経営学部Faculty of Business Administration
MAN200FA(経営学 / Management 200)戦略的マーケティングGlobal Sourcing Strategy
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 経営学部Faculty of Business Administration |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | A5402 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 水1/Wed.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
入学年度Admission year | |
カテゴリー(2019年度以降)Category (2019~) | 特殊講義 |
カテゴリー(2018年度以前)Category (~2018) |
選択 特殊講義 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This class focuses on garments sold in Japanese fashion retailers. We will learn marketing strategies of every stage of the garment business from fiber to garment wastes including distribution.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
お洒落は好きですか。あなたが洋服や靴を購入する店のバックヤードに「商品が到着するまで」の「人、もの、企業」が関わるビジネスを学んだ上で、企業がどのような戦略を立てているかを観察し、分析します。商品はどこで作られ、どのように運ばれ、費用はどのくらいかかっているのかなど、身近なファッションを通して理解します。さらに消費者が購入した後にも目を向けます。ショッピングをする時、新たな目線で商品を観察し、マーケティングについて思考できるようになることが目的です。春楽器の戦略的マーケティングでは主に日本企業を取り扱います。
到達目標Goal
日本のファッション業界はどのように始まり、今、どんな状況に置かれているか。ファッション業界を切り口としてビジネスに必須の知識、「商品の企画、見積、生産、貿易、流通、販売促進、法令、社会的責任、採用、業界の構図、歴史」などを学び、広い視野で業界の全体像を観察します。その上で現状を把握し、今後の業界や企業の戦略について自らの力で考え、判断できるようにすることが目標です。さらに、その考えや判断を自ら発信する、共有するなど、実務遂行上必要になるスキルを得ることも目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1-1」、「DP4」、「DP5」に関連が特に強い
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
トピックを分けて、講義、グループワーク、ディスカッション、個人ワークを行います。リアクションペーパー、プレゼンテーション、短いレポートなどテーマに合わせて取り入れます。都合がつけば、実務家を招いて講演をお願いしたいと考えます。各回の内容は前後する場合があります。
宿題やリアクションペーパーで、課題や短いレポート(100語~500語)を提出していただきます。フィードバックはHoppi及び次の授業の最初に行います。そのフィードバックを反映して次の課題に取り組んでください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
Ⅰ 春学期
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:イントロダクション
コース概要
業界の構図
2:ファッション業界
店舗観察から商品の品揃えを比較する。
3:ファッションビジネス
日本の繊維、アパレル業界と流通小売。ユニクロ、しまむら、アダストリア。
4:商社、問屋
伊藤忠商事、三菱商事他。
5:繊維アパレル業界、ファッション業界の現状
日本に既製服が定着した1970年代から現在までの業界の動き
6:商品の企画と生産
商品の企画と生産スケジュール
7:紡績、繊維工場と縫製工場
産業革命後の日本と海外とのかかわり
8:ゲスト講演
実務家の講演(企業様の状況による)
9:生産、流通
生産地と流通経路、原価と小売価格
10:貿易
貿易協定、関税、関税割当
11:生産管理、品質管理と品質基準
品質をどのように保持するか。
12:オンラインビジネス
E-コマース、SNS、DX
13:行動規範
企業の社会的責任、知的財産
14:まとめと確認
まとめと確認
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習:文献を読む、ウェブサイトを参照する。グループワークに関する準備等。
復習、その他:グループワークへの参加、プレゼンの準備、パワーポイント資料作成等。レポート準備。個人でレポートに仕上げる等。
本授業の準備、復習は各回2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
テキスト:必要な文献は前もってHoppiで配布します。
参考書References
授業中に紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への参加とリアクションペーパー、宿題 - 80%
グループワークの個人分担、グループワークへの参加、およびグループワークに関する発表または提出物 ‐ 20%
中間、期末テストは無く、課題、短いレポート、グループワーク、プレゼンテーション等の平常点で採点します。
評価基準について初回に詳しく説明します。履修を考えている方は初回の授業に必ず出席してください。
特別な理由なく初回無断欠席の方は、履修できなくなる場合がありますのでご了解ください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「ファッションのマーケットリサーチのやり方、販売戦略の立て方など、小売り現場の戦略の授業かと思ったら違った」「グループワークについて、指示が曖昧だった」等の意見を受け取りました。
ファッション業界にはテキスタイル、アパレル、小売り、流通など様々なプレーヤーがそれぞれ違った立場で参加しています。業界の全体像を理解して、それぞれの立場において、マーケティング戦略を考えられるようにしたいと考えています。授業でその点を明確に説明します。
グループワークでは、できるだけ学生の自主性を重んじたいと考えています。課題の提示は「企業での上司の指示」を想定しています。自分でゴールを設定し、ゴールにどのようにたどり着くかも、考えていただきたいと思っています。質問はいつでも受け付けます。わからないことは質問をしてください。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業中にスマホで情報収集をすることがあります。
グループプロジェクト時にパワーポイント。予習復習にパソコン。
Hoppi使用 ‐登録、及びメールアドレスのアップデートを行ってください。
授業の連絡事項はHoppi経由で行います。
その他の重要事項Others
1限目の授業になりますので、双方向オンライン「ZOOM」授業の予定です。
履修を考えている方は初回授業までにHoppiで仮登録して、「お知らせ」を確認してください。
グローバルファッションビジネスは日本、アメリカ、ヨーロッパの業界および企業を扱います。
履修人数によりグループプロジェクトの発表方法(プレゼン、レポート、またはほかの方法)を決定いたします。
関連科目
秋学期のグローバル・ファッションビジネス
実務経験のある教員による授業
国内外の繊維、アパレル、流通業界で専門職、総合職として勤務経験を持つ教員の授業です。
商品の開発からお客様の手に届くまで、日々様々な困難に直面します。問題点を明確にし、戦略を練り、解決し、売上につなげるためにはどうすればよいか。それを考える授業を行います。