市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
HSS300LA(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 300)教養ゼミⅠLiberal Arts Seminar I
身体活動による心身の変化と健康(1)
林 容市Yoichi HAYASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q6531 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ2~4年※定員制 |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 300番台 総合科目 教養ゼミ |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
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Outline (in English)
The purpose of this class is to understand the physiological and psychological benefits accompany physical activity, sift through the evidence the health-related information, and the understanding of the relationship between physical activity and health.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では「身体活動による生理学的効果」,「身体活動の心理的効果」,「健康関連情報の取捨選択」,「身体活動と健康」の4つをテーマに学習を進めて行きます。
到達目標Goal
・身体活動による生理的および心理的効果についてエビデンスに基づく知識・情報を学ぶ
・様々な健康関連情報から自らに必要なものを適切に取捨選択できる能力を育成する。
・現在の自らの身体状態や運動を含む生活習慣を適切に把握・評価できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP3、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
本授業の目的の達成には,いかにその課題を解決するかを「考え,実践すること」が重要となります。最新のトピックスを踏まえた講義を通じ,身体活動や健康に関連した知識・情報を学ぶことが授業目的の一つとなります。
その知識を自らが生涯にわたって健康な生活を営む上でどのように活かしていくのかを考えることを最も重視し,授業のディスカッションやリアクションペーパーの内容を次回以降の授業に反映させます。また,授業中の演習や測定にも積極的に取り組むことを求めます。なお,身体活動の実践に向けた計画や,個人の考え・意見をまとめたプレゼンテーションを求め,評価の一部とします。
また,前回の授業で実施した内容や提出された課題に対しては,授業内で全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回:ガイダンスおよび講義の目的についての解説
授業の目標と課題の確認,身体活動によって得られる効果のエビデンスを学ぶ
第2回:身体活動に対する先行研究のまとめと活動内容の発表
自身が探索したい身体活動による効果(筋量の増大,筋パワーの向上,減量等)について報告する(プレゼンテーション)
第3回:身体活動によって変化する生理的要因1
身体活動によって生じる体脂肪や骨格筋の変化について学ぶ
第4回:身体活動によって変化する生理的要因の測定と評価1
身体組成(体脂肪量・骨格筋量)の測定方法とその原理を学ぶ(演習)
第5回:身体活動によって変化する生理的要因2
骨格筋の役割とトレーニングによる変化について学ぶ
第6回:身体活動によって変化する生理的要因の測定と評価2
骨格筋の増大に向けたトレーニング法の実際について学ぶ(演習)
第7回:身体活動によって変化する生理的要因3
有酸素性運動時の生理的状態と効果について学ぶ
第8回:身体活動によって変化する生理的要因の測定と評価3
有酸素性運動時の循環器系機能の実際および自覚的運動強度について学ぶ(演習)
第9回:身体活動によって変化する生理的要因4
身体活動時の運動強度・種目に依存したエネルギー消費について学ぶ
第10回:身体活動に影響するエネルギー摂取の影響
身体の変化に影響を及ぼす栄養学的要因(食事)について学ぶ
第11回:身体組成の改善に向けた身体活動の提案1
学んだ知識や情報に基づき,グループで脂肪量減少に向けた身体活動案を提案する(プレゼンテーション)
第12回:身体組成の改善に向けた身体活動の提案2
学んだ知識や情報に基づき,グループで骨格筋量増大に向けた身体活動案を提案する(プレゼンテーション)
第13回:身体活動に関する心理要因1
健康行動を発生・継続させるための心理要因を各自で調べ,グループで討論する。
第14回:身体活動に関する心理要因2
健康行動を発生・継続させるための心理要因について学び,自らの生活に照らして達成を目指した計画を提案する(プレゼンテーション)。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
原則として,シラバスに記載されている授業内容に関し,事前に図書館等で情報を収集してから授業に参加してください。これを踏まえた上で,毎回の活動の実践やリアクションペーパーの作成に取り組んでください。また,授業ごとに内容を復習し,個人の考え・意見をまとめてから次回の授業に出席することを求めます。なお,これらの予習・復習のために要する時間は,それぞれ2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定しません。必要に応じて授業支援システムを通じて,または授業中に資料を配付します。
参考書References
健康運動の支援と実践(田中喜代次・大蔵倫博 編 / 金芳堂 / 2006)
成績評価の方法と基準Grading criteria
1)授業参画の状況と理解度(授業時のリアクションペーパーや活動状況等で評価):80%,2)各回のプレゼンテーションの内容:20%,の配分で総合評価する。
※欠席・遅刻をした場合は単位取得のための学習時間を減じることになるため,「授業参画の状況」の評価が大きく低下します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2020年度は,すべてオンラインでの授業となってしまい,当初計画していた種々の測定や演習が出来ない状況でした。そのため,履修学生の皆さんには,実際に測定を行わない状況での様々なプレゼンや課題に取り組んでもらうことになってしまいました。2021年度は,対面での授業を実施する予定ですので,健康や身体活動に関わる様々な知識の習得だけでなく,実際に自らの身体を測定し評価することを通じた学びを提供できるようにしていく予定です。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
種々の測定・評価等を行う場合には身体活動を伴いますので,必要に応じて運動に適した服装およびシューズ等の準備が必要になります。必要となる場合には,事前に周知しますので忘れずに準備をしてください。
その他の重要事項Others
本授業は,授業目的を達成する活動に際して教場等の制限があるため,履修者を最大20名とします。第1回目の授業時において履修希望者が20名を超えた場合には,履修人数の制限を行います。そのため,第1回目の授業には必ず出席してください。体調不良等でどうしても出席できない場合には,事前に市ヶ谷保健体育センターに履修希望を届け出た学生のみ履修の可能性を有することとします。
なお,本授業は単に自身が目的に応じた身体活動を実践できるに留まらず,他者への助言も可能になる知識や情報,さらにはその解釈について学習することを目的にしています。そのため,授業を通じて運動やトレーニングの実践のみを希望する者の履修は認めません。