デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
PHY100ND（物理学 / Physics 100）物理１（２０１８年度以前入学生）Physics 1
田中 豊、竹内 則雄Tanaka YUTAKA, Takeuchi NORIO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | B1352 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期前半/Fall(1st half) |
| 曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2,金2/Fri.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択必修 |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) | |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 基盤科目 理工系 自然科学分野 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | ＳＤ |
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Outline (in English)
Design engineering concerns not only design, but design built on proven technology adapted for humans and the environment. No matter how beautiful the design, a structure based on poor engineering will not hold up. Testing ideas in even paper form require a sense of engineering. In order to acquire such sense foundations in basic mechanics are essential. Design follows the accurate understanding of basic ideas of structure and general principles in engineering physics. In this course, through lectures and exercises students will learn fundamentals for an essential understanding of engineering mechanics and technology. Furthermore, support will be provided towards to goal of dealing with unencountered problems and subjects.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
デザイン工学は単なるデザインではない。確かなテクノロジーに基づく、人間性と自然環境にやさしいデザインである。デザインとしていかに美しくても工学的に脆弱ならば構成物としての体をなさない。アイデアを競う紙工作の中にも工学的な感性が求められるのである。感性を培うにはまずその土台として力学の基礎知識は不可欠である。構成物の基本理念、工学的物理学的全体像を正確に把握し、その上に設計（デザイン）がくるのである。本講義は講義・演習を通して工科系の力学とテクノロジーを本質的に理解するための基礎を提供する。そして未知の問題、課題にも適切に対処し得る能力を養うことを目的とする。
到達目標Goal
力学はあらゆる科学技術の基礎であり土台である。力学の基礎知識である「静力学」と「動力学」の基礎を理解できることが重要である。講義では物体を質点として理想化し、質点の物理的、数学的な扱いに慣れることを目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義と演習を組み合わせて行い，物理学の基本的な「物の見方・考え方」について理解を深めるとともに具体的な問題に適用できる能力を培う．
受講者には十分な予習・復習をし、実際に手を動かして練習問題を解くことでより理解を深めていく態度が求められる．
4月末現在，予定通り，C期より開講する．
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：力学と単位
力学の考え方，単位系，単位の換算，次元，数値的正確さ，有効数字
2：数学的準備
ベクトル，内積・外積，三角関数，微分・積分
3：力の表現
力の種類，運動の法則，力の三要素，静力学の基本法則
4：物体間に働く力
接触力，摩擦力，浮力，万有引力
5：質点に働く力１
力の合成，力の分解，直交座標系による力の表現
6：質点に働く力２
質点に働く力のつり合い、自由物体図
7：剛体に働く力１
力のモーメント，モーメントの大きさと向き，合モーメント，偶力
8：剛体に働く力２
釣り合い条件，支持点，自由物体図，構造物のつり合い
9：運動の表し方
位置，速度，加速度，等速直線運動
10：質点の運動と運動方程式
質点，力と運動，ニュートンの運動の法則，運動方程式
11：いろいろな運動
円運動，単振動，摩擦力，空気抵抗
12：仕事とエネルギー
仕事，仕事率，運動エネルギーと位置エネルギー
13：運動量
力積と運動量，運動量保存則
14：剛体の運動
剛体，軸周りの運動，角運動量，慣性モーメント
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習復習は必ず行うこと.
準備や復習に要する時間は，週2時間程度を目安とする．
また毎回の課題実施時間は，週2時間程度を目安とする．
テキスト（教科書）Textbooks
専門基礎ライブラリー 工学系の力学 実例でわかる基礎からはじめる工業力学，金原・監修，実教出版
参考書References
戸田盛和「力学」岩波書店
原島鮮「力学」裳華房
成績評価の方法と基準Grading criteria
学期末の定期試験を主とし、講義時間中に実施する演習、課題レポート（時間外学習）、授業に取り組む心構え等によって総合的に判断する
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
力学の基礎的な内容を可能なかぎりやさしく説明する。ただし、ここでいう「基礎」はより高い構造物を組み上げるための「土台」であって「初歩」や「入門」ではない。学生諸君には真摯な態度が求められる。
本講義は2019年度より新たに専任教員の担当により開講される授業である。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
配布PCを持参すること