市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course
LIT100LA(文学 / Literature 100)日本近・現代文学BModern Japanese Literature B
【日本近・現代文学の問題作を読む】
川鍋 義一Yoshikazu KAWANABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 市ヶ谷リベラルアーツセンター(ILAC)ILAC Course |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2021 |
授業コードClass code | Q1012 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 法文営国環キ1~4年 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
選択・必修Optional/Compulsory | |
カテゴリー(2017年度以降)Category (2018~) |
2017年度以降入学者 ILAC科目 100番台 基盤科目 1群(人文分野) |
カテゴリー(2016年度以前)Category (2017) |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This course introduces Japanese modern literature.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
近現代日本文学の名作・問題作の読解に挑戦しましょう。
一作品につき3回程度の授業で進行します。
到達目標Goal
教養の授業ということで、目標を以下のように設定します。
・近現代日本文学になじむこと。
・新たな作品の姿、新たな読解方法を提示すること。
・近現代日本文学に対するより深い理解を涵養すること。
作家たちは文学を通じて、人間はいかに生きるか、他者・社会といかにかかわるかを問うてきました。
わたしたちはこれらの作品を読みながら、現在を生きるわたしたち自身とわたしたちにかかわる問題について新たな視点を得たいと思います。
秋学期の「日本近・現代文学B」では大正期、昭和期の作品を学びます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部・法律学科:DP3・DP4、法学部・政治学科:DP1、法学部・国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP1、国際文化学部:DP2、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
オンライン(オンデマンド)の講義形式。授業は授業開始時刻に授業支援システム、Google Classroomなどで公開されます。パワーポイントのファイルなどを視聴し、Google フォームの課題に答える形式で授業は進行します。
テキストは必ず事前に読んでくることを求めます。テキストを読んでこない人は受講しないでください。
以下にテキストを示しますが、扱う作品が収録されているなら別の版でもかまいませんし、インターネット「青空文庫」にアップされている作品はそこからダウンロードしたものでもかまいません。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1:ガイダンス
授業計画および予備知識の説明。
2:自然主義から私小説へ
『子をつれて』
3:やっかいな〈わたし〉
『子をつれて』
4:私小説の意義とはなにか
『子をつれて』
5:芥川龍之介について
『歯車』
6:文学と狂気について
『歯車』
7:芥川龍之介のたたかいとはなにか
『歯車』
8:戦前、戦中、戦後
『人間失格』
9:芥川龍之介と太宰治
『人間失格』
10:敗者の真実
『人間失格』
11:作品の時代背景――禁教の時代と第二次大戦後
『沈黙』
12:神の暴力について
『沈黙』
13:日向のにおい
『沈黙』
14:まとめと説明
まとめと説明
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
上述のように、テキストを事前に入手し、しっかり読んでおくことを求めます。これは単位認定のための最低条件です。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
葛西善蔵『哀しき父 椎の若葉』講談社文芸文庫
芥川龍之介『歯車他二篇』岩波文庫
太宰治『人間失格』新潮文庫ほか
遠藤周作『沈黙』新潮文庫
参考書References
特になし。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(Google フォームなどを利用した課題)50%、期末のレポート50%。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
※ 専門用語は解説し、わかりやすい授業を心がけています。
※ 上にも書いてありますが、この授業はオンライン(オンデマンド)で実施します。授業はそれぞれの曜日時限に、学習支援システム、Google Classroomなどで公開されます。
※ メール(大学のアカウント)は、頻繁にチェックしてください。2020年度は、チェック漏れによる課題未提出などのトラブルが続出しました。そういうことがないようにしましょう。
※ コンピュータ、通信などの問題が生じたとき、教員の使っているそれらの用語を知らないときは、まずググりましょう。
その他の重要事項Others
春学期の明治と、秋学期の大正~昭和とで問題が完結するので、通年での受講を強く推奨します。