デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
ADE300NB(建築学 / Architecture and building engineering 300)建築法規(建築)Building law
河野 泰治Taiji KAWANO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | B2430 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | 建築:建築士 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | 選択 |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2023年度~)Category (2023~) | |
カテゴリー(2019~2022年度)Category (2019~2022) |
建築学科 基盤科目 留学生科目 |
カテゴリー(招聘学科)Category | 建築 |
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Outline (in English)
The planning, supervision, management and maintenance of buildings require the compliance of various construction regulations. In this course, in addition to regulations necessary for architectural planning, students will learn about how they relate and contribute to real-world examples and society.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
建築物の設計・監理、運用・維持管理には、様々な建築法規を遵守しなければならない。
この授業では、建築の計画に必要な法規に加え、実際の計画に活かせるよう多くの実例や社会との関係を学ぶ。
到達目標Goal
建築の計画に必要な法規を学び、その社会的な背景や問題を理解することができる。
建築物がクライアントのためだけではなく、文化や社会にとって重要な資産であることがわかる。
また、建築物の社会に与える影響が、意匠に限らず安全性の確保、環境保全、経済等に及ぶことを理解する。
レポート課題を通して法規の現状とその問題点を把握し、演習課題では計画案の作成を通して実務につながるスキルを獲得する。
【修得できる能力】*【修得できる能力】*
- 総合デザイン力:○
- 文化性:
- 倫理観:○
- 建築の公理:◎
- 芸術性:
- 教養力:
- 表現力:
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部建築学科ディプロマポロシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
建築基準法を中心とした講義だが、社会問題を取り上げるレポート課題や実務につながる演習課題を行う。
建築法規はほぼ毎年改正されている。講義では最新の法規を説明するが、内容により過去の法規の事例、地方自治体の条例を紹介し、法規が抱える社会問題にも言及する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1回:建築法規概論
様々な建築物と建築関連法規の関係を実例を通して紹介
2回:建築物とは何か
建築基準法上の建築物の法的な扱いや社会との関係を考察
3回:建築法規 総則等
総則・用語の定義
建築確認申請等
4回:集団規定(1)
建築物の機能や形態
用途地域・敷地と道路
建ぺい率と容積率
斜線制限等
5回:集団規定(2)
防火地域等の地域・地区による制限
防火地域・準防火地域
地区計画
仮設建築物等
6回:集団規定(3)
多様な設計制度
一団地建築物
連担建築物
総合設計制度等
7回:演習課題(1)
集団規定の演習
ボリュームスタディの演習
8回:単体規定(1)
採光・換気一般構造
屋根・外壁の制限
耐火建築物・準耐火建築物等
9回:単体規定(2)
防火区画・防火壁
内装制限等
10回:単体規定(3)
廊下・避難階段
排煙設備、消防法
設備、構造
11回:演習課題(2)
単体規定の演習
防火・避難規定を主とした
演習
12回:建築法規実例
建築物の実例を通して、建築法規を学ぶ
13回:演習課題(3)
総合的な建築法規の演習
14回:総括
課題やレポートの講評
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
各回の授業の前後、他のデザインスタジオ等に際し、実際の建築物の見学や設計資料を調べる時、建築法規まで意識するよう心がける。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
建築基準法および建築基準法施行令を用意すること。
参考Webページ、https://elaws.e-gov.go.jp
参考書References
井上書院 基本建築関係法令集「法令編」令和〇〇年版
(受講する年の版を使用すること)
法、令、告示等のリンクがわかりやすく、建築士の資格試験に持ち込める。
その他の建築関連法規の法令集でも可。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は課題等すべて提出が必須条件
レポート課題35%
設計課題35%
課題エスキス10%
小テスト10%
平常点10%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
必要な場合は紙媒体による資料配付を行うが、特に法令の条文等の配付は行わない。
各自、ネット掲載の法令を出力したもの、パソコンやスマートフォンに法令を表示したものを用意すること。
その他の重要事項Others
建築士の受験資格要件
レポートや演習課題は図面やスケッチが必須
設計課題は構造や設備、ディテール等が必要な上、それらを図面として提出する必要が
あります
さらに法チェック(各種計算や法令による作図)を求めますので、
配置図、平面詳細図・断面詳細図・立面図・各部位の納まりが書けるようすること
また、使用する材料、構造設計や設備設計の基本的な考え方がまとめられように準備してください