デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design
DES300ND（デザイン学 / Design science 300）デザインケーススタディDesign case studies
佐藤 康三、土屋 雅人Kozo SATO, Masahito TSUCHIYA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | デザイン工学部Faculty of Enginneering and Design |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2021 |
| 授業コードClass code | B2668 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | 選択必修 |
| 入学年度Admission year | |
| カテゴリー（2023年度~）Category (2023~) | |
| カテゴリー（2019~2022年度）Category (2019~2022) |
システムデザイン学科 専門科目 展開科目 |
| カテゴリー（招聘学科）Category | ＳＤ |
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Outline (in English)
In this course, through consideration of historical background and concepts of industrial design (ID) history, we study the landscape of today's industrial design in the following two areas:
1) Design Form & Function Area
2) Needs Analysis, Interaction Design Area
The aim of this course is to obtain the ability to consider future methods of industrial design.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、複雑化するインダストリアルデザイン(以下ID)の開発領域において、歴史的背景と開発コンセプトを、実際の製品事例を挙げながら、今日のデザインにとって重要な次の２つの領域に分け学習し今日のインダストリアルデザインの状況を具体的に理解し、今後のインダストリアルデザインのあり方を考察する能力を得ることを目標としている。
1＞デザインフォルム&ファンクション領域
2＞ニーズ分析、インタラクションデザイン領域
到達目標Goal
IDの1＞デザインフォルム&ファンクション領域、2＞ニーズ分析、インタラクションデザイン領域の開発範囲、開発視点を学ぶことより、IDをより深く理解し、今後のIDのあり方を考察する能力を得る。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
デザイン工学部システムデザイン学科ディプロマポリシーのうち、「DP1」、「DP2」、「DP3」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
現在インダストリアルデザインは工業デザインと翻訳されていますが、そのデサイン開発範疇は年々拡大し、複雑になってきています。さらに「デザイン」という語彙自体も広義・多義性を持ってきています。このことは、「デザイン」自体が高い創造性を重視している実学であり、様々な分野で今後益々重要になると注目されていることを示しています。この授業では、複雑化するインダストリアルデザイン開発領域を、実際の製品事例を挙げ歴史的背景、重要な開発コンセプトを含めたデザインにとって重要な２つの視点1＞デザインフォルム&ファンクション領域、2＞ニーズ分析とインタラクションデザイン（ユーザーインタフェース（UI）領域に分け学習していきます。
授業は２つの視点のデザインケーススタディを、それぞれの専門教員からの各６回の講義と初回のガイダンス、最終回のプレゼンテーションからなります。
1＞デザインフォルム&ファンクション領域では、様々なフォルムを持つ製品デザインの開発概論、フォルム&ファンクション決定プロセス、生産技術とフォルム、時代背景とフォルム&ファンクション、機能進化とフォルム&ファンクション等を学んでいきます。
2＞ニーズ分析とインタラクションデザイン（UI）領域では、デザインの重要な要素となっているユーザーニーズ分析を多変量解析を用いて学習し、マーケットのニーズ分析方法とインタフェースのコンセプトプランニングを実例と通して学んでいきます。
それぞれの視点からのレポート課題が出ます。また、最終授業では、この授業で学習した内容をPPTでまとめプレゼンテーションしてもらいますので予習、復習をしっかり行ってください。
「インタラクションデザイン」（担当土屋）ではノートＰＣを使いますので、必ず持参してください。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1：ガイダンス
佐藤康三
土屋雅人
積極的に受講する準備を行えるようにする。
この授業の要点、注意事項の説明をします。講義「フォルム&ファンクション」「インタラクションデザイン」の大きな２つの枠組の講義概要を説明。この授業の目標をよく理解すること。
2：フォルム&ファンクション-1
佐藤康三
Directivity of product design development in the 21st century (cloud computing) 1/2
２１世紀に成り大きく変化する製造デザインの現場
クラウドコンピューティングと製品デザインの現状
3：フォルム&ファンクション-2
佐藤康三
Directivity of product design development in the 21st century (cloud computing) 2/2
２１世紀に成り大きく変化する製造デザインの現場
ローカルモータースのデザイン戦略
4：フォルム&ファンクション-3
佐藤康三
The contents of product design development business ＆designer's position
Milano fuori salone1/2
日本と欧州、米国におけるデザイナーとクライアントの関係、デザイン業務の違い。日本のフリーランスデザイナーと製造メーカ、地方自治体等の業務内容の実態
ミラノ国際家具見本市に見られる作品群解説1/2
5：フォルム&ファンクション-4
佐藤康三
The case of a Japanese Self production”Q&C”Indoor article design(Self Production Plan)
Milano fuori salone2/2
自主企画製品デザイン、製造、販売のあり方
実例サンプル”Q&C”の場合について
ミラノ国際家具見本市に見られる作品群解説2/2
6：フォルム&ファンクション-5
佐藤康三
Traditional production technology and design
日本の美意識。
日本の伝統産業、伝統技術とデザインの関係について
7：フォルム&ファンクション-6
佐藤康三
Transportation design Plan & Design
公共交通デザイン（超低床車両デザインの開発プロセスについて）
8：ニーズ分析-1
土屋雅人
「ニーズ分析」に関する講義、事例－1の学習
アイデア発想法と整理法の学習
9：インタラクションデザイン-1
土屋雅人
「インタラクションデザイン」に関する講義、事例－1の学習
多変量解析手法の学習
10：ニーズ分析-2
土屋雅人
「ニーズ分析」に関する講義、事例－2の学習
身近な商品を題材としたニーズ分析
11：インタラクションデザイン-2
土屋雅人
「インタラクションデザイン」に関する講義、事例－2の学習
多変量解析を用いた商品コンセプトの創出
12：ニーズ分析-3
土屋雅人
「ニーズ分析」に関する講義、事例－3の学習
日常の問題の発見とニーズ分析
13：インタラクションデザイン-3
土屋雅人
「インタラクションデザイン」に関する講義、事例－3の学習
多変量解析を用いたサービスコンセプトの創出
14：インタラクションデザイン-4
土屋雅人
「インタラクションデザイン」に関する講義、事例－4の学習
多変量解析を用いたサービスコンセプトの創出
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
「フォルム&ファンクション」「インタラクションデザイン」講義の中核は人間創造活動であり、近代以降の職能として「デザイン」が存在するが、その職能が発生するまでの文化的文脈、近代産業革命以降の機械技術の発展等、近代・現代デザイン、建築、絵画、彫刻等様々な芸術の本質について、およびニーズ分析に基づくインタフェースデザインについて、多面的な学習をしてください。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
授業内で適宜指示。
参考書References
授業内で適宜指示。
成績評価の方法と基準Grading criteria
積極的な授業参加と授業態度を評価対象とします。5回欠席および連続3回欠席の受講生は成績評価対象外となります。
遅刻は2回で1回の欠席扱いとなります。欠席一回につきー2点、遅刻-1点（ただし正当な理由がある場合は欠席・遅刻ともその限りではない。）
「フォルム＆ファンクション」では、成績は試験１００％です。
「インタラクションデザイン」では、成績は課題４０％、試験６０％です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義内容をよく理解するためにも、参考図書等の紹介を行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ノートPC（Windows10）を用いる箇所がありますので、教員の指示に従ってください。