市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
SOC100LA(社会学 / Sociology 100)社会学ⅡSocial Science II
橋本 みゆきMiyuki HASHIMOTO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q2142 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 金1/Fri.1 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法1年S~Y/法文営国環キ2~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 2群(社会分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
This course introduces some viewpoints, basic concepts, and literature on sociology on various societal themes. The teaching method will include the use of textbooks, news articles on actual topics, and audio-visual materials. Participants will be expected to contribute to discussions in the class.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
担当教員の作成した教材を含む文献や映像資料を用いて、実際の社会現象を取り上げつつ講義形式を中心に学習を進める。また、学習内容の定着と応用を目的として、授業内で演習やコメント作成に取り組むことがある。受講生の提出物は、個人情報に留意したうえで適宜授業にフィードバックする。
到達目標Goal
この授業では、社会学の基本的な概念や理論を学習するとともに、社会現象を構造と運動、ミクロとマクロの両面から考察する視点を学ぶ。さらに、「社会」の複層性に対する理解を深めつつ、社会的事柄の成り立ちを多角的に考察する視点の習得をめざす。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
基本的に、オンライン授業(オンデマンド型)と対面授業を交互に行う。各テーマにつき2回ワンセットとし、半期で7セット繰り返す。オンライン授業の回には、授業開始時までに講義動画とパワーポイント配布資料を教材としてアップロードするので、各自ダウンロード(できれば印刷も)して受講する。対面授業の回は応用編であり、参加者で情報・意見交換するなど理解を深める(もし希望者がいれば、Zoomを利用したリアルタイム型を併用し、ハイブリッド型で行なう)。各テーマにおいてリアクションまたは課題を課し、その場でまたは翌週の授業でフィードバックする。
なお大学の行動方針レベルが2となった場合、この授業は原則としてオンラインで行う。詳細は学習支援システムで伝達する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:イントロダクション、逸脱と社会病理:テキスト概説
授業の進め方の説明、テキスト第8章概説
2:病いや障害は「不幸」なことなのか
第8章発展編
3:階層・階級・不平等
テキスト第9章概説
4:親から子どもへ格差が受け継がれやすいのはなぜか
第9章発展編
5:都市とコミュニティ
テキスト第10章概説
6:都市研究には社会学のどんな姿が映しだされているか
第10章発展編
7:グローバリゼーションとエスニシティ
テキスト第11章概説
8:グローバリゼーションは社会や社会学理論にどのような変化をもたらしたか
第11章発展編
9:メディアとコミュニケーション
テキスト第13章概説
10:「民意を問う」とはどういうことか
第13章発展編
11:社会運動とNPO/NGO
テキスト第14章概説
12:市民は社会を変革できるか
第14章発展編
13:国家・権力・公共性
テキスト第15章概説
14:パラリンピックはなにを夢見るのか
第15章発展編
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
・テキストおよび参考文献、そのほか社会学者の書いた論文や本を各自で読んでみよう。
・社会学者の書いた文章や日々のニュースに日頃から目を通し、日常生活の中で遭遇する社会現象を注意深く観察する。
テキスト(教科書)Textbooks
『はじまりの社会学──問いつづけるためのレッスン』奥村隆編、ミネルヴァ書房、2018年刊、3200円+税。
またテーマごとに資料を用意する。
参考書References
授業時に紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
期末レポート50%+平常点50%。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
さまざまなテーマを「広く浅く」取り上げることで、受講生は関心ある題材に出会えるかもしれない。とはいえ、社会学のアプローチは常識的な見方と同じではない。物事の新しい見え方との出会いもおもしろいだろう。
その他の重要事項Others
授業内容は春学期の続き(テキスト第8章以降)であるが、扱うテーマは独立したものなので、秋学期から受講しても差し支えない。ただし社会学の基本的視座を示したテキスト第1章は開講前に読んでおくこと。
なお受講生に相談したうえで順序等を変更する可能性がある。