Department of Global and Interdisciplinary Studies

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IDN200LA(アイデンティティー教育 / Identity studies 200)
Hosei Studies B

北口 由望

Class code etc
Faculty/Graduate school Department of Global and Interdisciplinary Studies
Attached documents
Year 2024
Class code A6624
Previous Class code
Previous Class title
Term 春学期授業/Spring
Day/Period 金5/Fri.5
Class Type
Campus 市ヶ谷
Classroom name 市富士‐F506
Grade 1~4
Credit(s) 2
Notes Not Available for ESOP Students.
Open Program
Open Program (Notes)
Global Open Program
Interdepartmental class taking system for Academic Achievers
Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes)
Class taught by instructors with practical experience
SDGs CP
Urban Design CP
Diversity CP
Learning for the Future CP
Carbon Neutral CP
Chiyoda Campus Consortium
Duplicate Subjects Taken Under Previous Class Title
Category (commenced 2024 onwards) 100-level General Study Courses
Value-Added Courses
Category (commenced 2020-2023) 100-level General Study Courses
Value-Added Courses
Category (commenced 2016-2019) 100-level General Study Courses
Adjunct Subjects

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Outline and objectives

 この授業では「大学と地域」をテーマに、法政大学の歴史と文化に焦点をあてます。法政大学はなぜ市ケ谷にあるのか、なぜ多摩や小金井にもキャンパスがあるのか。法政大学に通う学生として抱く疑問や関心について、日本近現代史や大学史などの学問的な観点から検証します。具体的なテーマとして、大学創立の地・東京神田、市ケ谷キャンパスとその周辺(外濠・神楽坂)の歴史と文化、鉄道と郊外型キャンパスの形成、付属校の成り立ち、北軽井沢法政大学村と岩波文化などを挙げることができます。法政大学の歴史を通して、日本の近現代や大学の在り方を捉え直す機会となるでしょう。
 また、HOSEIミュージアムの展示コンテンツやデジタルアーカイブをはじめ、様々な資料から「法政学」を探究し、実践的な試みとして、ミュージアムでの小規模な発表会開催も検討します。

Goal

1.法政大学の歴史はもちろんのこと、日本近現代史や大学の歴史に関する基礎的な知識を得ることができます。
2.身近なテーマを学問的な「問い」へと発展させる視野を養います。
3.調査研究の前提となるテーマ設定の具体化や各種資料の調査方法・読解方法について学ぶことができます。
4.演習形式が中心となるため、各学部の専門ゼミ履修への準備になります。

Default language used in class

日本語 / Japanese

Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )

授業計画に則り、講義形式と演習形式を組み合わせて進行します。第4回ではHOSEIミュージアムで見学調査を行い、第7回では市ヶ谷キャンパスとその周辺地域を歩き、現在の大学と地域について議論します。なお、受講生は授業内で報告(1回)を行う必要があります。報告(発表)や質問、リアクションペーパー等に対するフィードバックは授業中に行います。

Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)

あり / Yes

Fieldwork in class

あり / Yes

Schedule

授業形態/methods of teaching:対面/face to face

※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。

第1回[対面/face to face]:導入

本授業の目標、スケジュール等を説明します。

第2回[対面/face to face]:法政大学の歴史-東京法学社創立から戦前期まで-

法律学校時代から戦争の時代に至るまで、法政大学の歴史を主に「地域」の観点から振り返ります。

第3回[対面/face to face]:法政大学の歴史-戦後復興から現在まで-

戦後復興から現在に至るまで、法政大学の歴史を主に「地域」の観点から振り返ります。

第4回[対面/face to face]:HOSEIミュージアムでの学び

HOSEIミュージアムを訪問し、展示内容から法政大学に関わる様々なテーマについて知見を得ます。

第5回[対面/face to face]:デジタルアーカイブの使い方を学ぶ

HOSEIミュージアムデジタルアーカイブをはじめ、各種デジタルアーカイブの使用方法とを学びます。

第6回[対面/face to face]:テーマ設定方法と報告の基礎を学ぶ

「問い」の立て方、テーマ設定の方法をはじめ、レジュメの作成やプレゼンテーション方法など、報告の基礎を学びます。

第7回[対面/face to face]:市ケ谷キャンパスとその周辺を歩く

市ケ谷キャンパスと、その周辺を歩き、現在の大学と地域について議論します。

第8回[対面/face to face]:法政大学草創期に関するテーマ設定と資料紹介

法政大学創立の地である東京神田や創立者の出身地について、科目担当者とともにテーマ設定を行います。

第9回[対面/face to face]:市ケ谷キャンパスとその周辺に関するテーマ設定と資料紹介

市ケ谷キャンパスと、外濠や神楽坂といった周辺地域について、科目担当者とともにテーマ設定を行います。

第10回[対面/face to face]:その他、大学ゆかりの地域に関するテーマ設定と資料紹介

多摩/小金井キャンパスや付属校、北軽井沢法政大学村など、大学ゆかりの地域について、科目担当者とともにテーマ設定を行います。

第11回[対面/face to face]:法政大学草創期をテーマとした報告

法政大学創立の地である東京神田や創立者の出身地について、受講者の報告を行います。

第12回[対面/face to face]:市ケ谷キャンパスとその周辺をテーマとした報告

市ケ谷キャンパス、そして外濠や神楽坂といった周辺地域について、受講者の報告を行います。

第13回[対面/face to face]:その他、大学ゆかりの地域をテーマとした報告

多摩/小金井キャンパスや付属校、北軽井沢法政大学村など、大学ゆかりの地域について、受講者の報告を行います。

第14回[対面/face to face]:映像上映と総括

HOSEIミュージアムの映像シリーズ「法政大学の歴史・文化・個性」を鑑賞し、科目担当者による総括を行います。

Work to be done outside of class (preparation, etc.)

 事前学習では、HOSEIミュージアムに展示されているコンテンツ、同デジタルアーカイブの調査や授業内で紹介された文献の読解を行います。復習では、毎回科目担当者が配布した資料とHoppiiにアップロードされた資料を読み直します。
 なお、本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。

Textbooks

テキストは使用せず、毎回、科目担当者が資料を配布します。

References

『法政大学八十年史』(1961年)、『法政大学百年史』(1980年)、『法政大学と戦後五〇年』(2004年)、『法律学の夜明けと法政大学』(1992年)、『都市と大学―法政大学から東京を視る〈増補改訂版〉』(2023年)、『HOSEIミュージアム紀要』(2021年~2024年)

Grading criteria

平常点と授業内の報告(各50%)にて判断します。

Changes following student comments

学部を超えた交流の機会となるよう、受講者が自由に発言できる「場」を形成したいと思います。

Equipment student needs to prepare

報告用のPCなどの機器は科目担当者が用意します。

Others

 関連科目「大学を知ろう <法政学>への招待」で学んだ内容を前提としますので、同科目の既修者か、それと同等の前提知識を得てから受講してください。後者の場合、大学公式HPに掲載されている「HOSEI MUSEUM」が参考になります。