教職・資格（市ヶ谷）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
現代生活・文化と社会教育ⅠSocial Education for Life and Cultural Development I
鈴木 悌遍
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格（市ヶ谷）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | C6732 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 0504 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
This class will study the relationship between regions, companies, and "learning at work".
The class will first explain the relationship between the community, local resources, and corporate activities. Then, the role of "learning in the workplace" for the sustainable activities of companies will be studied.
Specific examples of regional companies from around Japan will then be introduced and studied in each class. Time for discussion among students will be provided in class.
Raraya Corporation, which has a factory in Aizuwakamatsu City, Fukushima Prefecture, and the evolution of the school bag industry will be introduced and studied in particular detail. The case study in Aizuwakamatsu is the practice of the organization to which the lecturer belongs.
In the second semester, each student will be asked to research and present a case study of a local company of interest to them.
Those who wish to do so will be given fieldwork, such as a visit to a school bag factory. Last year, fieldwork was conducted at the Daishi Line and Kawasaki Daishi in Kawasaki City, Kanagawa Prefecture. The fieldwork was free, and students chose their own fieldwork subjects.
The standard preparation and review time for this class is 2 hours each. Preparation time is for the presentation at the end of the semester. Review time is for the preparation of a reaction paper.
Evaluation will be based on class presentations, comment papers, etc. (80%) and presentation reports (20%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
地域と企業と「職場における学び」の関係性について本授業では学ぶ。
授業ではまず、地域と地域の資源、企業の活動との関係について解説する。その上で企業の持続的活動のために、「職場における学び」が果たす役割について学ぶ。
その後、日本各地の地域企業の具体的な事例を毎回の授業にて紹介し、学ぶ。授業では学生同士の討論の時間を設ける。
福島県会津若松市に工場を構える株式会社羅羅屋とランドセル業界の変遷については特に詳しく紹介し、学ぶ。会津若松市における事例は講師が所属する組織の実践である。
学期には学生各位が興味を持った地域企業の事例についてそれぞれ調べ、発表を行ってもらう。
希望者にはランドセル工場見学等のフィールドワークを行う。昨年度は神奈川県川崎市にある大師線と川崎大師にてフィールドワークをおこなった。フィールドワークは自由参加あり、対象は学生自身が選んだ。
到達目標Goal
・社会教育士・社会教育主事、また広く地域における学習コーディネーターを志す学生が、地域企業と社会教育との関わりについて理解を深める機会を提供する。
・ほとんどの学生が使った経験を持つランドセル業界に焦点を当てて、設計・製造・販売・経営と雇用創出をふくめた地域貢献に実際について理解を深める。
・特に、そこで働いている人々の人生や職業、自己研鑽、人材育成について、詳述し、希望者について別の日程で現場見学の機会を設け、生涯学習・社会教育との関係を考える。
・学期後半ではそれぞれの学生が興味のある「地域企業と社会教育」の事例を調べ、発表をし、議論を行い、社会教育士・社会教育主事として実践的に活躍できる能力を身につけることを目指す。
・実際に地域企業の経営に携わる者としての経験を活かした授業を行うことを心掛ける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義と演習（事例研究と発表、議論）を中心に授業を進める。実習は別途、希望者のみ参加でおこなう（参加の有無によって評価は変わらない）。
毎週提出してもらうリアクションペーパーに対して毎回フィードバックし、また授業内でも積極的に取り上げる。
学期末の発表については授業内で議論し、また個々へもフィードバックもする。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：地域企業と社会教育
地域と企業の持続的関係性のためには「職場における学び」が重要であることを授業スケジュールとともに紹介する。
第2回[対面/face to face]：地域の資源と企業と社会教育
業と企業活動に必要な資源（資本、労働力、原材料等資源、資金・信用、指導・規制・社会資本、理解・支持）と地域の関係について学ぶ。
第3回[対面/face to face]：地域と企業と社会教育1
地域企業の事例研究1（地域企業の事例について学び、議論する）
第4回[対面/face to face]：地域と企業と社会教育2
地域企業の事例研究2（地域企業の事例について学び、議論する）
第5回[対面/face to face]：地域と企業と社会教育3
地域企業の事例研究3（地域企業の事例について学び、議論する）
第6回[対面/face to face]：期末発表・レポートに向けての指導1
期末発表・レポート対象の見つけ方とまとめかたについて学ぶ。個別相談の時間も設ける。
第7回[対面/face to face]：地域と企業と社会教育4
地域企業の事例研究4（地域企業の事例について学び、議論する）
第8回[対面/face to face]：地域と企業と社会教育5
地域企業の事例研究5（地域企業の事例について学び、議論する）
第9回[対面/face to face]：地域と企業と社会教育6
地域企業の事例研究6（地域企業の事例について学び、議論する）
第10回[対面/face to face]：期末発表・レポートに向けての指導2
期末発表・レポート対象の見つけ方とまとめかたについて学ぶ。個別相談の時間も設ける。
第11回[対面/face to face]：地域と企業と社会教育7
地域企業の事例研究7（地域企業の事例について学び、議論する）
第12回[対面/face to face]：地域と企業と社会教育8
地域企業の事例研究8（地域企業の事例について学び、議論する）
第13回[対面/face to face]：地域と企業と社会教育9
地域企業の事例研究9（福島県会津若松市にある地域企業であるランドセル製造・販売会社である羅羅屋について学び、議論する）
第14回[対面/face to face]：期末発表会
学生の調べた地域企業の事例について発表してもらい、議論する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の標準的な予習・復習時間は各2時間である。予習とは、学期末のプレゼンテーションの準備のための時間である。復習とは、リアクションペーパーの作成のための時間である。
評価は、授業中のプレゼンテーション、コメントペーパー等（80％）、発表用レポート（20％）で行う。
実習は別途、希望者のみ参加でおこなう（参加の有無によって評価は変わらない）。
テキスト（教科書）Textbooks
なし
参考書References
なし
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内の発表やリアクションペーパー等（80%）、発表用レポート（20%）によって評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
座学のあとにグループワークをおこない、講師の一方的な授業進行は行わない。
リアクションペーパーは毎回各自へ返信する。
学部、学年の境を超えた交流の機会を多く設ける。
その他の重要事項Others
外資系コンサルティング会社勤務を経て、WEBコンサルティング会社、WEB開発会社、EC会社、ランドセル会社を経営。
実務者の目線、生活者の目線から、企業と地域と社会教育について授業を進める。
授業を通して、受講者の調査、発表、議論能力の向上に努る。
授業で使用したスライドに関しては授業後共有する。メール等にて質問、相談等を常時受け付ける。
提出してもらったリアクションペーパーには毎回返信する。