デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
BSP100ND（初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100）システムデザイン入門Introduction to Engineering and Design
佐藤 康三、野々部 宏司、安積 伸、SEONG YOUNG AH、小林 尚登、西岡 靖之、土屋 雅人、山田 泰之、田中 豊、岩月 正見、竹内 則雄Kozo SATO, Koji NONOBE, Shin AZUMI, Young ah SEONG, Kobayashi HISATO, Nishioka YASUYUKI, Masahito TSUCHIYA, Yasuyuki YAMADA, Tanaka YUTAKA, Iwatsuki MASAMI, Takeuchi NORIO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | B2342 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期前半/Spring(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4,金2/Fri.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 必修 |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) | |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 専門科目 導入科目 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | ＳＤ |
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Outline (in English)
In this course, students aspiring to study the new field known as "system design (SD)" are encouraged to ask questions of what exactly is system design, what as gained by studying it, and what should be done to prepare for the future. As a new subject different to previous academic fields, system design is continually changing and progressing. For the purpose of obtaining independents ideas of what it means to "create", in this course students will first understand the overall concept of system design, learning concepts from creative, technological and management backgrounds.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
“システムデザイン（SD）”という新しい分野をこれから学ぼうとする学生として、システムデザインとはいったいどのような学問分野であり、何を学びそこから何が得られ、そして未来に向けてこれから何をしなければならないかについて学ぶ。また、従来からある学問領域と異なり、この“システムデザイン”という新しい分野は、常に変化し進化し続けている。自分たちの意思で新たに“創る”という意識を持つためにも、まず、システムデザインを全体的に理解することを授業の到達目標とし、クリエーション系、テクノロジー系、マネジメント系の各専門分野の概要を学ぶ。
到達目標Goal
・システムデザインの概念を理解する。
・システムデザイン学科で行っている専門分野について、それぞれがシステムデザインという学問全体のどこに位置し、どのような関係によって成り立っているかを理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
システムデザイン学科の全専任教員が担当する。クリエーション系、テクノロジー系、マネジメント系の各専門分野の講義を聴き、各回、与えられたテーマに沿って時限内に小論を記述し、提出する。
なお、講義の順番はゲストスピーカの都合等により入れ替わることがある。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：ガイダンス
授業支援システム・学習達成度自己評価システムの説明
この講義の概要説明
各回の小論テーマの取組み方、小論の記述の仕方、提出方法を説明する。また、授業支援システム、学習達成度自己評価システムの利用方法について説明する。
2：高機能メカトロデザインとは（田中教授）
環境と調和した高機能なメカトロシステムをデザインするための、人とものとコンピュータの間のメカニズムやインタフェースについて説明する。
3：シミュレーション環境デザインとは（竹内教授）
人や環境にやさしく、安全な「もの」や「社会基盤システム」をデザインするためのシミュレーション技法について説明する。
4：キャリアデザインガイダンス
（竹内教授・キャリアセンター）
システムデザイン学科の学生が将来、どのような職業につきキャリアを積んで行くかについて実例をもとに説明する。
5：ユニバーサルメカトロデザインとは（小林教授）
すべての人が、どこでも使うことのできる高度な知能を持ったメカトロシステムをデザインするための理論と方法について説明する。
6：機能・造形デザインとは（佐藤教授）
「人間とは何か」に始まり、新しい「美」、新しい「技術と素材の活用」、新しい社会の「質」を生み出す人間の創造力の源泉、デザインにおける人間と「もの」との関係について説明する。
7：最適化マネジメントデザインとは（野々部教授）
「製品やサービスをつくり、顧客に届ける。」この一連の活動に求められる品質、費用、環境負荷、顧客満足度などさまざまな指標の最適化を実現する手法について説明する。
8：情報マネジメントデザインとは（西岡教授）
モノづくりにおけるモノと人と環境との総合的なデザインを生かすためのマネジメントについて、情報ソフトウェアの視点から講義を行う。
9：ヒューマニティデザインとは（安積教授）
生活・文化に関する考察分析を起点とし、社会に新たな価値を問うデザインについて説明する。
10：インタフェースデザインとは（土屋教授）
操作の身体的・認知的負荷の軽減はもとより、使う楽しさや操作の魅力などの高度な感性価値実現に向けたインタフェースデザインについて説明する。
11：スマートマシンデザインとは（岩月教授）
機械に外部環境を認識させることにより、実世界と融合した高次の情報を提供するインタフェースや従来実現できなかった機能をもつデバイスについて説明する。
12：メカニズムデザインとは（山田准教授）
人間や周辺環境を含めたシステム全体の調和、多様性やロバスト性を生み出すメカニズムデザインについて説明する。
13：アフェクティブデザインとは（ソン准教授）
人間の感情・情緒・感性に働きかけるインタフェースをデザインするために、関連する最新テクノロジーについて説明すると共に、複雑な人間感性を理解するための多面的な研究方法について紹介する。
14：外部講師による講演
外部からクリエーション・テクノロジー・マネジメントのプロフェッショナルをお招きし、話を伺う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
クリエーション系、テクノロジー系、マネジメント系分野野関係をよく理解し、ものづくりに関する様々な事柄について予備知識を身につけておく。
小論へのまとめ方について、自分の考えを適切に伝達できるよう文章力を高めること。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
各回、必要に応じて配布
参考書References
なし。
成績評価の方法と基準Grading criteria
各回の小論テーマ記述：合計100点
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。