教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
教育実習(事前指導)Guidance for Educational Practice
松尾 知明
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | C6118 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期 |
曜日・時限Day/Period | 月5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
The aim and goal of this class is to learn and obtain teaching knowledges and skills for the practical training in secondary schools during next school year.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
4年次に実施される教育実習に必要とされる知識とスキルの習得が目的です。教育実習の全体像の理解、教科指導(授業)のための基礎的知識の習得、授業で活用できる実践的スキルの習熟が、柱となる3つの授業目的となります。
到達目標Goal
授業の実践的指導力の土台作りが目標となります。そのために、プロ教師の授業分析を通じて、授業を成立させる諸要素を理解すること、授業に必要な知的・コミュニケ―ション・スキルを知ること、その上で、模擬授業づくりのグループワークを通じて、知り理解したものを血肉化することが求められます。
なお、教育実習の履修単位は、教育実習事前指導、現場での教育実習、事後指導を総合して評定されます。教育実習を希望する学生は、この講義を必ず受講し、合格することが求められます。本講義の履修が合格と認められない場合は、教育実習に参加することはできません。なお、クラス指定の授業です。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業は、対面で実施し、授業支援システムを活用する。本は、授業中学校社会科・理科、高校地歴・公民・理科・商業の免許を取得する学生を対象としています。また、クラス指定が行われ、原則として指定されたクラスで受講しなければなりません。
講義内容は、3つの単元から構成されます。
①教育実習とはなにか、準備すべきこととはなにか
②プロ教師の授業を分析し、授業スキルを学ぶ
③グループで学習指導案や教材を作成し、模擬授業をおこなう
また、教育実習をリアルに知るために、4年生との合同授業も設定します。
課題は、授業のなかでフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:授業ガイダンス
授業の概要説明とグループ分け
第2回:教育実習とは何か
実習の流れと準備
第3回:プロ教師の授業から学ぶ(1)
授業の型と展開の基本
第4回:プロ教師の授業から学ぶ(2)
発問と授業コミュニケーション
第5回:プロ教師の授業から学ぶ(3)
モノ・教材の使い方
第6回:プロ教師の授業から学ぶ(4)
構成・シナリオとハプニング
第7回:プロ教師の授業から学ぶ(5)
板書のタイプと技法
第8回:教育実習生の実習体験から学ぶ
教育実習全体に関する身近なモデルからの学び
第9回:教育実習生の授業体験から学ぶ
授業実践に焦点化した身近なモデルからの学び
第10回:模擬授業を準備する
グループごとの打合せ
第11回:模擬授業して合評する(高校現代社会・政経分野)
模擬授業のグループ発表とその検討会
第12回:模擬授業して合評する(高校歴史分野)
模擬授業のグループ発表とその検討会
第13回:模擬授業して合評する(中学公民分野)
模擬授業のグループ発表とその検討会
第14回:模擬授業して合評する(中学地歴分野)
模擬授業のグループ発表とその検討会
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学習集団としてグループを形成します。講義をうけた話し合い・討論をはじめとして、模擬授業づくり発表準備や事後の振り返りをこの基本集団でおこないます。模擬授業にあたっては、1週間前に素案を共同制作し、担当教員の指導助言を受けることも含まれます。加えて、各個人が終了レポートとして、1時限の授業に必要な学習指導案や生徒用プリント、補助教材の作成も求められます。以上の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
学習指導要領や実践記録など、講義の中で適宜指示します。なお、法政大学教職課程委員会編『教育実習の手引き』を毎年、受講生に配布していますので、参考にしてください。
参考書References
高野良一「『教育実習(事前指導)』の授業デザイン」『法政大学教職課程年報』Vol.14(教職課程のHPから閲覧可能)
その他、講義の中に適宜、指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
コメントペーパーや模擬授業の実施などの平常点(40%)、各自の学習指導案と教材からなる終了レポート(60%)を主たる評価対象として、総合的に合否を判定します。なお、平常点には、グループワークや授業内の討論への参加なども含みます。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
身近なモデルとしての4年生から学ぶことは多いので、合同授業は大切にしたい。模擬授業では、授業を受けた学生からの「授業評価アンケート票」を活用して、双方向の振り返りを充実させたい。