教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
社会教育活動ⅠStudies on Educational Activities Learning I
桔川 純子
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6753 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期 |
曜日・時限Day/Period | 火6 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
In this lecture, we will learn about minority issues throuth various social education activities.
Also for a sustainable society, will consider about issues, of "diversity" ,"gender","ethnicity"and so on.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本講義では、持続可能な社会を形成していくにあたって、適切な対応をしなければならないマイノリティの問題、特に外国籍、外国にルーツをもつ人、また女性たちの問題に焦点を当て、「自分」に引きつけて考えていきます。
そして国内外のさまざまな取り組みを通じて、「ダイバーシティ」「内なる国際化」とは何かについて考察し、「ジェンダー」「エスニシティ」「マイノリティー」の問題について、グルーバルな視点から分析できるようにします。そして、現在の全世界の状況に目を向けながら、「ポストコロナ、ウイズコロナの世界」を一緒に考えてみましょう。
初回のガイダンスを通じて受講生の興味・関心を把握し、講義に反映させる予定です。
到達目標Goal
1.本講義のテーマ、エスニシティ、ジェンダーとは何かについて理解するようにします。
2.国際社会における日本や海外の事例を通じて「多文化共生」「エスニシティ」「内なる国際化」「ジェンダー」「マイノリティ」といったテーマについて、自分の身にひきつけて考察します。そして、社会教育・生涯教育の意義について、日本社会の状況と海外を比較しながら理解し、ディスカッションを重ね、思考を深めていくことを目標とします。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
初回の授業は4月13日(火)になり、オンラインでの開講となります。詳細については、学習支援システムで提示しますので、必ず確認して下さい。
その後の予定については、初回の授業時に、また学習支援システムで説明しますので、定期的に確認するようにして下さい。
授業では、毎回リアクションペーパーを提出してもらいます。そのフィードバックは、Hoppiiを通じて確認できるようにしますので、確認して下さい。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
「コロナの時代」において何を考えるのか
自己紹介、今後の授業の予定、授業の進め方、評価などについて。
2:ジェンダーとは何か
ジェンダーの定義。
女性を取り巻く状況、「フェミニズム」「ジェンダー」について。
3:エスニシティとは何か
エスニシティの定義。日本における「多文化共生」の現状
4:住んでいる地域について把握する
自分が住んでいる地域の特徴、市民活動の状況について調べてみる
5:セクシャルマイノリティと社会教育
セクシュアリティ、LGBT(Lesbian, Gay, Bisexual, Transgender)とは何か、そしてそれに関するムーブメントについて紹介し、考察する。
6:<人権>と社会教育
憲法で保障されている<人権>、関連する法律などを確認し、日常のなかの<人権意識>について考察する。
7:<ことば>のもつ意味と識字教育
差別を助長する<ことば>、配慮のある<ことば>について考える。
8:しくみ(法律、制度)について考えてみる
意識変容を促す<制度>とは
9:地域における実践の考察①
日本の<地域>について調べてみる。
10:地域における実践の考察②
日本の<地域>について調べてみる。
11:世界の実践の考察①
世界の取り組みについて調べてみる
12:世界の実践の考察②
世界の取り組みについて調べてみる
13:制度と実践から学ぶ「学習」について
調べてきた日本と世界の制度、事例と「学習」について考察してみる
14:まとめ:意見交換
「ポストコロナ、ウィズコロナの社会」を見据えて、ジェンダー、エスニシティ、マイノリティが大切にされる社会をつくっていくためにはどうすればいいのかについてディスカッションを行う
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
随時資料を配布したり紹介したりするので、授業の前に目を通してきて下さい。
テキスト(教科書)Textbooks
講義に関連したプリントを配布するため、テキストは指定しません。
参考書References
■富坂キリスト教センター 在日朝鮮人の生活と住民自治研究会編『在日外国人の住民自治』(新幹社,2007)
■移住労働者と連帯する全国ネットワーク・入管法対策会議/在留カードに異議あり!NGO実行委員会編集・発行『改定入管法 中長期在留者のためのQ&A』、『改定入管法 非正規滞在者・難民申請者のためのQ&A』、『改定入管特例法 特別永住者のためのQ&A』(2011)
■ソーシャルデザイン会議実行委員会 (著, 編集)『希望をつくる仕事 ソーシャルデザイン』(宣伝会議、2013)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業での発言、毎回のリアクションペーパー等40%、発表20%、期末レポート40%とします。
ただ、オンライン授業に変更になった場合など、基準を変更する場合もありますので、
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
学生の発言する機会を増やし、ディスカッションなどを通じて考察を深める機会を増やしていきます。