学びます。
課題4が提示されます。
6:基本設計3
基本機能と品質マトリクス
各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提とした開発製品の基本機能設定手法、品質マトリックス作成手法を学びます。
課題5が提示されます。
7:詳細設計1
個別性能目標
各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提とした個別性能目標立案法を学びます。
課題6が提示されます。
8:詳細設計2
部品構成と機構図
各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提とした部品構成の仕方と検証方法、機構図作図法、構成、伝達手法を学びます。
課題7が提示されます。
9:詳細設計3
電気回路図
各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提とした電気回路図作図法を学びます。
課題8が提示されます。
10:詳細設計4
画面の詳細仕様とデザイン
各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提としたGUIの詳細使用、デザインの決定法を学びます。
課題9が提示されます。
11:詳細設計5
プログラム仕様
各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提とした制御等のプログラム仕様の決定、設定方法を学びます。
課題10が提示されます。
12:製造および調達実施計画1
生産工程フロー
各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提とした生産工程フローの設定方法を学びます。
課題11が提示されます。
13:製造および調達実施計画2
部品表と製造コスト分析、購入先リスト
各グループの制作製品に対応させる実製品開発を前提とした部品表と製造コスト分析手法。購入先リスト作成方法を学びます。
課題12が提示されます。
14:プレゼンテーション
各チームのプレゼンテーションを行います。各チームは、事前に指示したプレゼンテーションブースに、パネル、実機を展示し、教員の質問に答える事。また、各チームの制作成果物の制作プロセス、実験結果等をpptでプレゼンテーションを行います。様々な質問に対し答えられるよう準備をしておく事。総合講評を行い、同時に今年度の最優秀賞、優秀賞、部門賞の発表を行います。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各プロジェクトグループは、リーダーおよびサブリーダーを決定してください。また、各メンバーの役割をあらかじめ決定し、カルテに記入してください。カルテは、プロジェクト活動を記録するもので、演習日およびその他の活動日に、事務室から受取り、終了後に必ず事務室まで返却してください。
各グループの実習・制作進捗にあわせ、各グループでスケジュール調整を行い各グループで授業外での活動を決定すること。
本授業の準備学習・復習時間は、合わせて1時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
「プロジェクト実習・制作2履修の手引き」:システムデザイン学科編
各課題に対して必要に応じ配布
参考書References
各グループの実習・制作進捗にあわせ、必要と思われる参考書を紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・各課題への取組(個人点):36点
・主担当教員の個人評価(個人点):10点
・課題提出(グループまたは個人点):再提出の回数は評価には影響しない:24点(2点×12)
・最終アウトプット(開発仕様書)(グループ点):10点
・最終展示および配布物(グループ点):10点
・最終プレゼンテーション(グループ点):10点
・最終発表用提出物
プレゼンテーション用パネル
プレゼンテーション用資料
小冊子、カタログ等
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。